車輪とビール

次の人生を模索する日々

アイカレ海老原さん ご卒業おめでとうございます

2024-09-30 23:04:48 | IDOL
 先日と同じことを申し上げますが、8月末から何とかして行きたいイベントラッシュで、その最終章が一昨日昨日でした。
 表題の件、アイカレのリーダー海老原さんの卒業ライブに参加して参りました。
 自分の海老原さんの印象は、日比谷野音の感想で記した通り、日頃から慈愛をもってメンバーに接している めっちゃ良い子って印象ですね。
 何と言いましょうか、、、昨日はメンバーからもファン側からも、その場の全員が「良い感じで送り出したい」というエネルギーが集約されたすごく素敵な場所になっていたと感じました。どうしてもキーボードを叩きたくログインした次第。

 まずアイカレ自体が15年続いているグループで、海老原さんはその内13年間続けて7年間はリーダーのポジション。歌もダンスもかなり強い方でしたので、アイカレのチームカラーはもちろん、パフォーマンスもかなり大きな部分を支えてこられた、アイカレメンバーとしてもアイドルという職業としてもレジェンドクラスの方であります。
 自分はその内2年程度しか知りませんが、それでも色々感謝は湧き上がってくる訳で。ぶっちゃけ1年だろうと半年だろうと半月だろうと良い思い出があれば十分であります。もちろん長く見てこられた方が色々な思い出や理解度が大きく異なるはずですので、感じ方や捉え方はひょっとしたら全く異なるものになるかもしれませんが。
 まぁ「あくまで自分はこうだ」以上も以下もないのがチラシの裏というものである。感情をそのまま文字に変換して消化することができるツールとしてはブラウザログは便利だ。その最高峰は個人的には日記ですが、、、といういつものごとく、話が130Rのようにそれているのでホームストレートに戻っていく。

 しかし、、、率直に振り返ると「推しとか関係なく、ここ数年で一番感動した」。
 親族、運営さん、メンバー、ファン、曲、衣装、演出、歴史、、、粒度関係なく今この瞬間に適当に要素を思い浮かべてみましたが、これらが全てつながっているものを感じました。そういうことができる子だったんだなぁ、と思います。
 これまでのオタク人生を思い浮かべて、卒業やら解散やら、死別というとてもしんどい経験もしましたが、過去自分が味わったことが無い、とても幅広い要素が全て込められた上で全ての要素が双方向で感謝に昇華させることが表現されたステージだったと受け取りました。普通に「ありがとう」って吐露してしまってたしな。
 そう考えていくと「ありがとう」という言葉はつながっていく上で重要な要素だよなぁ、とふと。仕事でもそうですし、趣味でもそう。先週もそうですが、自分にとって嬉しさであったり利益といった、科学用語で言うところの報酬を頂戴した際にちゃんと表現することは重要ですが、現実は案外難しいもの。抜け漏れが良く発生してしまい、その都度自己嫌悪に陥いる訳ですが、最低限その報酬に対して伝えやすいフレーズと言うか表現方法の一つだよなぁと。
 また話がローズヘアピンのように折れ曲がってしまいましたが、海老原さんはグループを代表して演者さんからの感謝をファンに伝える姿勢と言いますか、パワーがあると言いますか、表現力が凄くあると思うのです。その代表格のシーンとして、アイカレの代表曲であるYOZORAで「ありがとーーー!!」と叫ぶ恒例の演出があるのですが、強い曲に対しても負けない声量もさることながら、その様がロックスターのような生き様が表現されており、オンリーワンの魅力が炸裂するわけでして。昨日が恐らく現役ラストのYOZORAありがとうだったと思うのですが、言うまでもなく最高。お見事でした。

 上記が個人的に海老原さんから感じている魅力ですが、周りのメンバーからも「成功させる」というような、ある種の気迫のようなものを感じまして。先日開催されたTDCワンマンの「成功させる」とは違う、卒業独特の寂しさは念頭にありましたがそれ以上の一瞬一瞬を楽しみ、味わい、感謝を表現されているような、そんな読み取り方ができる、海老原さんに向けた感謝を込めた表現が詰め込まれていた良いパフォーマンスでした。海老原さん自体も「100点」と仰られていましたが、メンバーも100点であったと思います。
 ファン側も海老原さんファンの有志を筆頭に綺麗に送り届けたいといった旨のエネルギーが伝わる、とてもいい雰囲気でしたね。堤さんの卒業公演の時も感じましたが、ファンも演者さんのキャラに似ていると言いましょうか。良い人多いんすよね、海老原さんのファンって。情熱的で優しくさわやかな方が多い印象があります。ファンと言うさわやかな表現をしつつ当然オタクなので熱狂的な要素を感じることもありますがw
 ただ、本当に紳士が多い印象ありますね。海老原さんの卒業に華道を作っておられた。とても素敵なサポートをされておられたと思います!

