goo blog サービス終了のお知らせ 

函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

最近の原発風景

2011年08月17日 04時06分21秒 | オヤジのつぶやき
危機管理は、最悪の事態を想定して大きく構えて、小さくまとめるが要諦。
それを福島原発の放射能漏れでは、事態を過小評価・・・。
小さく構えて危機を更に拡大・・・その危機は、現在も続いている。

しかしその実態が、イマイチ良く分からない・・・。
団塊オヤジは、チェルノブイリ事故より酷いであろう程度の事故認識。
最近の情報によれば、こんな深刻な状況が続いているようだ・・・。

1、2号機はプルサーマルではないが、原子運転中にプルトニウムが溜まる。
3号機はプルサーマル発電で、炉心に燃料集合体が数百本もある。
そしてその炉心の約3分の1には、MOX燃料という危険なプルトニウムを使用。

最初から猛毒のプルトニウムを入れたものがプルサーマル・・・怖い・・・。
4号機は、プルトニウムを含む大量の使用済み核燃料を詰め込んだプールを有する。
それが、傾斜による崩壊や貯蔵プールの亀裂で底抜けする危険が極めて大。

そうなれば、水面から核燃料が顔を出して、崩壊熱で溶け出すことになり・・・。
最終的には、福島第一原発ごとメルトダウンにまで到達する。
こうなれば、人が近寄ることすらできない・・・ヤバい・・・。

放射能は暴れまくり、事故を押さえ込むことができなくなれば・・・。
首都圏にも、大量の放射能が降り注ぐという大変な事態となるようだ。
日本沈没、日本消滅・・・諦めるしかないと言うことか?

そんな企業が、いよいよ補償の仮払いを始めたが、補償の行方はどうなる?
放射能の次は、補償金、損害賠償金等の請求書が燦々と降り注ぐ。
四面楚歌の東京電力は気の毒な限り・・・。

驕る覇者の行く末を見たような思いである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盛者必衰

2011年08月16日 04時43分09秒 | 政治
こんなことがニュースになるのでは、世も末の感である・・・。
今までの座長は、昼夜・休日を問わず、夫人同伴の外出でルンルン気分。
お出かけの理由は、豪華外食やデートの明け暮れだったとか・・・。

それがどうしたことか、ここに来て、さすがの座長も疲れたのだろうか。
最近は、土日の大半を公邸で過ごして引きこもっていると伝え聞く。
そのため永田町界隈では、一体どうしたのかといろんな臆測が飛び交う始末。

震災後は、側近らを引き連れて豪華ディナーに舌鼓、にっこりニコニコの座長。
外食といえば肉、それも同じ日に、同じホテルで牛肉三昧という散財ぶり。
鉄板焼きとすき焼きのハシゴ食いは、特に有名なようだ・・・。

それがどうしたことか、食事の内容にも変化が起きているらしい・・・。
高級和牛好きの座長が、最近はぷっつりと肉を断っているそうな。
牛肉大好き座長が、最近はもっぱら焼き鳥屋だとか・・・。

そんな気の弱いことでどうする?シャレにもならないじゃないか。
意地と根性で、もっと大判振る舞い、官房機密費を遣いまくるべし!
ここからは想像であるが、牛肉を敬遠する理由は、こんな塩梅?

セシウムで味付けされた牛肉を食べての体内被曝が怖い?
まさかと思いたいが、それもあり得る・・・。
理由の2は、放射能汚染マグロの寿司を食い過ぎて、メルトダウン?
理由の3は、間もなく隠居のため食欲減退?・・・。

まぁ、何はともあれ、いやしい男に暴飲暴食のツケが回ってきた感がする。
これまでの歴代の座長たちも、政権末期には元気がなかった。
レイムダックは皆同じ・・・と言うことで、盛者必衰という言葉が良く似合う。

勢いが盛んな者も、衰える時が必ずやって来ると言うことである・・・フムフム。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

