車輪とビール

次の人生を模索する日々

SUPER FORMULA 第3戦 決勝 鈴鹿サーキット | 2022 SUPER FORMULA Rd.3 SUZUKA

2022-05-06 23:20:09 | 


 我が推しの焼肉弁当。クリックすると大きくなります(超どうでもよい)。久々でございました。
 大学時代からハンドルネームを「(鈴鹿の)ぎゅうくし」としておりますが、今や「焼肉弁当」にすべきではないのか?

初優勝❗️松下 信治 レースハイライト | 2022 SUPER FORMULA Rd.3 SUZUKA


 GW前の思い出ですが、本当にこのレース観戦は熱く、面白く、そして素敵な思い出になりました。
 良い感じのタイミングで久々に副業と抱き合わせで観戦ができまして。また、鈴鹿自体も本当に久しぶりで。どうやら2019年のSF以来だったようです。何ていうか、やっぱ鈴鹿は好きだわ。コースレイアウトもそうだし観戦快適だし、そして何よりやっぱ思い出が多い。
 一番の思い出は大学時代の戦友達と自転車で疾走した思い出ですが、観戦としては台風の中のF1だったりSGTだったりいろいろあるけど、2018年のSF最終戦かなぁ。観てるだけで感動したものです。
 色々世界中に面白いレースはあるけど、今一番好きなレースはsuper formulaだったりしますが、何だかんだであるときから全レースを何らかの形で観てるけど、今回のレースも指折りに入るレベルで超良かったなぁ。ふとyoutubeを見てたらいい記憶を思い出したので綴ろうかと。

 このレース自体は2&4と命名されておりJSBとSFという、国内最速レースを一度に楽しめますよ、という超好きなイベントでございます。
 2輪でも4輪でも鈴鹿は特別なコースでございますのでやっぱ観戦してて盛り上がります。理由は明白、ライダーもドライバーも腕の見せ所ポイントがたくさんあり、高速コーナー、中低速コーナーの全てに面白ポイントがあるところでございます。
 グラスタで一緒に盛り上がるもよし、1,2コーナーの流れを観察するもよし、S字を観察するもよし、デグナーを観るもよし、ヘヤピンの立ち上がりを観察するもよし、スプーンのラインを観察するもよし、シケインの気合ブレーキを観察するもよし。どこで観ても見どころがあるコースだと思います。
 JSBもSFもお祭りではなく、シリーズのかかったレースですのでガチガチのガチ。JSBも何らかの形で大体見てるので有名どころの選手もある程度は存じてるのでより楽しい。観客も良い感じのファンも多く、何か居心地も良いんだよなぁ。
 話は130Rぐらい変わりますが、、、2輪ファンは強いよなぁ。観戦しているときの面構えが違うw!!FP後や予選、ウィニングランの時エールを送る人が多い。あの雰囲気、大好きなのよね。サポートレースだろうと何だろうと、最近はなるべくやるようにしていたり。

 まぁそれはそれとして(?)、今回よかったのは2輪も4輪も超良いレースでした。土曜は良い天気と路面コンディションでバチバチの殴りあいでした。
 JSBは完全に横綱レース、SFは予選も横綱がバッチリ決める、という結果でしたが、、、実家から電車で観戦してましたのでビールとサーキットめしで一番好きな焼肉弁当をバチバチに決めまして!!これが土曜日一番の思い出かもしれないw
 見出し画像の通り、1年半ぶりに決めた焼肉弁当は最高でございましたw
 土曜日は雰囲気を楽しんだ面が強いですな。


MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 決勝レース2


 日曜は雨。この日は動画のように雨。時間が経つにつれ雨脚が弱くなります、というまたレース観戦としては面白いコンディションでして。
 JSBは土曜日とは戦況が変わり、横綱が追い込まれたレース。展開としては渡辺一樹選手がガンガンに攻めて攻めて「ひょっとして押し切るのか!?」という流れでSC。1コーナーで観戦してましたが、ブレーキがもうギリギリでSCまでの流れでも熱いレース展開でして。ところがそのSCで戦況が変化し、中須賀選手がポンと先頭に。
 「やっぱつえぇな」という雰囲気に包まれてましたが、渡辺選手が全然離れず「これは!??」という。そしてドックファイトの流れ。すごいレースだった。ゴール直後の中須賀選手の喜びようと渡辺選手の落胆に胸打たれた渾身の素晴らしいレースでした。
 8耐ももちろん重要だけど、JSB自体も広報やらなんやら頑張れば絶対もっと盛り上がるポテンシャルあるのにな!てか、盛り上がるべきだと心の底から思います。めちゃ速いしエキゾーストも良いし、スター選手も色々出てくる、魅力あるカテゴリーなのにな~。

 SFも激熱でして。路面コンディションの遷移が激しく、戦況がバンバン変わる観戦し甲斐のあるレース。
 最初の数周は応援ドライバーがポンと順位を上げて「よし来た、久々に表彰台イケルで!」と心躍りましたがどうやら内圧が高すぎたようで。ガンガンオーバーテイクされ、さらにピットでトラブルもあり下位に沈んでしまうという、ファン心理としてはしんどかったねぇ。。
 それはそれで、レースとしてはトップは中盤までは完全にレースを支配してるように見えまして、中盤からは2位3位が徐々にトップに追いついていく、という激熱展開。ラスト2周の1コーナーでのすさまじいオーバーテイクも生で観たときは心震えましたわ。

 SuperFormula、今年色々テコ入れが入り結構本気を感じます。マシンのバラエティが異なる上にサプライヤの数も違うため、ブース数やお祭り感はSGTまではいけないかもしれませんがガチの殴り合いを観るのであればやはりSF。こちらももっと盛り上がると良いな!
 タイヤの温度も観える化される日が来るなんて、、、胸が熱くなるなw
 80後半~100[℃]の間でマネジメントしているのかな。自宅Simのセットアップの良しあしの参考にしよ!もちろんSImとはタイヤが全然違いますが、どの程度ハンドル切ってどんな感じで温度が変わるのか、は多少相関を感じます。よくできてるな。