 何かもうちょっと整理しましょうか、、、考えがまとまらないと言いましょうか、もうちょっと言いたい事があるはずで。
 気が向いたら追記しますがいったん酔いどれの電子裏紙メモはここまでで。


% 追記 - s -

 昨日(9/30)は疲労困憊につき頭が回らず、寝落ちを乗り越えて強引に〆てまして。昨日よりは頭の回転がましなので追記を。
 現時点でもう2日経ってしまいましたが、余韻がすごくて、ですね。「推し」という存在ではないですし、解散するわけでも無いのにここまでのインパクトが残る要因を少し思い返すと、やはり日頃の振舞いなんだろうな、と思います。
 撮影会やら何やら、といったイベントで真っ先に売り切れる訳でもないのに、誰も悪いことを言わない。むしろ「あの子はええ子やで」であったり、何より悪いことを聴いた記憶が無い。無視できる存在感ではない中でこの評価は、「居て当たり前」というポジションであったと考えます。自分はその1[w]前にご卒業された南さんはほとんど絡みが無かったため卒業ライブは不参加でしたが、Xのタイムラインの感謝と喪失感が複雑怪奇にまじりあっていたのを観て、やはり「存在は失われてから気づく」という意味を改めて思い知ったばかりです。海老さんももちろん影響力は計り知れませんが、南さんの淑女と言いましょうか、憧れの女性のアイコンと言いましょうか。「〆る存在」という印象が先行しますが、パフォーマンス中の表情を観て思うこととして、慈愛と敬意をもってメンバー、ファンに接することのできる、その上引っ張ることができる説得力が魅力の姐御であった、と感じております。

 一方、海老さんは南さんとは違う、下支えで力を発揮するタイプと勝手に感じておりまして。
 どうでも良い事を綴ると、自分が目指している振舞い、考え方として「No.2理論」というものがあります。No.1はやはり夢であったり、目指すものを信じて邁進して背中を引っ張る主人公的な存在。No.2はヤバイピンチであったり、現実を踏まえつつ攻めた作戦の成功を上げることに尽力する参謀的であったり、超すごい下支えな存在。レース業界で言うストラテジストと問題解決のできるメカニック、という現場力の底をアゲまくる最強の存在である。No.1、2のどちらが良い悪いではなく、双方向に敬意があり、チームを引っ張り上げる組織が成功の秘訣である、と信じております。
 No.2を素で、さらにそれを継続して周りを巻き込み、最後はNo.1で終わる・・・自分の知りうる範囲でNo.2理論をやりおおしてNo.1までも味わった最強の存在、つまり自分も憧れる存在だったんじゃないかな、と今では思います。
 考えてみれば世の中のNo.1像にとらわれると「どちらかというと」という上記のような層別をしてしまうだけで、自分の中で信じる道を貫いたらもうそれはNo.1でしかない。あの場はそんな説得力が周りを巻き込んで伝播して実現された奇跡のライブだった、と今では考えます。
 全ての人に訴えかけるパワーの根源はそれに向かうことを表現する事であり、やりきる事であり、そして悔いを残さない事なのかもしれない。
 敬意が含まれているエモさは心を震わせますね。

% 追記 - e -


 イベントラッシュ、全てが記憶に残る一つ一つが最高のイベントだったなぁ、と申し上げたく。その〆が海老さんの卒業ライブでしたが、ライブ自体もこの流れも全てが本当に素敵でした。
 自然に幸せを撒ける方なのでこれからも素敵な日々を過ごされると思います。海老原優花さん、いったんアイカレお疲れさまでした!良い思い出をありがとうございました!
コメント

高橋媛さん生誕イベントは尊かった 2年目

2024-09-26 21:09:32 | IDOL
 どうやら2か月以上更新が無い本ブログ。実は綴っていたは良いものの「コロナに罹患して思ったこと」を綴ったは良いけど健康を主張するのはだせぇと思ったり、「政治経済は自分のキャラちゃいますわ」で消したり、「米騒動」を中途半端に綴っていたり「仕事の愚痴を題材にしたドロっとしたもの」は一番だせぇな、と気が乗らずにグダっていたらいつも通り放置してしまっていたよ、という至って通常運転でしたまる
 しかし綴りたいときに綴る、このスタイルは続けていきたい。。。この葛藤に風穴を開けるエネルギーがある題材、そうオタクな内容ですね!

 実は8月下旬から毎週何らかの「これは行かねば」というイベントが続いておりまして。
 8月末はアイカレさんの舞台、9月はリーダー海老さんのソロライブ、アイカレさんの中でも歴史上のリベンジマッチという位置づけの東京ドームシティホールでの大規模会場でのライブ、今自分が一番着目+好きなレースである世界耐久選手権(WEC)、そして先週は表記の件、暴力的な可愛さで首を垂れてしまう存在である高橋媛さんの20才生誕祭が開催されました。
 考えうるリスクを事前につぶし切り、誰も文句を言わせない状況を作り当たり前のように年休を取得し、万全の状態で参加させて頂きました。