がれき処理

2011年08月15日 04時47分54秒 | 暮らし
東日本大震災で発生した宮城県下の倒壊家屋のがれき処理問題。
宮城県は、その業者選定で一括発注の「プロポーザル方式」を導入。
この方式は、業務内容に高度な技術や専門性が要求される場合などに採択。

業者は、実施体制や実施方針等のプロポーザル(企画提案書)を提出。
ヒアリングで企画提案の評価を行い、最も適した業者を選定する方式。
すでに公募を締め切ったようだが、事業費が凄い・・・。

石巻ブロック(石巻市、東松島市、女川町)のがれきは846万トン。
被災地全体のがれき量の約3分の1に上るらしい。
そしてこの3市町のがれき処理費は、2,400億円と超ビック。

処理事業の参加資格は、3者以上のJV(共同企業体)。
県は公募に参加した企業数などを公表していないが、その理由は・・・。
下請けや孫請け企業が、不正に接触するなど不都合な事態を避けたいからとか。

ところが早くも談合疑惑騒ぎ、県もようやく腰を上げて疑惑企業の事情聴取。
まぁ、この手の業界は、談合が大手を振ってまかり通る世界のことだ。
談合屋たちが、正直に喋るわけがないのは、当たり前の真ん中・・・。

そしてがれきは、石巻港に選別・破砕施設や焼却施設を建設して搬入。
中間処理をした上で、リサイクルや最終処分するというプログラムのようだ。
JVの提案書は、学識経験者でつくる審査委員会が審査し決定するという・・・。

しかし、県の事情聴取といい、委員会の審査といい、八百長レースの風情。
政治屋たちも金が欲しいのか、水面下で結構うごめいているらしい・・・。
大手企業は、仮設住宅建設やがれき処理で笑いが止まらず焼け太り。

ウン万年も人が住めない地で、放射能てんこ盛りのがれきを処理する。
何とも分かりづらい、摩訶不思議な震災復興である・・・。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しい国の真骨頂

2011年08月14日 07時54分02秒 | 政治
検察審査会に強制起訴されたイチローさんの裁判の行方は・・・。
初公判が10月6日に決まったものの、もはや無罪という景色である。
インターネットでは、既に無罪は確定的というもっぱらの噂。

10月6日初公判、その日に即日無罪、そんな話題が急浮上。
馬鹿げていやしまいか、これじゃ法治国家どころか痴呆国家である。
どこの誰が、こんなインチキ裁判を仕組んだのだろう・・・。

弁護士が、検察官役をやっても、所詮は芝居?・・・。
日本の司法界は、下らんことに時間・税金・労力を使うことが好きらしい。
振り返れば、検察審査会の活躍は凄かった・・・エライ・・・。

逮捕された元秘書の供述調書等を拠りどころに、小沢氏を強制起訴。
しかし東京地裁は、供述調書をことごとく不採用とした。
理由は、威圧的な取調べや違法な誘導があったと判断したから・・・とする。

そんな東京地裁の活躍で、起訴事件の証拠が、ことごとく消えるハメに・・・。
証拠がないのに、裁判なんぞ、出来るわけがない・・・。
検察審査会のド素人が、知ったかぶりをすると、こういうヤケドをする。

笑うというよりも、嗤ってしまうほどアホらしい強制起訴。
冤罪どころか、八百長裁判という前代未聞の珍事。
そしてその功績は、裁判史上に永遠に刻まれることになる・・・。

やはり日本は、誰かが語った何とも美しく、おめでたい国である。
馬鹿さ加減もここまでやれば立派、シニカルに褒めるよりない・・・。
頑張れ!検事役の弁護士さん、行事役の裁判長!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋波を送る男の目つき