 色々ごちゃついた文章を綴ってしまったけど、今回の鈴鹿は何か個人的に久々の生観戦でさらに超良いレースとなり感動したなぁ、ということを言いたかっただけ。
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SuperFormula 富士 day2を観戦してきた

2022-04-10 20:22:53 | 
 なんて言うか昨日気になっていた選手から軒並み見せ場を見せて頂いたと言う。推しドライバーは軒並み駄目でしたが、、良いレースだったように思います。何て言うか、本日はツキがありませんでしたが、今一番気になって目で追ってしまう選手はサッシャ選手っす。Kondo Racingさん、キャップかTシャツ作ってください、オネシャス。

 しかし本日のレースは完全に野尻選手が制圧しましたね。昨日と全く同じ観戦コースである、予選はコカ・コーラ、本線は13コーナーイン側で本日のレースを楽しませていただいた訳ですが、予選のコカ・コーラはやはり色々見えますね。みんな攻めるコーナーだからこそ見ごたえがあります。ターンイン直前のバンプから縁石を踏んだ直後のあのびりびりした空気がたまりませんわ。
 野尻選手の一発目のミスの後、予選らしいわちゃわちゃの後の一息ついたタイミングで2発目で軒並みタイムが伸び悩んでおり「こりゃ宮田選手いったか」という空気をぶち破ったあの瞬間、観戦していた方なら「すごっ」となったのではないでしょうか。
 正直申し上げますと平川選手の予選ですがコカ・コーラがばちっと決まったように見え「こりゃいくでいくで」と印象を頂いたのですがまとめれなかったのでしょうか。逆に本日未明につづった三宅選手がいきなり魅せるというね。2Lapとも素晴らしかったなぁ。良いぬるぬる具合でした!今年のどこかで来てほしい選手です。

 レースの感想としては強いドライバーの存在感が際立った、良いレースでしたね。序盤のアクシデントはあるあるとして、トップフォーミュラで勝つためには強さが重要ってのが完全に垣間見えましたね。野尻選手、アクセル踏むのワンテンポ遅らせてましたもん。予選の際に塚越選手がおっしゃられていた「予選はアンダー気味?」って完全に本線が強い選手の特徴では?って。路温が少し高かったのでリアがつらくなるのは明白で予選でアンダー気味でポールって盤石じゃんって思ってしまいました。予想通りタイム差以上に完全制圧、すごいわ。
 そして小林可夢偉選手も完全に強い存在感魅せてましたな。らしさ全開の素晴らしい見せ場がたくさんありました。青い無限とのバトルは最高で、両者共に情熱的で見どころ満点。順位関係なく、こういったシーンを現地で見たいのですよ。頂戴しました。
 もう一つ印象的だったのはやはり世界のヤマケンでしょうか。昨日は取っ散らかっていた印象が強かったのですが、本日は良いレースを魅せましたね。アウトラップのアレジ選手との勝負は見どころ満点でございました。さすが一流の修正力です。昨年とは一味違いそうです。
 つづっておいてなんですが、推しドライバーからはこういったシーンを観たいのですよ。なんかコンサバなスパイラルに陥っているような、、、もちろんこれは素人見解ですけど、何らかの形で面白くない流れを断ち切って欲しいな、と心から思います。ストラテジーはそこまで悪くなかったように思いますが、見ているとなんか詰め切れない。本日は抜いて欲しかったなぁ。

 あと帰り際に思ったこととしてはF1の盛り上がりに乗じてでもなんでもよい。ただただ単純に盛り上がって欲しいなと。
 情報必須のかなりマッシブなレースですが、わかってくるとものすごいつばぜり合いがあり面白いのよ。F1のような超人選手権とは異なる奥深さが今のSFにはある。国内最速ではなく、世界に通用するスピードスター選手権であることは昨今の羽ばたいていったドライバーの活躍を観れば明らかかと。
 国内サーキットを知り尽くしたドライバーに対して若手や海外のナイスドライバーがいきなり強さを見せるシーンがどんどん出てきてこれがまた面白い訳です。
 やっぱレースの現地観戦は良いね、と肌で感じた素敵な二日間でした。良い2020年と良いNEXT50の開幕になりましたね。
 次の鈴鹿をどうするかは世の中の状況次第で決めますが、行けそうならぜひ参加したいものです。久々に焼肉弁当とビールの最強サーキット飯のコンボを決めたひ。
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SuperFormula2022 開幕戦を観戦してきた

2022-04-10 03:24:23 | 
 大手を振って観戦、、、という訳ではないですが、社会の空気を読んで開幕戦の観戦に行って参りました。まぁ本日もいくのだけど。
 ブースも少しずつ活気を取り戻し、コロナ禍前に戻りつつある空気感がうれしい。
 今年のSuper Formula(以下SF)は「50」というスローガンの下、様々な試行をされております。F1もそうですが、カーボンニュートラルだのどうのこうので中々な規制も強まり、これまでの車づくりではごはんが食べれないことが間違いない昨今。自分もその業界でごはんを頂いておりますので他人事ではありません。。

 その波及は車両開発現場だけではなく、もちろんレース業界も影響がございます。「感性に響く車」より近代化というなんでも制御したいの成れの果てだと勝手に思っている「自動化」の色が世間では推進されておりますが、ぼくは「驚速、爆音」にドラマを感じるクラシックなオタク。
 今後レース業界も自動化というAI化が進み、カーボンニュートラルでクリーンで静かな燃費選手権、、、となったらつまらない。かといって従来のままでは生きていけない。そんな中、細かい車両開発の技術は継続しつつ、エンタメ色も強め、イベントもクリーンな試みをしていき生き残りをかけていく、という強いメッセージを感じる試行はとても素晴らしいと思います。海外ドライバーに注目されるシーズンになるとより良くなるとは思いますが、時代背景的にそれはもう少し先の話になるでしょうか。。状況次第で海外わたるのも規制があるしな。

