専門家会議

遅ればせながら、また新型コロナウイルス感染症の政府専門家会議が登場。
19日、新たな提言をまとめたが、内容はこんな塩梅。

国内感染者が都市部を中心に増えている。
今後、感染源が分からない患者が継続的に増加し全国に拡大すれば・・・。
どこかの地域を発端として爆発的な感染拡大(オーバーシュート)を伴う大規模流行につながりかねない。

オーバーシュートとかの言葉遊びも結構だが、現状は何とか持ちこたえているだろ！
拡大防止の取り組み強化が必要だとするが、検査も極めて消極的で低調。
一方、感染が確認されていない地域では、学校活動や屋外スポーツ等の再開も奨励。

晋三に忖度する政府は、臨時休校等の自粛要請の一部を解除する方針と来た。
振り返れば専門家会議は2月24日に・・・。
今後2週間程度が瀬戸際との見解をまとめた。

それをまともに受け止めた晋三。
大規模イベントの自粛や一斉休校を要請するきっかけを情報発信した。
その2週間後の今月9日には、緊急事態宣言が出された北海道での対策を分析する必要があるとし・・・。
それまでの自粛継続を求めていた。

しかし北海道は、週末の外出自粛やイベント自粛、休校などの対策が進んだ。
クラスター（集団）感染を把握して制御下に置くことができた結果・・・。
一定程度、新規感染者の増加を抑えられていると持ち上げて評価した。

ただ、どのような対策や市民の行動の変化が最も効果を上げたかは「定かではない」ともいう。
なんとも心許ない専門家会議であることか。
晋三の顔色を窺いながら、オーバーシュートという言葉で理論武装？

言葉のアヤだけでは、新型コロナウイルスは退治できないでしょっ！・・・。