2011年08月14日 07時51分47秒 | 政治
永田劇場の話題が目白押しのため、政治ごっこを冷笑的に書きまくりたい。

どうも日本の政治屋は、言葉遊びが好きなようだ・・・。
今度は、ポスト菅候補の財務相が、「救国内閣」なる新語を発表。
与野党の大連立構想で「救国内閣を作る」そうな・・・。

政治屋たちはカネもなく、任期満了まで自分の食い扶持を死守したい。
できれば地位を守り、増収を持続したい・・・。
あわよくば、利権をゲットして懐を肥やせば尚更いい・・・という思惑。

そんな政治屋が、国民のためという御旗を人質に演じる政治劇も見飽きた。
一方、カネのない野党は、今は取り敢えず選挙をしたくないのが本音とか。
そんな八百長政治を知悉している財務官僚が、大臣に振り付け指導?
「救国内閣」構想を伝授したのが、真相らしい・・・。

ある日突然に、大連立や救国内閣を披露する底意はなんだ?
所詮は、自分の政治屋としての生き甲斐を成就させたいだけではないのか?
言葉のアヤで餌をばらまき、政治劇場の駆け引きにご熱心・・・。

野党へ秋波を送る男の目つきが、とてもいやらしく見える・・・。
政治家として信念なき男が再登場・・・そんな景色に思えて仕方がない。
こんな男に日本の将来を託すのか?本音を言わせて貰えば・・・。

まっぴらゴメン、もういい加減にしてよ!・・・の世界である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これでいいのか、フクシマ

2011年08月14日 04時53分58秒 | オヤジのつぶやき
福島の子どもたちを招いて、楽しいであろうはずの北海道各地でのキャンプ。
メディアは、連日美談として取り上げて報道し続けるが・・・。
しかし、本当に子どもたちは、喜んだのだろうか?

お別れの時、見送る側も見送られる側も みんな泣いたらしい。
今の福島に帰りたくない、帰したくないからであるそうな。
帰る間際に、ペットボトルを何本も集める子どもが大勢・・・。
自分が飲んだ安全な水を、親にも飲ませてあげたいからだとか。

今度は私が福島に会いに行くね、と言ったら・・・。
「今、福島には来ない方がいい」と答えた子どももいたらしい。
福島の厳しい現実を、大人以上に見抜いている子どもたち。
こんな話題を知って、すっかり気持ちが凹んでしまった・・・。

そんな福島では、放射性物質が付着したがれきや汚泥の焼却灰の問題で・・・。
環境省は10日、すべての焼却灰は、埋め立て可能にする方針のようだ。
同省の有識者会議である「災害廃棄物安全評価検討会」に提示。
早ければ、今月中に処理方針を固める方向だと言う・・・たまげた・・・。

放射能汚染地域に、子どもや女性という弱者を定住させる復興策。
そして今も、福島原発2・3号機の温度は、100度超・・・。
放射能汚染水ならぬ、お湯が、グツグツと沸騰中である。

そこに来ていよいよ、放射能の子どもたちの被害が、明らかになってきた。
国の依頼を受けて大学教授が、福島県いわき市や飯舘村などを調査。
1,149人の子どもを対象に、甲状腺への被ばく量を調べた。

その結果、約半数の子どもから、放射性ヨウ素による放射線を検出。
そして専門家は、微量なので健康に影響が出るとは考えにくい・・・とする。
甲状腺は、100ミリシーベルト以上で健康に影響が出るとか。

しかし今回は、最も多い子どもで35ミリシーベルト・・・。
ただ、念のために継続的な健康管理が必要だ、と言う。
直ちに影響が出る値ではないとするが、ちょっと待って下さいナ・・・。

累積被曝量を度外視して、どうしてそんな乱暴なロジックになるの?
全てにおいて危機感もへったくれもない国、日本。
こんなことで良いはずはないのだが、何もできない日本の政治屋たち。

