米シンクタンク「戦争研究所」(ISW)が発表。
ロシア軍は、キエフ、ハリコフ、黒海沿岸のオデッサなどウクライナ主要都市を奪取して・・・。
ゼレンスキー政権をすげ替える所期の作戦に失敗したと評価。
ロシア軍は、精密誘導弾(PGM)が不足しており、制空権を確保できない。
その結果、著しく人的資源を消耗、士気や補給の問題が深刻化していると読む。
戦線の大部分は膠着状態で、消耗戦となり被害が更に拡大する恐れがあるそうな。
また、ウクライナ軍参謀本部によれば、ロシア軍は戦闘を逃れるため・・・。
銃で自分の足を撃つなどの自傷行為や脱走が相次いでいるという。
今のところは、徴兵・士官候補生・シリア人傭兵等など。
小規模な投入を繰り返すだけの弥縫策。
ISWは、この努力は失敗すると断言するが・・・。
ロシア航空宇宙軍の最初の3週間は、こうだったらしい。
ロシア軍は作戦初日の2月24日、敵の射程外から攻撃するスタンドオフ攻撃で・・・。
ウクライナ軍のレーダーサイトや早期警戒システム、主要な空軍基地の滑走路を破壊。
長距離地対空ミサイルシステムS300数基にも打撃を加えた。
もしここで戦闘爆撃機Su34のPGMや多用途戦闘機Su30の無誘導爆弾で追撃していれば・・・。
ウクライナ軍を圧倒できていたはずだったとか。
しかし国境近くに待機していたロシア軍の最新鋭機300機は、最初の4日間は飛び立たず。
結果、ウクライナ軍の中距離地対空ミサイルを全滅させれなかった。
確認された損害は、短・中距離地対空ミサイル9基にとどまる。
結果、ウクライナの防空システムはバッチリ機能中。
いやはや、プーチン軍団は、進も退くも地獄で、プーチン、かく破れたりか?
それにしても、数々の蛮行を世界史に残して退場になるのか?
やれやれ、トホホなこった。