 そんな色々変化の年であるSFですが、開幕戦は今年からの試みの一つである「1日で2レースやる」というイベントになりました。AMに予選やってPMに決勝という、どえらい大変なスケジュールです。決勝もハーフではなく富士を41周という200km行かない程度の程よい距離感。ちょうど1[h]ぐらいのレースに期待するマッシブなレースとなりました。1[h]ぐらいのレースの何が良いって「タイヤの使い方に差が出せる」、ここが熱い!
 決勝に振ってアベレージで殴り合う従来通りの戦略から、多少予選に振っても決勝で戦える幅が良いっすね。300[km]の長期的な戦略ももちろん面白いのですが、昔のJAF GPのようなスプリント感も少しある「ダレない、飽きない」の程良い距離感が好きです。
 ウォームラップの時にリアウィングの角度を観察してましたが、直線に振りからダウンフォースそこそこつける車両までバリエーションも出てましたね。本日はフロントの角度にも注目してみようと思います(難易度高すぎて諦めるかもしれんけど、、、)。

 昨日のレースの注目点としてはまずはkondoレーシングのタイヤライフでした。
 それなりのペースで走っているときは自分はよくコカ・コーラのターンイン前のバウンドと縁石のまたいだ瞬間の振舞いと出口の横の雰囲気を観察するのですが、サッシャ選手のワンテンポ速いアクセラレーションに驚きをもった記憶は新しい。
 kondoレーシングの減衰は何となく他チームより硬めの印象ですが、縁石またいだ後に一瞬スライドさせつつも何事もなかったかのように安定してカッとんでいく姿が大変カッコよくもタイヤライフ短いのでは、と推察してました。
 ということもあって富士でレースをガチで観戦するときの一推しポイントである13コーナーイン側で今回も観戦。
 ということが無くてもマジレースの決勝は大体13コーナーで観てますがw

 他車両に比べるとピーキーに感じましたが、サッシャ選手のアクセラレーションがめちゃ丁寧で早く、上手くいなすことでリザルトがついてきた印象を受けました。インパルと無限のような「こりゃぁ決勝強いわ」というチームは基本操舵はぶれず、とっとと方向転換してとっととアクセル踏む、のレベルを突き詰めているなって振舞いに感じますが、サッシャ選手はアクセルでスライド量最小限で曲げてそうな感覚に観えました。何乗っても速いわ、あのドライバー!パロウ選手に通づるものを感じたですよ。
 チームメイトもナイスドライバーなのですが操舵を修正するシーンが多く、リザルトに明確な違いが出てしまったように見えます。チームメイト間の差分の大きさとしてはナカジマレーシングのチーム間も大きく感じまして、山本選手は終始苦労操舵が忙しそうでしたが、大湯選手は比較的すんなりと流れている。
 ちなみに今年は大湯選手がもっときそうな予感がしております。予選のコカ・コーラで突っ込み過ぎたのが昨日の全てになりましたが(明らかに「速い」っと感じた後に縁石後に破綻、すごいものを観た)、間違いなく速い上に決勝も強そう。
 個人的には坪井選手を応援しているのですが、最終的にしのぎきったのは本当に天晴!
 後、似たような感覚でめちゃ速いのではと思ったのは三宅淳詞選手。13コーナーでアクセルを吹かすポイントがワンテンポ速く、マシンをつかんではまれば上位きそうな、そんな予感。佐藤蓮選手と同じく、今年注目やね。

 昨日の総評として、最近はリアタイヤの使い方とセットアップのバランスが重要に感じます。
 今リザルト残している選手ってF3やF4でスリッパリーな状態でもキラリと光る走りを感じた記憶があり、ポールを取った苦労人笹原選手だといつぞやの豪雨の岡山ポルシェカップでの超レイトブレーキ、佐藤蓮選手だとF4 SUGOでのインターミディエイトでの爆走、サッシャ選手だと嵐のAPで次元の違うコーナーリング、など。これが次世代なのかもしれませんね。
 そういった意味ですと昨日は振るいませんでしたが、TOM'Sのアレジ選手も調整できたらもっとリザルトつくのではないか、と思います。
 本日も天気よさそうですし、昨日より拮抗すると思うので楽しみです。
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精神統一にきている

2022-03-23 09:19:45 | 
 昨年おととしと残念ながら遠征は基本控えていたが故、現地でのレース観戦をかなり控えめにしておりましたが、「平日近所で行われるのSFテストは大丈夫だろう」という判断の下、昨年に続いて今年も観戦に。
 ちょうどバチンとよいタイミングで蔓延防止も終わったので大手を振って年休取って観戦できますね。感染者の数字はぶっちゃけ操作されまくりな印象はありますが、まぁそれはそれとして、社会的には気を付けていればO.K.、という免罪符を手に入れることができます。
 何て言うかレース観戦て基本人としゃべることはないから感染リスクもくそもないのだけど、まぁそこは。

 昨日、本日とこの騒動であまりに余った年休をぶち込み、業務は中々な状況ではあるけどいわゆる調整という奴で久々のエキゾーストを楽しんでおります。
 正直、公式テストは年間通じても1,2を争うぐらい好きなイベントで、人少ないし、観るところも多く、何となくよさそうなドライバーを見つけることができるので飽きない。早く騒動が収まってピット裏ももぐりこめるような時代が来て欲しいものです。

 正直セッション開始まで暇だからキーボードを叩いている訳で、昨日が笑える状況だったので綴ろうかと。
 昨日の富士スピードウェイの天気は基本雨。さらに気温が5度行くか行かないかぐらいで午後は霙から雪の予報が経ってしまうレベル。
 そんななか開催されましたが、やはり気温がだいぶ低く、さらに雨も弱くなはいという、走れなくはないけど厳しいコンディションの中、インスタレーションラップっぽい走行はあれど、基本おとなしいセッションとなりました。まぁ、空気感としては当然でしたが。
 そして残り30[min]程度辺りでしょうか、明らかに雪が混じり始め、最後は完全にびちゃびちゃの雪にw
 シフトアップでリアが揺れているのも目視で確認できるぐらいのレベルでしたねぇ。
 そしてセッションラスト1[min]で4輪駄々ずべりでSFが転がっていくのを観てしまった。。

 さすがに雪の中トップフォーミュラを観戦したことは初めて。そして盛大に4輪横滑りを観たのも初めてでした。
 いや、あれはあれで驚きましたわい。PMは走行は出来ないと確信し帰宅。1[h]で自宅に帰れる幸せ。
 