やるせない現実にタメ息、そして絶句・・・あ~ぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

永田町の真夏の風物詩

2011年08月13日 05時00分20秒 | 政治
復興のための消費税増税、官僚を使いこなすとかの行政組織改革。
節電を煽って、原発再開で電力危機を回避する彌縫策等など、政治は迷走中。
親方と言えば、政権交代時の公約を忘れて逃げ回り、言い訳ばかり。

そして政治屋たちは、党の名誉を重んじて保守大連立の呼びかけに必至。
加えてこのクソ暑さが加わって、イライラはピーク・・・。
そして首相の退陣3条件が整ったとかで、「ポスト菅」に向けて政局。

9日には、ポスト菅候補の財務相が、代表選に向けて沈黙を破った。
政権構想論文を披露し、首相との違いを随所にちりばめた豪華版。
それに釣られて、秘策を練ってきた対抗馬たちも、俄然慌ただしい動き・・・。

でもねぇ、「ポスト菅」騒ぎは所詮、政治屋たちの政治ごっこ。
財務相と言えば、世界的な株安や円高に効果的な手も打てない。
それなのにあわよくば代表に選ばれて、首相の席に座りたい?・・・。
元環境相、農相、経産相、元国対委員長も負けじとそれに続く。

しかし、国民のために命がけで働く、そんな総理大臣候補はいるのだろうか?
軽量級ばかりということが、国民にとって最大の不幸かも・・・。
それなのに駄馬は、餌の食い方も良く、血色良好、元気印でヤル気満々。

劇場は、草競馬の賑わいを見せ始めて盛り上がる・・・。
永田町の真夏の風物詩・・・政治ごっこドラマは間もなく開演である・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仮設住宅

2011年08月12日 04時13分47秒 | 暮らし
放射能が燦々と降り注ぐ東日本の被災地・・・。
そこに住む被災者用の仮設住宅建設。
岩手県内では、8月中旬に約1万4千戸が完了する。

そしてまた、現時点では約1割にあたる1,400戸程度が空家。
交通の便の悪さなどを理由に入居が低迷しているらしい。
更には、民間借り上げ住宅に入居者が流れたことなどが原因だとも・・・。

ところでこの仮設住宅1棟当たりの価格は、なんと平均約500万円なり。
法定基準の2倍に上るらしく、便乗値上げを指摘する声もあるようだ。
阪神大震災では、兵庫県が発注した平均価格は251万円だそうな。

一方、今回の震災では、浄化槽などの外部工事を含めるとか・・・。
壁材などには、高価なアパート用建材を使用しているからとも・・・。
更には、断熱材の追加など寒冷地仕様の費用を上乗せしたからとする。

規格は施工業者ごとにまちまちで、格差が生じているとか。
防音性、断熱性、窓の大きさ、玄関扉の網戸の有無等など。
災害対策と言えども、すべからくビジネスに直結する現実が、そこにある。

それにしても、放射能の降り注ぐ街で仮設住宅とは・・・。
阪神大震災と決定的に違うのは、事故った原発が目の前にある怖さだ!
「命あってのものだね」とよく言うが、それを無視した仮設住宅の建設。

各市町村は、8月で全避難所を閉鎖したい意向のようだが・・・。
こんな震災復興で、「頑張ろう」では、命がいくつあっても足りない。
ましてや放射能を吸いながらの暮らし、その気持ちが理解できない。

メディアは、累積放射能という危険性を、なぜ報道しないのだろうか。
バッタばたばたの悲劇にならなければ、騒がないと言うことだろうか。
8月10日のブログにリンクした映像は、その怖さを語って余りある・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ただいま絶口調

2011年08月11日 05時16分04秒 | 政治
脱原発へ華麗なる変身を見せる菅首相の国会答弁。
口が滑らかで、絶好調ならぬ絶口調のようである。
8日の予算委員会でも、高速増殖炉「もんじゅ」についてこんな塩梅。

原発に依存しないでもやっていける社会を目指す・・・。
この中には、使用済み燃料の再処理、「もんじゅ」も含まれる。
この方向性を計画的、段階的に目指していくことが必要だ・・・。

