美しい国のコロナ新規感染者数は18日、午後8時時点で2万3千人を超え、過去最多を更新。
感染のピークがみえないまま重症患者が急増で、各地で医療体制が逼迫状態。
コロナ対策を厚生労働省に助言する専門家組織は、感染拡大の歯止めがかからないと懸念。
直近1週間の新規感染者数は、40都道府県で最も深刻なステージ4(感染爆発)。
また、全国の重症患者は17日時点で1,716人。
特に東京都が多く、過去の拡大期で最多だった1月20日の160人に対して8月17日は276人だとか。
病床使用率も高まり、25都府県で5割を超えた。
特に高いのは神奈川県の82.7%、滋賀県83.3%、沖縄県86.2%など。
東京都は60.6%だったが、重症病床使用率は84.9%。
そして全国の新規感染者のうち9割以上が感染力の強いデルタ株らしい。
重症化を防ぐワクチンの効果は出ているようだが、死亡者数も増加傾向。
そんな中で、忖度大臣の張り切りがまぶしい。
ほかならぬ、丸川珠代五輪担当大臣のことだ。
コロナ対策を巡り、参議院内閣委員会で19日、閉会中審査が開催。
共産党の議員は質す・・・東京都は、医療非常事態を宣言している。
既に救える命が救えなくなっていると訴える。
感染拡大中にパラリンピックの開催。
そして小中校生を対象にした「学校連携観戦プログラム」。
その中止を求めたが、珠代ちゃんは軽く体さばき。
「安全・安心」な大会にすると声を強めて答弁。
地域医療に支障を生じさせずに、必要な医療体制を確保することを念頭に置きつつ・・・。
丁寧に調整を進めてきたので予定通り開催する、とした。
まさに政治の暴走も、コロナの暴走も制御不能状態ですねぇ・・・。