 3/23本日は打って変わって少し肌寒い晴天。完全にテスト日和であります。
 恐らくテスト消化するはずなのでがっつり走行を目に収めれそうですぞ。

 フォーミュラライツのテストもあるようですので、本日は夕方までコースに付きっ切りやな。
 2022年の夜明けが来ましたぞ。
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久々にSF観戦してきたよって話

2021-10-18 20:08:14 | 
 このFuckingウィルス騒動で自粛していたレース観戦、今回久々に現地観戦に行って参りました。
 くそったれウィルス騒動ですが、左腕の鈍痛と発熱に耐え、モデルナワクチンを2回ぶち込み、ようやく居住区も訪問先も非常事態宣言が解除されたのでそろそろええやろ、という判断。
 もちろん旅先でその土地のおいしいものでぼろくそに酔いどれる醍醐味は味わいたかったですが、そこは耐えてでもレース観戦したかったんや、自分。
 また昨今自称アルバイトが忙しく悩ましい状況でしたが、奇跡的に出口が見えたので観戦を強行した次第でございます。
 ここまで愚痴愚痴と綴っておいてなんですが、言いたいことは一言。「最高のレースを観戦できて大満足です。」

 出発は土曜日3時過ぎ。久々のレース観戦かつ遠征に胸を躍らせましたね。
 そうそうこの感じ。ゲートオープンやらタイムスケジュールに変更はないか、やら渋滞や交通規制はないか、やら。
 そして積み込み終えて「カギ閉めたのか?」
 色々懐かしい気持ち(といっても19年以来か)で自宅を後にしたあのちょっとした高揚と緊張。サーキットに向かう道中の全てが期待に代わっていく過程、と楽しかったねぇ。
 そして夜明けからちょっとしてツインリンクもてぎに到着。最初は北口に行ってしまいましたが誤りに気付き、南口にw

 本当に久々の気持ちで現地についても高揚したねぇ。ゲートオープン待ちも久々で楽しかったし、あの開園前のしっとりした雰囲気も楽しかったし。
 開園準備のスタッフさんの準備も懐かしかったり、となんか里帰りに通づる気持ちになってしまったのはここだけの話。
 すっごい正直申し上げると木曜日にアルバイトが収束したので金曜日から行きたかったのですが、ちょっとした打ち合わせがあり金曜日は断念。しかしその打ち合わせがしょーもない、くそみたいな打ち合わせでブチ切れていたのはここだけの話。
 ここだけの話しが多いのは弊社の仕様です。

 久々に拝見した最初のイベントはTCRJ。WTCCと同じレギュレーションでイン側リアホイールを浮かせながらフルブレーキングする姿がかっこいい以上に笑える、しかし箱車らしいバトルが生まれる楽しみなカテゴリーだったりします。いいバトルの後はレース後に手を振ると結構レスもくれるし、自分は好き。
 また、エキゾーストを聞いて「あぁ、落ち着く」と。一般的にはコーヒーやたばこでほっと一息つくような感覚なのでしょうか。自分は上質なエキゾーストや点火カットを耳から拝聴した時に安らぎを感じる人種のようです。

 そんな感傷に浸りながらねっとり楽しんだ後はサポートレースと言っていいのかわからないレベルに突っ込みつつあるフォーミュラ・ライツ。F3が終わり、このマシンのお披露目に千代選手が乗車されたのはうっすら記憶にあります。その時も「ダウンフォースが強く、レースも楽しくなる。また、勉強になる」といったコメントがあったような。
 生で拝見したのは今年の頭のSF公式の時だったでしょうか。今回はアレジ選手が完全にはまってたな。S字で観察していると名取選手も一貫性あったし、3コーナーは佐藤選手(めっちゃ期待している選手)もセンスを感じたけど、若干ホイールスピンさせながらいわゆるセクシーにコーナーリングしていくアレジ選手が今回のウェット気味のシチュエーションではかなり光っていた印象が強いです。てか、今回のもてぎの名取選手は終始ちょっと取っ散らかりすぎたかな。ナイスドライバーなので今後サッシャ選手や宮田選手のような、推進力だけでなく修正力もばちっと取り込めることを期待!
 時系列を無視しますが、アレジ選手は決勝後に祝福すると一人一人に目を合わせてくれる姿も大変好印象でして。わかっていたけどナイスガイだよ、本当に。今年センセーショナルを巻き起こしたし、今後どんどん伸びて盛り上げてくれる存在になっていくんだろうなぁ、と確信した週末であります。なんていうか、今年インディーのチャンピオンを勝ち取ったパロウ選手と重なった。チャンピオンシップは残念でしたが、どんどん活躍して欲しいな!

