東京電力福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含んだ処理水。
東京電力は、11月17日、海洋放出した場合の環境や人への影響は・・・。
極めて軽微とする評価結果を纏めたそうな。
今後、国際原子力機関(IAEA)の専門家や一般から意見を募り・・・。
内容を踏まえ評価を見直して行くんだとか。
評価では、こんな塩梅。
海水で100倍以上に希釈した処理水。
これを、トンネルを通じて発電所の沖合約1Kmの海底から放出する計画を想定。
IAEAなどが定める手法を使って人への影響等をシミュレーション。
年間120日漁業に従事する人が、海水等から受ける放射線量を調べた結果・・・。
厳しい条件を設定した場合でも、一般人の被ばく限度である年間1ミリシーベルト。
それの2,000分の1から500分の1程度に留まるとした。
放出した処理水の拡散状況も分析。
年間を通じてみると、発電所の周囲2~3Kmの海域で濃度が高い。
しかし、それ以外では通常の海水に含まれるトリチウム濃度とほぼ同じになったとか。
汚染水を「処理水」とすり替え、100倍以上に希釈すると言うが・・・。
所詮、放射能まみれの汚染水を環境や人への影響は極めて軽微とする東京電力。
そんなまやかしの言葉を誰が信用すると言うのだろうか?