「もんじゅ」の廃炉を含め幅広く検討する必要があるとの認識を示す。
使用済み核燃料や高レベル放射性廃棄物の処理については・・・。
長期に安定的に管理し、後世に悪影響を残さないで済むか極めて深刻な問題。

「もんじゅ」へのこれまでの投資額は、1兆円と聞き及ぶ。
それにも関わらず実現の目処が立たないっていないこの厄介な原発。
廃炉となれば、1兆円をドブに捨てるも同然なそうな・・・。

一方、モンゴルの核燃料最終処分場建設極秘計画では・・・。
我が国で発生した使用済み燃料や高レベル放射性廃棄物。
これを外国で貯蔵、処分することは、現時点では考えていないと優等生ぶり。

格調が高い素晴らしい高い答弁には、感動ものであるが・・・。
穿った見方をすれば、官僚の用意したペーパーを棒読みである。
信念も理念も感じられないこの男は、中味がないし信用できない。

現時点で考えがなくても、ポスト菅はそうはするまい・・・。
モンゴルのゴミ捨て場計画は、米国の機嫌取りそのものである。
米国のパペット、操り人形を信条とする美しい日本のことだ。
誰が首相になろうともその既定路線は、簡単に変わるはずがない。

一定のめど云々の退陣表明、それから2か月以上も居座り続けた男。
今月末で退陣3条件が全て整うことになるらしく・・・。
ようやく潮時を悟り退陣を表明したが、果たしてすんなりと辞めるかどうか。

まだまだ、見せ場を作ってくれそうである・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10年後のフクシマ

2011年08月10日 05時24分21秒 | 暮らし
驚くべき動画を見て、しばし言葉を失った・・・。

チェルノブイリの10年後の深刻な被害を伝える特番。
その映像をNHKが、著作権を楯に特番オンデマンドを削除した。
オンデマンドとは、番組を見たい時にいつでも見られるサービスらしい。
ともあれ、国営放送局?としては、不都合な真実を隠したいと言ったところか。

ところが削除したはずの映像が、どういう訳か見ることができる・・・。
タイトルは、「チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染」。
1-42-43-44-4の4本が、アップロードされている。

白血病をはじめ、脳の異常による物忘れ、そして妊婦の異常。
ベルラーシという国、民族が消えてなくなるかも知れない怖い現実。
国に見捨てられた国民の悲しい心情の吐露等などetc・・・。

見終わった後は、鉛のような重い気持ちで一杯、驚愕に尽きる。
そこから見えてきたのは、10年後のフクシマの姿である。
まさに、「終わりなき人体汚染」という言葉が、ぴったりである。

チェルノブイリより悲惨と言われる福島には、一層虚しさがつのる。
10年後、「あの時、遠くへ避難していたら」という言葉。
この言葉の重みを感じる時が、間違いなくやって来る・・・。

気づいた時は手遅れ!ほぞを噛む前に早く逃げるべきである。
目に見えない放射能が、じわじわと体を蝕む怖い現実。
前記の映像は、見る者にその怖さをあからさまに突きつけている。

原発事故と真摯に対峙しない政治のツケは、測り知れないほど大きい。
待ち構える損害賠償請求書は、天文学的な数字。
その頃には話題の政治屋たちは、政治劇場から引退・・・。

コメントできる立場にないとか、当時は予測できなかったとか。
病気と放射能汚染との因果関係が明らかでないとか・・・。
そんな逃げ口上を使うのだろうなぁ~・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メディアもメルトダウン?