 そしてSF。今年全てのラウンドで超強いレース展開を魅せた野尻選手が一足早くチャンピオンをとるのか、そこに注目が集まりましたね。
 正直「決めるでしょ」という空気感だったのはありますが、それ故観戦側としては「ちょっと待った」を期待したり。でも苦労人だから「決めて欲しいよね」といった感情が入り乱れた、その場で応援を決めるしかない緊張感。あの気持ちは今となっては不思議だったな。
 SFのセッション自体は選手には悪いですがめちゃめちゃ面白いシチュエーションになりました。
 予選直前の「さぁここから予選のシミュレーションでマシンの良し悪し観ますよ」のFP終盤のタイミングでハーフウェットになるという。予報も「予選時はドライかウェットかわからない」というギャンブルありのミックスコンディションという。機材/身体的には面倒ですが観戦視点ではめちゃめちゃ面白い状況に高揚しましたね。
 予選Q1は結論としてはドライバー自信もチームも「自信を持って走り切った順」になったかと思います。この時点で「ナニコレ、超オモシロい」!
 Q2は強いて言うならチーム力の差だったのでしょうか。コンサバでは乗り切れない、しかしその場をやわらかくいなす必要があったように感じます。
 そしてQ3にドラマが。Q1~Q2終盤は実は霧雨が降ったりやんだりだったのですが、Q3の頃には天気予報的にも湿度的にも降らない(山間部住人の端くれなんで)、と思った中で路面は若干濡れているという状況。
 現地にいたレースファンの共通見解として「普通ならウェットだけどドライワンチャン」がもろに出たシチュエーション。その中で攻めたのが3月の公式テストで好きになった大津選手。公式テスト時はリアを振り回しながらも推進していく車両のふるまいに可能性を感じていたのですが、まさかツキが来たタイミングでここまできれいにまとめるとは。Q3残り3min程度あたりでしょうか、現地の雰囲気の潮目が変わったなぁ。
 そのほか車両全員ウェットタイヤの中、一人でドライで攻め抜いた大津選手が見事チャンスをものにしてポール!個人的にはセルモを応援してますが、大津選手も超注目している選手。
 うれしそうな姿や声が聴けてめっちゃうれしかったですねぇ。決勝も実は超オモシロいレースになりまして。
 当日の朝はヘビーウェットな路面でしたが、午後晴れの予報で、昼前にはやむ予報というこれまためっちゃ期待するシチュエーションでして。その日の朝には「全車ひやひやドライでしばらくレースか?」と予想していたのですが、想像以上の雨量で結局全車ウェットスタート。ですが、スタートする頃にはモテギの北側は晴れ間が差し込み「もう降らないな」と確信できる状況に「このレース、確実に面白い」とレースファンの勘が朝以上に胸を躍らせまして。
 そして決勝がスタートするといきなり見どころ満載。随所にバトルがあり、どこを見ても見どころのあるバトルがしばらく続く、情報を取り込めば取り込むほど面白いレース。序盤はやはり野尻選手がバンバンぶち抜かれる姿のインパクトが強かったでしょうか。
 解説の土屋武士さんもご指摘されておられましたが、内圧(セッティング)の差がレースを長く見た際のポイントでしたね。また、土屋さんの指摘はドライバー心理も的確でリリースされたチャンピオンのインタビューでも本当にご指摘の通りで「さすが自他ともに認める日本一のレースオタク」って思いました。わかりやすいし聞き取りやすいし、素敵な解説でした。

 話はレースに戻りますが、上記の通りレース中は結局雨は降らず路面コンディションはどんどんドライに向かっていきまして。チーム、ドライバー毎の戦略の差が明るみになってきた頃にSCが入るという、これまたドラマティックな展開に。まぁここから荒れたわけですが、攻めてる人が損をしない荒れ方は個人的には有り。結果論だけど。
 ただ、大湯選手が上位勢を突っつくシーンは個人的には完全に?です。自分は上記の通りセルモファン。大津選手が強かったのはうれしかったし応援してましたが、別のベクトルとしてセルモファンとしては坂口選手の勝負も観たくてですね。
 その坂口選手がトップを狙って勝負するチャンスを奪った大湯選手には大変不愉快を感じざるを得ない。大湯選手が今や国内でも超速いのは認める。何ならスリッパリーなシチュエーションでは現時点国内最高のドライバーなのでは、と個人的には思ってる。
 だけどそれを証明するのはあのシーンではなかったはずで。坂口選手のチャンスを奪った事実は間違いなくあり、何ならSC前に大津選手を突っついていたのも大変不愉快。「1Lap遅れが何しとんじゃ」という気持ちしかなかった。速いのは知っている。ましてやレース中に前の車両より速けりゃTryするでしょって心情ももちろんわかる。
 しかし、自分今回のTop2は応援している選手同士でして。ただただ個人的な気持ちで申し訳ないけど気に入らなかったです。色々踏まえて大湯選手には申し訳ないのは感じていても、だ。

 そしてそれ以上にその状況を容認したオフィシャルが一番気に入らなかったです。なぜ青旗を振らない?なぜSC中に整列させない?
 SC直後のやりあう瞬間にスローダウンさせたらリスクあるよねって。今回は無事だったってだけで、余計なリスクでしかなかったし、勝負所のチャンス奪うし、、、従って今回のひやりとしたアクシデントはオフィシャルにある、というのが自分の印象です。
 個人的に大湯選手はあるタイミングで「同一周回の」最後尾に整列し、バンバンぶち抜いて気が付いたら入賞していた、って結果だったら手放し賞賛だった。それをやるためのアタックだったのかもしれませんが、レースを乱すのは?
 もちろん、たられば結果論だけど、それを実現できる異様なオーラがあった。めっちゃ手ごたえがあったのだろうな、と推察しますがレースはレース。うまくいかなかった週末でも存在感の出し方はまだ他に表現の仕方があったのでは、と思うのです。
 最近やっと理解し始めましたが、モータースポーツは紳士のスポーツ。あのシチュエーションを認めたらなんでもありになってしまう。その何でもがエスカレートしてくだらなくなってしまうレースってファンなら思い当たる節があると思うのですよ。SFでそんなくそつまらないシーンは観たくない。それを成立させるぐらいSFが盛り上がって欲しい、という気持ちもありますが。このあたりの気持ちを言葉で綴るのは難しい。

 そんな思いもあり、「そういったショーを魅せて大津選手を勝たせたホンダの陰謀では」みたいな超いやらしい疑惑を一瞬感じてしまいましたが、大津選手の週末攻め抜いた姿はそれを吹き飛ばすほどカッコよく、賞賛しかない。チーム無限、強くて素晴らしいチームですね。
 +で後方では関口選手の闘志あふれる走行に胸を撃たれつつも前のめりに倒れ、野尻選手がチャンピオンを決めるドラマも。
 ウィニングラップの両者はかっこよく、美しく。良いもの見れました。

 コロナ禍で遠のいていたレース観戦ですが、久々の現地観戦はチーム戦略とドライバーのスキルと勇気が全面に出て、さらにバトル多めの素晴らしいレースを観戦でき、大満足でした。
 次戦は再来週のSF鈴鹿に行けたらいいな、と思ってます。それまで第6波が来ませんように。
 そして鈴鹿は皆が幸せに終わりますように。
 ・・・久々に語ってしまった/(^o^)\
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日本GPが無念な結果に

2021-08-21 00:37:21 | 
 先日日本GP(F1)の中止が発表されてしまいました。
 F1を真剣に観ている観ていないは別に、個人的にはものすごく残念であります。
 久々に強いホンダが観える、そして久々に日本人ドライバーの雄姿が観える、ファンとしてはものすごく期待値が高いイベントだっただけに。
 そして来年はこのセットはもうない。そこも非常に重要な点であります。

 正直開催されても自分の居住地である静岡県と開催地の三重県の状況が悪かったらオンラインで観戦する予定でしたので、いわゆる「無観客」でもなんでも開催して欲しかった、という観戦者視点の気持ちはあるのですが、、、
 ただでさえ開催するだけでもコストがかかる、日本という場所に移動するだけでもチームに多大な負担がかかる、感染症対策に負担がかかる、そして開催中関係者がふらつけない、という様々なコストからの判断なのでしょうか。
 色々考えれば欧州で開催するのとはわけが違うというのは想像できます。F4から応援していた角田選手の雄姿、観たかったなぁ。。
 ただ、個人的にはF1関係者に負担を強いたくない、また昨今の日本のごたごたを踏まえての英断だったと思います。残念ですが支持します。
 石油浪費時代が終焉に向かっている最中、明らかに時代と逆行しているモータースポーツの頂点であるF1のフォーマットが後何年続くのか知りませんが、そう考えるともうF1に参戦する日本メーカーは現れないのでは、という気がしております。1モータースポーツファンとして非常に残念です。。

 参戦当時はWTCCやらなんやらかんやらと加給関連がダメな印象(パワー不足)で、様々なカテゴリーで文句言われていた印象でしたが(逆にMOTOは最強?)、今となっては世界でタメを張れるメーカーに。F1という技術の頂点選手権で、日進月歩している老舗を5年でしっぽ捕まえ、今や頂点に並んだのは本当にすごい事だと思います。出力だけでなく、デザインもものすごい苦労されたんだろうな、と思います(特にニューウェイさんの自伝を読んで)。
 また、F4時代の角田選手のスター性の確信を持ったサーキットが実は鈴鹿でして。いつぞやのF4で大クラッシュが発生して赤旗終了になったレースがあるのですが、そのアクシデント1ラップ前にオーバーテイクして優勝した、というレースがありました。
 その頃にはもうF4で頭角を現していて、先頭走ったら後続をぶっちぎるレースが多い中、2位走行していてもオーバーテイクできる、そして運も持っている。「もってるドライバーだ!」と強烈な印象があります。あれよあれよとF1ドライバーになったのは本当にすごい。今年は経験だ、と言われておりますが、実は一貫性の高さをすでに魅せているところがとても良いですね。ちょっと良いところを見せる程度では結果に紐づかないのはF1なので当然として。来年、、、来年日本GPがあったら応援しに行きたい。成熟している雄姿を拝見したいです。


 しかし、開催中止になったであろう問題のウィルスは本当に感染力が強いと言われておりますが、地域の状況観ても想像以上なのかもしれませんね。
 日々とは言いませんが)多少情報をアップデートしてはいますが、これまでの常識以外の経路が多発しているところからメカニズムが違うようでして。空気が籠ると感染しやすい、という声を聴きますね。3密どころか1密もだめだ、と。近所のマクドナルドやショッピングモールの多数テナントであったり、さらにはディーラーのような、そんな密にはならんでしょ、という場所でもバンバン感染者が出てしまっているところから察すると、もうなんでもありだな、と。
 これまではマスクと手洗いしてりゃいいんでしょ、的な感覚でしたが、こう市中感染が当たり前だとこれまでの感覚を改める必要がありそうですね。
 「ワクチン打って免疫できたタイミングで久々に旅行でも」(まぁ一昨日2回目打ったのだけど)、と考えておりましたがしばらく無理そうだなぁ、、、とっとと収束して欲しいのでもうちょっと引きこもるかね。
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Super Formula公式テストにいってきた

2021-03-28 09:47:36 | 
 3/23-24に富士スピードウェイという近所のサーキットで開催されましたSuper Formula公式テストを観戦して参りました。
 昨今のウィルス騒動で昨年同様、今年も下手したら最後のレース観戦になってしまうかもしれませんが、まぁしょうがないですね。ただ、昨年とは少し違い、状況の付き合い方とリスクがわかっていますので比較的緊張感は少ない状況なのが救いですね。
 昨年導入したドライビングシミュレーター(っつってもrFACTOR2)で予習も行い、両日ともにがっつり観察。
 観戦の基本的なコンセプトはこれまで同様、カメラほどほどにマシンの振舞いを中心に観察でございます。印象ログを。

1, いまいちわからなかった13コーナー~スープラのラインがわかってきた
 正直rF2もそうですし、何ならGT4でもイマイチわかっていなかった13コーナーから最終コーナーまでの一連の流れ、やっと組み立てがわかってきました。13コーナーだけなら適当にイン側をビシッと決めればいいだけですが本題はそこからで、従来はスープラのラインとして、アウトから気合のブレーキングで突っ込むことを念頭に組んでおりました。またはAPEXを強引にのせるための減速。
 しかしながらおととしのWECで間違いであることに気づき修正を繰り返していたのですが、やっと理解できた気がします。
 あれはゲームのラインで本来あんな走りをしてはタイヤを使い過ぎてしょうがない、というのは何となく勘づいていましたが、ボトムスピードを落とし過ぎないラインどりを念頭に組んでみたところ、かなり安定して無理せず、タイヤも温度が上がり過ぎない程度に管理できるように。
 ブレーキはスープラの入り口で7割程度終わらせ、ボトムスピードを高くAPXEにアプローチするラインどりが自分の解釈となりました。あのコーナー、傾斜がきついため斜めに突っ込むとロックしやすく神経を使っていましたが傾斜に対してまっすぐ突っ込んでかじを切れるのは本当に楽。
 最終コーナーに向けた立ち上がりにとっとと集中できるのが想像以上に大きかったです。それを成立するように13コーナーをいなせばいいだけ、ということがわかりました!
 観戦に行ってなかったら多分わかってなかったわ。

2, 今年も速い
 結局正直な感想はこれになりますが、SF19やっぱコーナー超速いわ。ストレートは今でこそSGTと大差は無いかもしれませんが、100Rなんて今や待ちのタイミング作っている選手なんて一人もいやしない。
 切れ味が鋭すぎてなんだかんだでカートっぽく「アクセルをとっとと踏む」になっているのがちょっと面白いです。マシンの理解が進み過ぎているため、今年も洗練された戦いが観れそうです。
 ただ、気になる点としてホンダ陣営はリアウィングの穴の位置と車速出ているときのぴーひゃら音率の高さから、比較的エアロ効いてそうでした。
 トヨタ陣営は基本リアウィングの穴は上の方でしたね。テスト後のコメントからもそのような傾向だったようで、全体的にコーナーがアンダー傾向が強めに感じた(特にKCMGとROOKIE)のはストレートスピード稼ぐためにエアロを抜いた方向にしたが故に、セットアップをアンダーに振らざるを得なかったのでは、と今では考えております。
 ホンダ陣営で強いチームはコーナーリング時の振舞いがオーバー気味に観られたのでオーバーでもコントロールしやすいセットだった、ということなのかもしれません。何となく一発をゴリゴリに出している訳ではなさそうでしたので戦力図はわかりませんが、その中でも安定傾向だったのは野尻選手でしょうか。もともと後輪を安定させて前に進ませるドライビングの印象ですのでそう見えてしまったのかも。
 逆にチャンピオン山本選手は少しオーバー気味に振っていたように見えました。どんなテストをしていたのか気になります。場内ラジオだとスタビ & キャンバーを調整していた、とかお話がありましたのでリア側の理解度UPに時間を割いていたのかもしれませんね。

3, 注目
 19年度の流れからですと「F1を見据えたナイスドライバーが来日」ってカテゴリでしたが、残念ながら昨今の情勢から海外のF1狙っているドライバーの来日がことごとくなくなってしまいました。当時来日してSFを戦っていたドライバーが今、世界上位で堂々と戦っているのも感慨深いものです。
 が、今来日は基本ムリ。その代わりに各カテゴリーで勝ち上がってきた国内若手ドライバーが最前で戦うチャンスが巡ってきました。
 ここ最近(と言ってもF3時代からですが)注目しているのは坪井選手で、おととしは「速さを魅せるシーンは多々あったけど、イマイチまとまらない or 何かツキが、、、」という流れから昨年は「勝つときはしっかり勝てる」ドライバーに一気に成長された印象ですね。変なミスも少なく、レースに強いってのが自分の好きなタイプです。コーナーリングの安定感が結構好きで、その内世界に挑戦して欲しいなぁ、と思うドライバーの一人です。
 また、今回の観戦で気に入ったのは大津選手。道上選手(監督?)の指導のたまものなのか、もともとSGTでもキラリと光る速さはありましたが今回観察したところ「リアをガシガシ使ってぐりッと回る」というような、昨年のセルジオ・セッテ・カマラ選手に感じた情熱的な走りが大変気に入ってしまいました。まだちょっと振り回している量が多いですし、さらにレースになったときにどうなるかはかなり気になりますが、あのスライド量が推進力になるとすごいスピードになるかも。そこにロマンを感じます!
 あと、個人的には宮田選手。安定感が素晴らしかった。中嶋選手と見分けが時々つかないぐらいの安定した走りには驚き。一発を出したときちょうど13コーナーイン側で観ていましたが、ウルトラスムースで「めちゃめちゃ良いドライバーになったんだな~~」と。走りを観たのは2年ぶりでしたが、素晴らしい進化を感じることができました。

4, 開幕戦
 ちょうど来週でしょうか、FSWで開催されるSF開幕戦。正直できれば観戦したいけど、、前日に職場のちょっとした歓迎会があるんですよね(※ もちろん少人数)。
 で、自分のことですので、恐らく飲み過ぎて二日酔いになるはず。つまり怪しい、とにらんでおります。じゃぁ控えろや、ですが無理というもの。
 せめて今のうちに予想だけでも。

 個人的には大湯選手はかなり乗れてましたので注目ですね。後は平川選手もコメントはパッとしませんでしたが、マシンの振舞い自体はかなり安定しており、アクセル踏むタイミングもほかのドライバーより一貫して早かった。かなり強いのでは、と思いました。
 が、やはりホンダの方が優位のようですし、一番淡々と、しかしめっちゃ安定していた野尻選手を個人的には一番注目しようかと。
 次に山本選手。テスト中のマシン挙動のふり幅がかなり大きく、安定していたり明らかなオーバーであったり、と。テスト時にあそこまで振れるってのはかなりアイテム持っているんじゃないのかな、と推察いたします。


 忘れないよう書き起こしましたが、結論としては「開幕戦、また今年もマジ楽しみ」でございます。
 安心して現地観戦できる日が早く来ますように。
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長期熟成の達人

2021-03-24 07:47:15 | 
 当ブログは長期熟成を幾度となく繰り返し、行き絶え絶えにここまで生きている。
 それはさておき、久々にレース観戦をしている。と言っても公式テストですが、ド平日の公式テストであるが故、やはり人は少ない。だが、それがいい。SGTだと普通に人多いし、このご時世に不特定多数の方が集う場所にはあまり近寄りたくないな、というもの。恐らくこの騒動、今年では収まらんだろうなぁ、と思っている。ワクチンなんてインフルエンザと同じで外したら効果は薄いし、特効薬はまだ遠そう。。

 まぁ全世界が似たような状況でまだまだうねっている状況なのでしょうがないっすね。できる範囲で楽しむしかない。
 と考えておりまして、県外遠征はあまり乗り気ではなく、行ってそこまで導入のないFSWのレースイベントかなぁ、と。その一つがSF公式テストでございます。結局昨年は唯一の観戦となってしまいました。まぁしょうがないっす。
 正直レース観戦なんて人としゃべることはないし、2[m]以内のすし詰め感染はほぼ無い。(ないのはもちろん少し寂しいところではありますが
 なので自分のようなソロプレイヤーははっきり言ってリスクは小さいとは思う。
 近所の居酒屋で一杯ひっかけている方がリスクがあると思うぐらい。
 近所の有名漁港でふらついている方がリスクがあると思うぐらい。

 なのですが、「乗り気にならない」が全てかなぁ。ドライバーも本来はもっとバリエーション豊かなラインナップのはずでしたし。。
 SF全戦観戦したいなぁ。。昨今の世論と人の流れから4頭のSFもなんか乗り気にならない。早く収束して欲しいものです。

 さて実は本日も観戦でございます。年休でございます。今年の個人的な見通しも上記の通りなので数少ない年休取得チャンス。
 今回は結構写真の画角をちょっと変えてみたり、MFで頑張ってみたり、マシンの振舞いの印象のログを残したり、と結構楽しんでいる。
 本日AMは写真要素多め、PMは観戦のみで行こうかと。楽しまねばならない。
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RaceSim構築

2020-10-18 23:34:17 | 
 やっとできたよRaceSim環境構築。正直部屋がまだ全然整っていないのでやることはまだありますが、遊べる環境まで作ることができますた。
 本日はなかなか初体験が多い一日でした。

 手始めにひと月前かそこらに買ったPCをやっと電源つけてWin10 Proのインストール。
 何だかんだで結構手こずってしまった。とっととクリーンインストールすればよかっただけなのに、、、朝は相当に酔っぱらっていたのでしょうがないかww
 VIOS立ち上げるタイミングが結構シビアで難しかったわ。

 そして本日は引きこもるつもりでしたが以外に雨は降らない一日、、、ということでプチ運動。
 昼ご飯に相当久々に松屋に行きまして。私の愛してやまないハンバーグカレーを注文すると知らないうちにカレーとライスがセパレートされていたのには驚いた。ちょっと気品すら感じたわ。味は、、、もうちょっと辛かった記憶があるけど、まぁまぁといった印象。

 そして運動後はハンコンセットアップに悪戦苦闘することになった。
 キャリブレーションのやり方がマニュアル不親切すぎて不親切すぎて。マニュアルには「動画を見てくれ」みたいな旨が記載されているので探してみたけどこのモデルはねぇし。結局知らないうちにできてたって感じです。
 結局はデバイスドライバーのインストールとちょっとしたセットアップなんだけど、、、英語はつらいねぇ。

 そして無事にrFactor2を購入。ハンコンがPC上ではうまく認識しているのですがアプリ側がうまく認証してくれない、という悲しき事態に。原因は初期設定されているキーボードレイアウト、ってだけでしたが、これまた不親切すぎまして。

 何とか解決したのちはひたすらテスト走行やってました。めっちゃおもろ。
 まず何よりrFactor自体の挙動が良いね。「タイヤが良い」というのはよく聞いていましたが、なんていうかねじれる感覚がこれまでに体験したことのない感覚で超楽しかった。少しでも適当に操作しようとするものなら取っ散らかるかスピンしてまうね。ABSもTCSも全カットしてるからかもしれませんが、個人的には思ったよりグリップするのね。
 またブレーキはブレーキで今回導入した装備にはロードセルがついているのでこれまたすんごいコントロールが楽しい。すんごい疲れるけど。
 そしてハンドル、、、かっこいいのは間違いないのですが、筋トレレベルで疲れた。

 本日からしばらく強制禁酒でやりこんでいく。
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なるほど

2020-10-03 06:26:24 | 
 HONDAさん、F1撤退とな。

 個人的にはあのタイミングで参入したこと自体がすごいと思っていた事ですし、当時からマクラーレンとのタッグには一切期待しておりませんでしたがレッドブルになったとたんに結果を残していったのを見て日本の技術を世に知らしめた、みたいなすごいことを成し遂げたなぁ、と思っております。
 何がすごいってF1のサプライヤーなんて結果が出なければ「あ~だこ~だ」とこけ降ろされる運命しかない中で「結果出始めてたのに,,,残念だ」と惜しまれる中でのいい撤退に感じます。まぁ下には下がいるから、と感じますが。

 確か参戦当初は色々なカテゴリでターボ関連がボロボロで結果が出ていなかったと思いますが、本当に結果が出て良かった。レッドブルと組んでからほとんど文句聞かなかったしなw
 あの騒動の遷移と現状、ウィリアムズさんの件などを組み合わせると今のF1はやはりコンポーネント全てを一体でうまくパッケージングしないと結果でないんだろうなぁ、と思います。シフト時の何がし、やらデザインとエンジンに使える面積、やらあった中で「パワーがない」をひたすら大声で捲し立てられたような、マクラーレン時代は文句や愚痴がよく聞こえてきたものですが、レッドブルと組んでからは結構止んだねw
 ニューウェイさんの本を読んでも思いましたが、「結局レッドブルは建設的な開発しているんだろうなぁ」という印象が強くなりました。チームの要求さえ答えればドライバーからは文句言われても運営からはあんまり文句言われてない気がする。思い返すとサプライヤーと開発の関係性が詰まってるなぁ、とおぼろげに思います。
 次のレギュレーションに対しての開発はしない、ということだと思いますし残り数戦ありますが、お疲れさまでした。素晴らしい挑戦だった。


 しかし撤退メッセージを見て思いましたが、いよいよ本格的に内燃機関の切り替えの波が来てるな。それに伴い社会と車のあり方であったり、これまでに根付いてきた「楽しい車」というものが抜本的に変遷しだしてる。いよいよ電気の時代が来てるんだなぁ。
 個人的には、ですが車が社会問題に取り上げられると悲しい。

 操っている人物が問題であるのだけど、老人暴走映像が流されると「またプ〇ウスか」という流れよく見ます。
 バイク乗っていてひかれそうになった時「またプ〇ウスか」となることもしばしばありました。
 さらに通勤時無駄に煽られた際に車種を確認すると「またプ〇ウスか」となることも。

 何か起こった際、ついつい「ガワ」に目を向けてしまうんすよね。そのふきっさらしに合うのが車体。ここが自動車の宿命ではありますが、何とかしたいなって思っているところでございます。人間の考えは簡単には変わらないなかでどうすべきなのか。
 次の自動車のフェーズではこういう悲しい事態にならないよう、何かアイディア出せたらな~って。


 余計な小言を。最近のぼくのトレンドは「またレ〇ォーグか」です。
 学生時代によく耳に入った「インプとランエボはオタクしか乗ってねぇ」法則に通づる暴論ですが、小金持ちの横暴な輩がこぞって乗ってる車両って印象がついてしまいました。無駄に煽ってきたり、横暴な運転する奴多すぎや、あの車両運転している輩は。
 今日日、インプとランエボを見掛けると紳士かクソイきりの二極化っすけど。(※ ナイスガイ比率は高い)
 問題提起の説得力皆無の〆。
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