 ぶっちゃけリアル仕事はそこそこ色々な事柄が重なりまくってやる事のバリエーションも広くて苦労しましたが、オタクを長くやっていると「気合を入れるポイント」が光って見えるというもの。私は自転車競技を昔嗜んでいた訳ですが、一番心に残っている教訓は「今だけ頑張れ」。
 世間では山あり谷ありなんて言葉はありますが、それは俯瞰して自分を制御できる人しかわからない、と思っております。自分のような偏差値2には刺さらないスローガン、、しかし「今だけ頑張れ」は違う。
 確かに「今だけ頑張ったら何とかなった」が大人になると事例が増えてくるわけで「とりあえずやってから考える(※ リソーセスと戦略を練った上で)」が当たり前になってくるわけで。
 頭で考えるととりあえず手を動かすの塩梅がいつの間にか直感と言いますが、感覚的にわかってきた気がしてまして。その精度と言うか打率も高くなっている昨今、世の中では「ライフワークバランス」とかいうゴミワードが言われておりますが、そんな資本家視点のバランスは不要。
 ライフのためにワークがあるだけで、ライフが至上だ。ワークなんざ3,4の次ぐらいだよ。黙らせれば良いだけなので黙らすためのアイテムを真剣に考えるだけで良いんだ。
 上記に綴ったようそこそこの難易度の状況でしたが、詰めるポイントがバチっと決まって今年は「心技体の全てを余裕の構え」で参加することができたのはうれしい。

 東京に向かう新幹線の中で一発酒、昼は寿司とお気にの酒、ライブに向けてグダっと酒、そんな状態で臨んだ高橋媛さんの生誕ライブはどうだったのか?
 どうもこうもない。可愛さ、綺麗さ、楽しさ、嬉しさ、といった一言で凝縮すると「感謝」が高密度で圧縮されたマッスルなイベントだったと言えましょう。
 何度でも綴りますが高橋媛さん最強の魅力は「周りへの感謝」をベースに芯を持った凛とした姿勢にある。魅力が溢れ、ついつい失明直前に追い込まれることもしばしばある訳ですが、この生誕イベントも入ってきた瞬間に「今年もありがとう」で1エモ、状況にあった爽やかな演目に2エモ、自分でキャスティングした演者さんとのわちゃわちゃで3エモ、心の底から愛してやまないユニットであるおむすびコロコロのセットリストをパフォーマンスしてくれた瞬間に4エモ、ラストはアイカレ屈指の感謝バラード調の演目で5エモ、つまり死亡である。
 エモとか簡単に綴っていますが、胸のこみ上げ方、高鳴り方、視界から集約される温度の取得、演者さんの笑顔から得られる謎の成分、、、自分の知っている単語で上記を「尊い」と丸めてしまいました。
 そして会場の空気を咀嚼し消化するに従い「感謝が生まれる」といういつも通りの流れである。

 ちょっと前から神経科学をベースにした人間の反応であったり、五感とホルモンの関係やこれまで蓄積された経験の組み合わせで生まれる感情というものであったり、最近ですと社会学/哲学といった人文の観点も取り入れてこの「感謝」であったり「尊さ」について色々考えている訳ですが今年もその解に触れるまでには至らなさそうである。
 何となくわかりそうで、しかし何かが足りない。考察を考えると共通項のようなものは出てくるけど結局同じことを述べているだけである。
 このループを抜け出す一手に昨年よりは近づいている気はするが決め手がない。

 そんな個人的な頭の中はどうでもよろしい。何が良かったか、ここを主張させて頂くと2点ある。
 両方共共通することとして昨年宣言された内容がもととなる。

 1点目は「先輩/主力メンバー卒業に伴う危機感」である。そこに対してのアンサーは常々「だからこそ盛り上げる」という気立ての良い主張をされておられる訳ですが、先日のTDCもそうですが高橋さんは向上心の塊である。キレイカワイイ以上にその気立てからくる実力の向上が観られるところが大変「良い」のである。昨年は「思い通りにいかなんだ、、、」的な感想がある瞬間もありましたが、今年はそんなシーンをあまり聞きませんし実際観ていてもおお外しみたいなものは無い。かといって守りに入っている感覚も無い。これです、これなんですよ。反骨心ではなく、卒業を踏まえた上でのできることをちゃんとやっていることを示してくれる姿勢に胸を打たれる訳です。

 2点目は言わずもがな、実力、人気、余裕がだんだんついてきた上での魅力である。
 視線の捉え方が何となく広くなっていると思うのです。めっちゃ変なところで沸いていても、広い会場でへらついていてもなんか見つけられる。しかし会場の雰囲気もちゃんと踏まえておられるところから、魅せ方と観方の両面がいい方向に進んでいるんだろうなぁ、と思う訳でして。
 アイカレは色々出入りが激しいのに何故か若干閉鎖的な感じがするわけですが、発信力であったり説得力を付けることはすごく重要だと思いまして。武器にして欲しいと願ってやまない。

 昨年と全く同じことを申し上げますが、高橋媛さんの良いところをガン観できためちゃいいイベントでした。
 やっぱ良い子だなぁ。細々と、ではありますが応援していこう。
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