2011年08月09日 04時51分10秒 | オヤジのつぶやき
話題が目白押しのため、本日も2題目の投稿・・・。

暑さのあまり、緊張感に欠けるメディアのお笑いを2つ。
東海テレビでは、岩手県産ひとめぼれ10kg当選者として・・・。
「怪しいお米」「汚染されたお米」「セシウムさん」等と発表。

原因は、テロップ制作担当者が作成した仮テロップ。
これを操作ミスで送出させたことによる・・・。
夏休みの祭り賞品であるお米も、随分と舐められたものである。

慌てたテレビ局は、お詫びに東奔西走・・・トホホなことである。
汚染米を予想している底意が、そんな行動に走らせたのだろうか?
もっとも、汚染米が現実となるのも時間の問題ではあると思う・・・。

一方、日本経済新聞の活躍ニュースは、こんなあんばい。
11日に抽選予定の「東日本大震災復興宝くじ」。
それをテスト用抽せん結果の番号を、4日付の朝刊に掲載・・・。

掲載された「当選番号123456」などは、社内の試験用だったそうな。
しかし既に、京都や広島など西日本21府県で配布、販売された・・・。
誤って編集局に送信、同局でもチェック漏れでそのまま記事になったらしい。

テレビも新聞も暑さのあまり、メルトダウン?
政治といい、メディアといい、よくまぁ飽きずにギャグを飛ばしてくれる。
まさか・・・「これで、いいのだ!」?ではあるまい・・・。

そんなお笑いは、「天才バカボン」のパパだけで十分であるのだが・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お米のベクレル

2011年08月09日 03時57分47秒 | 海・山・畑の幸
新米の出荷時期が到来・・・しかし、大本営発表の安心・警戒数値に疑いの目。

大本営によればお米の放射能は、1kgあたり200ベクレル以上は警戒。
500ベクレル以上で、出荷停止とするらしい。
年間の被曝許容は1ミリシーベルト・・・つまり100ベクレルが一応の目安らしい。

となればお米の200~500ベクレルは、安心できる数値なのか?
まさに正鵠を射た指摘であるが、静岡県では・・・。
そそくさと自県米の放射能汚染度を測定し、安全宣言。
ベクレルを公表していないが、本当に大丈夫なの?

食べるものは、米だけではない・・・。
肉あり、魚あり、野菜、果物等などetc数多・・・おまけに水もある。
そして、これら汚染飲食物の数値を足して行けば、相当なもの・・・。

それなのに政治は、「今すぐに」「直ちに」・・・を駆使するズルっぺ作戦。
そして某メデイアは、こんな淡い期待の社説も登場・・・。

検査箇所や範囲をどう設定するか、汚染エリアの特定が困難。
カレーライスなど、学校の米飯給食は子どもたちに大人気。
汚染されていないことを祈るのみ・・・。
安心安全を確認し、日本の米づくりを守らなければ・・・と結ぶ。

なに、この社説?祈るのみ?もっとマシな記事を書けないの?・・・。
国民に危機感のある現実を直視させることも、メディアとしての大事な役割でない?
相変わらず夢を追い続けるメディアが、だらしなく思えて仕方がないこの頃。

注意したい水、野菜、魚、肉そして米・・・次は豚肉?
豚肉は、ごっちゃ混ぜで区別がつかないとの物騒な話も聞こえて来る。
参ったマイッタ困った・・・食べるものがなくなる厳しい現実。

もはや日本は、安心安全という言葉が通用しない国になってしまった・・・。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

統廃合という無駄

2011年08月08日 03時45分07秒 | 政治
くだらない話題が目白押しの永田政治劇場・・・。
今度は、環境省に原子力規制行政を担う「庁」を新設する構想。
経済産業省の原子力安全・保安院を同省から切り離す。

そして、内閣府の原子力安全委員会と合わせて移行・・・。
原発を推進してきた経産省の影響力を排除し、安全規制を強化する狙いだとか。
来年4月の新組織移行を目指して、近く原子力行政の改編案を公表。

改編案では、保安院と同院が電力規制指針を定める原子力安全委員会。
この2つの組織を統合する方向のようだ・・・。
原子力行政に関わらず、原発の規制と推進を区別するのに一番いいらしい。

