先日、某動画サイトでTZRに乗った個人の人が挙げている動画を拝見したところ、エンジン停止時にオイルポンプがきちんと全閉にならないから、再始動が大変だ、みたいなことを言っていました。
オイルポンプはエンジンが動かないとオイルを吐出しないのではないかと思っていたんですが、確かにその人のTZRはワイアがグラついてきちんと全閉していないようで、オイルがごく少量ずつ流れ出ているようでした。
自分のTZRはどうなんだろうかと気になって、カウルを外して見てみました。
特にワイアがぐらついているとか、そういうのは無かったので、おそらく全閉にはなっているようです。
ただ、2ストエンジンの分離給油オイルポンプは、構造的にエンジン停止時もごく少量のオイルは吐出するようになっているようなので、まあポンプが動かなくてもオイルは少しずつエンジン内に漏れるのでしょう。
ところが!俺の悪い癖というか、いつもバイクのエンジン停める時に、キルスイッチを押してエンジン停めていました。メーカーはエンジンキルスイッチを非常時以外は使うなと使用を推奨していませんが、なんかスイッチ付いていると、押したくなってね(笑)。
TZRは、というか、ヤマハのYPVS(電子制御排気デバイス)装着車は、エンジンストール時にYPVS(電子制御排気デバイス)を全開にするようになっています。これは、エンジン再始動をしやすくするための制御とのこと。キルスイッチでエンジンを切ると、コンピュータはエンジンがストールしたと判定し、自動でYPVS(電子制御排気デバイス)を全開にします。イグニッションキーOFFでのエンジン停止は、YPVS(電子制御排気デバイス)が動作しませんが、代わりにイグニッションキーON時のYPVS(電子制御排気デバイス)セルフチェックで1ターン多く動き、全開状態になります。
TZRは、オイルポンプケーブルがYPVS(電子制御排気デバイス)連動となっております。これは、通常スロットルのみで動作するオイルポンプをYPVS(電子制御排気デバイス)と連動させることで、低回転時のオイル消費を減らし、高回転時のエンジン焼き付きを防止するものです。
こちら、イグニッションキーOFFでエンジンを切った時のオイルポンプ位置で、これが全閉です。先述の通り、これでもごく微量のオイルが常にエンジン内に落ちているとのこと。
一方こちらは、キルスイッチでエンジンOFFした際のオイルポンプ位置で、ご覧の通り、YPVS(電子制御排気デバイス)が全開になっているため、少しオイルポンプが開いています。
エンジン停止時にこれだけオイルポンプを動かしていかほどオイルが吐出されるのかは分かりませんが、少なくとも全閉時に比べれば、かなりの量のオイルがエンジン内に入り込んでいても不思議ではありません。
なるほど、これではエンジン始動時に煙モコモコなわけです。必要以上にオイルを吐けば、そりゃあ、走った後にマフラの出口はオイルまみれになりますわね。
というわけで、キルスイッチ禁止にしました。これでしばらく様子を見てみたいと思います。
オイルポンプはエンジンが動かないとオイルを吐出しないのではないかと思っていたんですが、確かにその人のTZRはワイアがグラついてきちんと全閉していないようで、オイルがごく少量ずつ流れ出ているようでした。
自分のTZRはどうなんだろうかと気になって、カウルを外して見てみました。
特にワイアがぐらついているとか、そういうのは無かったので、おそらく全閉にはなっているようです。
ただ、2ストエンジンの分離給油オイルポンプは、構造的にエンジン停止時もごく少量のオイルは吐出するようになっているようなので、まあポンプが動かなくてもオイルは少しずつエンジン内に漏れるのでしょう。
ところが!俺の悪い癖というか、いつもバイクのエンジン停める時に、キルスイッチを押してエンジン停めていました。メーカーはエンジンキルスイッチを非常時以外は使うなと使用を推奨していませんが、なんかスイッチ付いていると、押したくなってね(笑)。
TZRは、というか、ヤマハのYPVS(電子制御排気デバイス)装着車は、エンジンストール時にYPVS(電子制御排気デバイス)を全開にするようになっています。これは、エンジン再始動をしやすくするための制御とのこと。キルスイッチでエンジンを切ると、コンピュータはエンジンがストールしたと判定し、自動でYPVS(電子制御排気デバイス)を全開にします。イグニッションキーOFFでのエンジン停止は、YPVS(電子制御排気デバイス)が動作しませんが、代わりにイグニッションキーON時のYPVS(電子制御排気デバイス)セルフチェックで1ターン多く動き、全開状態になります。
TZRは、オイルポンプケーブルがYPVS(電子制御排気デバイス)連動となっております。これは、通常スロットルのみで動作するオイルポンプをYPVS(電子制御排気デバイス)と連動させることで、低回転時のオイル消費を減らし、高回転時のエンジン焼き付きを防止するものです。
こちら、イグニッションキーOFFでエンジンを切った時のオイルポンプ位置で、これが全閉です。先述の通り、これでもごく微量のオイルが常にエンジン内に落ちているとのこと。
一方こちらは、キルスイッチでエンジンOFFした際のオイルポンプ位置で、ご覧の通り、YPVS(電子制御排気デバイス)が全開になっているため、少しオイルポンプが開いています。
エンジン停止時にこれだけオイルポンプを動かしていかほどオイルが吐出されるのかは分かりませんが、少なくとも全閉時に比べれば、かなりの量のオイルがエンジン内に入り込んでいても不思議ではありません。
なるほど、これではエンジン始動時に煙モコモコなわけです。必要以上にオイルを吐けば、そりゃあ、走った後にマフラの出口はオイルまみれになりますわね。
というわけで、キルスイッチ禁止にしました。これでしばらく様子を見てみたいと思います。