文部科学省所管の、放射線安全規制部門の統合案も検討。
原発担当相の出番が、やっと回ってきた感じの景色・・・。
党内や関係省庁間の調整を推し進めると張り切っているようだ。

かたや、原子力の推進政策を担う内閣府の原子力委員会の扱い。
これも課題になっているらしく、原発を推進するのか、脱原発かの類。
座長が脱原発を叫ぶのに呼応して、統廃合という無駄の繰り返し。

そして三流官庁の環境省が、原子力行政を担えるのか?という厳しい声もある。
更に前首相は、閣僚が早急に一斉辞任して首相退陣を迫るよう煽るが・・・。
辞めるとは、一言も言っていない男のしぶとさだけが一層輝きを増す。

簡単に、主役の座を譲ってはなるものか・・・という徹底抗戦の景色である。
国民のために一体何をしたいのか、サッパリ分からん。
まぁ、それが、政治屋による政治ごっこと言われる所以でもある・・・。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消える子ども手当

2011年08月07日 03時54分45秒 | 政治
八百長くさい政治劇には、冷笑的な見方が身についてしまったこの頃。
永田劇場学芸会の景色には、呆れるほど笑っちゃってしまった・・・。

民主、自民、公明の3党の政調会長さんたちの相談で・・・。
とうとう、子ども手当の修正で合意したそうな。
来年4月からは、児童手当法の改正で「児童手当」として現金給付を行う。
所得制限の水準は、年収960万円程度として導入・・・。

中学生までに月額1万3千円を支給している「つなぎ法」が切れる10月。
その月の分から、新たな額を支給するそうな。
早い話が、国の金庫にはカネがないからケチるということか?

自公両党は、10月分からの児童手当復活を求めていた・・・。
しかし、合意形成を優先させ、復活時期の先送りを受け入れた形とか。
10月からの半年間は、「子ども手当に関する特別措置法」を制定して支給。

その結果、民主党の目玉商品「子ども手当」は、今年度限りで廃止が確定。
「高速道路の無料化」も「子ども手当」も消え失せる・・・。
拉致問題は、国民の記憶から遠ざかり、メディアも報道しなくなった。

消えていくこれら施策に遣ったエネルギー、時間、税金は何だったのだろう?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜモンゴルなのか

2011年08月06日 05時08分11秒 | オヤジのつぶやき
モンゴルに核処分場を建設する計画で、日米協議が加速中とか。
毎日新聞のスクープ記事である・・・。

用済み核燃料は、世界で推計約33万トン。
年間1万500トンが出ており、うち8,500トンが処分に備えて貯蔵。
残る2,000トンが再処理されているらしい。

しかし再処理しても、高レベル放射性廃棄物が生じる。
だから、使用済み核燃料をそのまま処分するのと同じ歳月の隔離が必要。
こんな厄介な核燃料だそうな・・・ヤバいねぇ~、怖いねぇ~。

日米では、住民の反発で最終処分場の建設が、極めて困難な現状。
そこで国連加盟国の中で人口密度が最も低く、地盤も強固なモンゴル。
そんな国に、ゴミ捨て場の「白羽の矢」を立てた・・・。

自国で排出する核のゴミ、その捨て場を他国に求める傲慢な日米。
命を脅かす厄介ものの怖さは、フクシマで只今実演中である・・・。
安全になるまで、最低でも10万年が必要とされる使用済みの核燃料。

東日本、とりわけフクシマ界隈は、ウン万年間も人の住めない地となる。
であれば、世界じゅうの使用済み核燃料の最終処分場は・・・。
フクシマが、候補に上がってもおかしくはない。

そんな選択肢もあるように思えるのだが、なぜモンゴルなのか。
日米の底意はどこにあるのだろうか?・・・。
脱原発推進派の親方に、本音を聞きたい・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする