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函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

ICカード免許証という曲者

2011年08月20日 05時10分19秒 | 治安
アイフォーンの位置情報収集によって精神的被害を受けた・・・。
それを理由に米国では、その補償を求めるアップル集団訴訟が始まった・・・。
米アップル本社等を相手取り、1人当たり100万ウォン(約7万円)。
2万6,691人を原告とする慰謝料請求訴訟・・・やることの大きい国である。

位置情報問題でふっと思ったのが、今流行りのICカード免許証
先日、自動車運転免許証を更新して、ようやくゴールドに復帰した団塊オヤジ。
講習時間は30分で免許証を手にしたが、すぐさまアルミホイルで包んだ。

理由は、ICカード免許証がそのままでは、Nシステムを持ち歩くのと同じとか。
警察裏金を告発した者に対する当局のマークは、厳しいと予測。
この世からお隠れするまでのマークを考え、位置は知られたくない・・・。

これで包めば電波を感知しないらしく、そのためのアルミホイル対策である。
ところで警察庁は、ICカード免許証と呼んで、偽造防止という利便性を謳う。
加えてこの運転免許証は、国際標準規格に対応したものと胸を張る。

しかし実際は米国の要望だったらしく、おまけに同国では・・・。
遠距離から、運転免許証情報がスキミングされることが問題化。
警察庁も、至近距離に近づくと個人情報が読み取られる虞がある、と言う。

偽造防止のためなら、接触型のICカードでいいはずとの指摘も頷ける・・・。
しかし実態は、個人の行動を把握することが可能になる曲者のようだ。
読み取られる可能性のあるものを仕込んだその答えは・・・。
遠距離から情報を読み込む必要があったからという指摘は、怖い話だ。

警察は、わざわざ、本籍地情報だけ印刷面から消しているが・・・。
実際の中身は、こんなに数多な個人情報が盛り込まれているとか。
本籍、氏名、生年月日、免許証の交付年月日・有効期間・種類・番号、顔写真。

ところが警察は、暗証番号を知られなければ、情報は読み取られないとする。
しかし今の日本警察の言うことは、にわかに信じがたい・・・。
いつのまにか街じゅうは、監視カメラ、Nシステム等など監視の目・め・メ。

監視ツールが街のいたるところに登場し、既成事実として罷り通る怖い現実。
暮らしにくい世の中になってしまったものである・・・。
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八百長審査

2011年07月24日 04時45分11秒 | 治安
昨年9月、沖縄県の尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件。
中国人船長の公務執行妨害などの容疑で、不起訴とした那覇地検の処分。
これに対して21日、那覇検察審査会は起訴すべきだとする2回目の議決。

これで船長は、裁判所が指定する検察官役の弁護士に強制起訴される。
しかし既に船長は、釈放されて帰国済みである・・・。
起訴状は、2か月以内に船長に送達されなければ効力を失う・・・。

しかし、誰が考えても裁判を開くのは、難しいというより無理である。
それを審査会は、真顔で取り組んで、こうも語る・・・。
市民の正義感情を反映させるために、起訴すべきだと判断した・・・。

中国当局へ情報提供や捜査共助の申し入れもをしていない。
だから起訴相当と最初に議決した後の再捜査は、尽くしたとは言えない。
果たしてそんな検察審査会に、正義を求める市民がいるのだろうか。

馬鹿さ加減も、ここまでやればお笑いの世界である。
中国なんぞ、那覇検察審査会など、相手にしない・・・。
それなのに、正義と向き合うふりをする検察審査会が、そこにある。

そんな八百長審査をする必要が、どこにあると言うのだろうか。
強制起訴議決は、一郎クンに続き5例目だと胸を張るが・・・。
無駄を承知で、税金と時間を浪費する検察審査会・・・あ~ぁ。
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交差点のUターンはOK?

2011年07月23日 05時16分43秒 | 治安
十字路の交差点が、時間規制で歩行者道路となりT字路交差点になる。
そんな街角で、大胆不敵にも交差点のど真ん中に車を停めるドライバー。
たまたま、そこを通ったミニパトカーは、検挙どころかそのまま走り抜ける。

なに、これ?交番のお巡りさんは一体、何をしているのだろうか。
やはりミニパトカーは、パトロールならぬドライブという風情。
警察車両を運転している本質を、全く理解していない・・・。

駐車違反や交差点での歩行者保護も、警備会社に丸投げ状態。
それが、今の警察の実力と理解した方がいいようだ。
警察の存在意義が、ますます分からなくなって来た・・・。

信号機のある交差点での右折待ち中には、前車がUターン行動に出る。
おかげで、1回の青信号で1台しか進めない渋滞に遭遇。
車の中では苛立ちもピークとなり、カリカリ状態である・・・。

見事な交通違反であるのに、交番前でも堂々とやってしまうドライバー。
それを見ても、取り締まりすらもしないお巡りさん・・・。
そんな横着なドライバーに、うれしい道路交通法改正が登場した。

警察庁は、右折を指示する青色の矢印信号について・・・。
禁止されている転回(Uターン)を認めることとし、来年4月から施行予定。
右折信号は、車が確実に曲がれるので渋滞を防ぐ効果がある、と胸を張る。

右折信号で転回しても、対向車は停止している・・・。
だから、事故が起きる危険性は低いと判断したらしい。
でもねぇ、現場を知らない警察官僚のやることは、何かおかしい。

後続ドライバーの苛立ち・・・そんなことを知っているのだろうか。
規則改正の前に、警察キャリア官僚への教養が大切のようである・・・。
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コンピューター監視法案

2011年07月12日 06時20分33秒 | 治安
本日も2題目の投稿である・・・。

こんな法案を成立させる政治って、何だ!
週刊紙で4ページにわたっての記事は、ショッキングなタイトル。
成立間近!!民主党の「コンピューター監視法案」で俺たちのメールが警察にのぞき見される!!

いわゆる「コンピューター監視法案」・・・これを週刊プレイボーイが大きく取り上げた。
要は、コンピューターに関する捜査権限を大幅に拡大する法律である。
東日本大震災で大変だというのに、どさくさに紛れての快挙?・・・。

通信の秘密を侵す恐れがあり、日本弁護士連合会が慎重な審議を求めていた。
民主党内にも根強い反対のあった問題法案だと言うが・・・。
それがどうしたことか、東日本大震災が発生した3月11日の午前中に閣議決定。

4月1日には、国会に提出され、5月25日に衆議院法務委員会で審議入り。
3日間、合計わずか6時間の審議時間。
こんな重要法案を、わずか6時間の審議とは・・・おやおや。
政治屋が、気楽な商売であるのも頷ける・・・。

衆院本会議でそのまま可決され、現在、参議院で審議中だそうな。
大震災や福島原発事故、内閣の不信任決議案騒ぎ等の最中にまもなく成立。
大願成就は目の前、さぞかし警察官僚は、ほくそ笑んでいることだろう・・・。

サイバーテロなどの犯罪から社会を保護することを目的とした「サイバー犯罪条約」。
これが2001年に欧州評議会で採択され、日本も署名した。
そして、この条約を批准するためには、次のような法律整備の必要がある。

「コンピューターウイルス作成罪」の新設。
コンピューターデータを保全・差し押さえする権限を捜査機関に与える等など。
そこで登場したのが、今回のコンピューター監視法案というわけらしい。

放射能の次に襲ってきたのは、権力の暴走ならぬ激走?である。
詳細を知りたければ、週刊プレイボーイを書店で買い求めて下さいな。
それにしても放射能は怖いが、権力機関にメールをのぞき見られるのも怖い・・・。

本当におかしな世の中になってしまったものである・・・。
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やっぱり、不処分

2011年07月10日 05時36分34秒 | 治安
今年3月、「ハイテク化のカンペ」と「少年事件審判」をブログに書いた。

大学入試問題が、インターネットの質問サイトに投稿された事件のことである。
7月7日、偽計業務妨害の疑いで逮捕した少年の処分が決まった。
予想通り、山形家裁は「不処分」を決定である・・・。

山形家裁の裁判官は、不処分の理由をこう説明する。
大学に謝罪文を提出するなど深く反省し、母親も積極的に監督していくことを誓っている。
裁判官のしごく当然、健全な判断には、正直なところホッとした。

一方で京都府警は、逮捕理由を社会的反響が大きいとか・・・。
予備校生が、一時的に姿をくらましたことも逮捕理由の一つと前置きし・・・。
カンニング行為で逮捕に踏み切った事態を、こう説明する・・・。

難しい事件。前例がありませんから・・・と、胸を張った京都府警の捜査一課長。
おまけに、逮捕の瞬間に少しほっとしたような表情を見せた、とか。
すごく反省しています。ご迷惑をかけて申し訳ありません・・・。

報道機関には、こんな裏話を紹介する丁寧さ、サービス過剰の京都府警。
しかし私には、その逮捕の必要性や妥当性は、こじつけにしか見えなかった。
逮捕の正当性・妥当性を、ことさらに誇張しているような景色である。

そして勇躍、少年の処遇意見を「保護観察処分」として送致したが・・・。
それは、逮捕したのに「不処分」の処遇意見では、余りにもみっともない・・・。
だから警察はメンツにこだわって、「保護観察処分」の処遇意見で送致した?

しかし、「保護観察処分」を一蹴した審判の展開で、京都府警の威信はまる潰れ。
社会の耳目を集めた大捕物事件であったが、不処分とは・・・おやおや。

ともあれ、少年の人生に大きな汚点を残したことだけは、間違いないが・・・。
カンニング少年は、みせしめ的に逮捕されただけという思いが残り・・・。
実に気の毒なカンニング事件である・・・。

警察には、逮捕権の適正な運用を期待したいが無理な注文?
前例を理由に、これからはカンニング事件で逮捕者続出?
そんな暴挙だけは、絶対に勘弁願いたい・・・。

前例のない難しい事件といえば、福島原発事故が目の前に立ちはだかっている。
しかしこちらは、未だに電力会社への捜索も出来ずに、立ち往生で右往左往。
本気で捜査するのか、できるのか・・・まったく霧の中。

前例のない事件・事故もイロイロという風情である・・・。
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滋賀県警の実力

2011年06月25日 06時44分48秒 | 治安
滋賀県警は、大津市内の殺人事件で市民に容疑者情報の提供を求めた。
これに対して、朝日新聞・京都新聞が反応、容疑者の写真を県警に提供。
同県警は、マスコミの写真を活用してチラシ作成・・・そして公表。

マスコミ各社では、それぞれに「記者行動規範」なるものがあるようだ。
その中には、おおむねこんな規定があるとか・・・。
職務上知り得た情報は、報道とそれに付随する活動にのみ使用する。

警察と仲良しの新聞社は、「付随する活動」と勘違いしたのだろうか?
警察の提灯記事ばかり書いて、感覚が麻痺したのだろうか。
社会の木鐸を標榜する者としては、極めてお粗末。

容疑者は17日未明、逃走先の岐阜市内で逮捕されたが・・・。
県警曰く・・・写真は広く情報を募り匿名で得たもので、コメントする立場にない。
当のマスコミも、事実関係をさらに調査し厳正に対処すると言うが・・・。

政治、司法、マスコミ等など、職業倫理を忘れたドタバタ劇の毎日。
どこの組織も、質の劣化が著しく思えてならない・・・。
田舎警察のお粗末捕り物劇、これが滋賀県警の実力なのか・・・あ~ぁ。
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若いお巡りさん

2011年06月19日 04時27分33秒 | 治安
もしもし ベンチでささやく お二人さん 早くくお帰り 日が暮れる~
野暮な説教 するんじゃないが  ここらは近頃 物騒だ ~
話の続きは 明日にしたら そろそろ広場の 灯も消える~

私と同年代の方はハミングできる・・・「若いおまわりさん」の歌詞だ。
ところが、最近の若いお巡りは、こんなあんばい。
「おい!そこの!二人乗り止めれ!!」

若い高校生の男女が、自転車に二人乗りでラブラブ走行中・・・。
それを発見してヤキモチを焼いた?ミニパトカーの若いお巡りさん。
ドライブ中に、パトカーの車載マイクを使って絶叫!・・・なんじゃ、これ?

言い方があると思うのが、市民応接がまるでなっていない。
函館のお巡りさんは、随分と生意気になったものである。
パトカーを運転してマイクで絶叫、何を考えているんだろう?

おまけに助手席には、同僚のお巡りさんが乗っていた。
しかし助手席のお巡りさんは、困わりさんならぬ、お座りさん。
なにもしないお雛様スタイル、連携プレーさえも知らない?あ~ぁ。

函館のお巡りさんは、道路交通法を知らなさ過ぎる・・・。
車道から歩道を横切る際は、こんなあんばい
はたまた、自らが、駐停車違反をして道路の角(5m以内)に隠れて取締り。
自らの違反をよそに、市民の交通違反を虎視眈々と狙う滑稽さ・・・。

咄嗟に、昔に流行った「オイコラ巡査」という言葉を思い出した。
市民が、携帯電話をかけながら走行すれば違反で検挙。
しかし、この絶叫調の景色も、どっこいどっこいなのだが、検挙はされない。

警察署長は、こんな現場での横柄な職務執行を知っているのだろうか。
歌のようなお巡りさんが多くなれば、世の中はもっと明るくなるはず。
それに気づかない函館のお巡りさんには、困ったものである・・・。
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イベントの開催

2011年06月10日 04時52分18秒 | 治安
市民の目フォーラム北海道」という市民団体が、札幌でイベント開催を企画。
タイトルは、「今どき、こんな裁判が!弁護士が語る国賠訴訟のヤミ」。
開催の趣旨は、以下の通りである。

茨城の布川事件でも冤罪判決、無罪まで43年もかかった。
冤罪が確定した鹿児島の志布志事件、富山の氷見事件は、国(検察)、県(警察)の責任を追及
する国賠訴訟が行われている。

しかし、冤罪なのに検察、警察は違法捜査を認めない。
冤罪国賠だけではなく、最近、全国的にも警察官の職務執行をめぐる国賠訴訟が増えている。
しかし、警察は決して謝らない。
被害を受けた市民は、訴訟費用もない。相談する人もいない。泣寝入りするだけである。

ようやく奇特な弁護士を探して提訴、長い時間をかけて争っても、残念ながらほとんど勝てない。
この10年で勝訴率6%という数字もある。
圧倒的に警察側が勝訴し、結局、市民は再びダメージを受ける。
一方、警察は税金で弁護士を雇い、組織を挙げて対抗する。

原告に有利な証拠は提出されず、警察官の証言は期待できない。
万が一、警察が敗訴しても賠償金は税金で払われる。
これは、究極の税金のムダ遣いである。警察官個人の責任も追及されない。

だから、冤罪は繰り返され、警察官の不祥事、違法行為はなくならない。
まるで明治憲法下の国家無答責の法理が、今も生きているようである。
「国家無答責の法理」とは、公務員は天皇に対してのみ責任を負う。
公権力の行使によって市民に損害を加えても、国家は損害賠償責任を負わないとする。

この現実を、わが身に降りかかるまでほとんどの市民は知らない。
そこで「市民の目フォーラム北海道(略称:CEFH)」では、国賠訴訟の現状、ことの重大性等、国賠訴訟を巡る
諸問題を広く市民に理解して貰うため、2人の弁護士による講演会を開催する。

平成23年7月9日(土) 午後2時~午後5時
札幌市北区北8条西3丁目 エルプラザ3階ホール
 1 市川守弘弁護士の講演(1時間30分) 「謝らない警察、泣き寝入りする市民」
 2 今暸美弁護士の講演(1時間)  「法の不知を許さず!」って何?「裁判官! それは、あんまりです!」
 3 質疑応答(30分)・・・。 

司会は、「市民の目フォーラム北海道」代表の原田宏二である。
多くの方が参加してくれることを期待したい・・・。
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大人4人でする仕事なのか?

2011年06月06日 04時29分28秒 | 治安
とある日の夕方、自転車で走行中、道路脇に制服のお巡りさんが3人。
見て、すぐにピ~ンと分かった・・・シートベルト着装違反の取締りだ。
案の定、自転車の進行方向の物陰に、もう一人のお巡りさん。

無線機を片手にネズミを狙う姿が、とてもいじらしくかわいい・・・。
相変わらず、陰に隠れての交通違反取締り風景である。
こんなことを、制服のおまわりさん4人で昼間からやる仕事なの?

その時である・・・若い女の子が、携帯電話をかけながら運転走行してきた。
あっと思ったが、時すでに遅しである・・・。
振り返ったら、待機中のお巡りさんが道路に飛び出して「とまれ」の合図。

この女の子は、検挙されたに違いない・・・トホホ、やれやれ。
かくして4人のお巡りさんは、0.25件ずつの違反取締り成績のポイントをゲット。
こんなことの積み重ねが、警察官の勤務成績に反映される・・・。

でもねぇ、もっとほかにやることはないのだろうか?函館のお巡りさん。
昼間の空き巣狙い等の泥棒を捕まえるためパトロールを強化するとか。
机上での巡回連絡よりも、足で働く本当の巡回連絡を行うとか・・・。

巡回連絡とは、各家庭等を訪問する活動である。
しかし多くの家庭では、警察官が来たことはない・・・それが実態。
だが交番の勤務日誌では、巡回連絡をしたことになっている不思議さ。

ところでとっさに思い浮かべたのは、昨年8月3日に書いた「お巡りさんを一喝」の場面。
タバコを吸いながら、シートベルト着装違反を取り締まっていた困わりさん。
それを見かねて、団塊オヤジが現職警察官に気合を入れた・・・。

それを読んだブログ訪問者は、こんなユーモアなコメント。
団塊オヤジが逮捕されていれば、本の売上げが伸びたかも・・・。
くしくも翌日の8月4日は、私の拙本「実録 くにおの警察官人生」の発売日であった。

警察もカッとなることが多い昨今、危ない橋はもう渡りたくない。
お巡りさんの前を静かに通過した次第である・・・。
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志布志事件を思い起こす

2011年05月29日 04時50分02秒 | 治安
鹿児島県警が、公選法違反を捏造した志布志事件は記憶に新しいが・・・。
埼玉県警は、この志布志事件から何も学んでいなかったようだ。

埼玉県警は、深谷市議夫婦を公選法違反(供応買収)容疑で逮捕した。
支持者らを飲食接待したとする容疑だ。
ところが、任意の事情聴取を受けた支持者側からは、抗議の嵐。

飲食代を払ったのに、『払っていなかった』とする虚偽の証言を強要。
そんなことを埼玉警察が強要していたとは、何を考えているのだろう。
結果、さいたま地検は27日午後、逮捕した市議と妻を処分保留で釈放。
処分保留と言えば聞こえがいいが、早い話が起訴できない事件。

お粗末な事件捜査・・・これが、いまの警察の実力なのか。
いつになったら、真摯に国民を守ってくれるのやら・・・。
本当に困った日本の警察である・・・国民は諦観するよりない?

そこに来て野党は、6月2日に内閣不信任案を提出するとか。
1日には党首討論があるものの、それを待たずに菅内閣は解散に?
選挙は、7月10日あたりとか・・・俄然、盛り上がってきた。
 
そして警察は懲りずに、またまた選挙違反の冤罪事件を粗製濫造?
政界も警察界も一寸先は闇ということ?・・・。
センセイ方、くれぐれも冤罪で逮捕されることのないように、注意されたし。
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検視ビジネス

2011年05月18日 04時32分31秒 | 治安
インターネットを彷徨っているうちに、驚くべきサイトに遭遇。
渡邉正次郎 News Todey」と題するサイトの5月8,9日の記事。
5月9日は、被災地の県警に巻き起こる「変死体裏ガネバブル」とある・・・。

内容の一部を引用して、紹介したい・・・。
中略・・・問題は、大震災の被災地でも検案の謝金が医師へ支給されず、警察の裏ガネとされているのが間違いないことだ。
死者が1万人で3千万円、2万人で6千万円、3万人で9千万円の裏ガネが作られる計算だ。

岩手、宮城、福島の3警察本部に質問をぶつけてみたが、いずれも「警察庁に問い合わせてほしい」という対応であった。
警察庁は、「(東日本大震災の)後遺体の検視等に際し、医師から検視立会い等の協力を得た場合には、原則として、遺体一体当たり3千円(地震発生日から4月19日までの間は1日当たり3万3千円)の謝金を支払うこととしている」(広報室)。

・・・とするが、「その執行手続きは各都道府県警察で行っていることから、個別の執行状況に関しては、各都道府県警察に尋ねられたい」(同)という。
.
前出の院長は、3月13日と14日、宮城県で検案をおこなっているが、謝金を支給されておらず、そういう話すら聞いていない。
検案謝金で裏ガネづくりをしている事実が発覚し、警察庁と都道府県警察とで責任のなすり合いをしているようだ。・・・中略・・・。

震災の犠牲者まで利用し、巨額の裏ガネを捻出しようとする警察は、骨の髄から腐りきっている。
・・・中略・・・法をもとに泥棒を捕まえる警察、しかも、警察組織の幹部、キャリアたちが国税を詐欺、横領しているこの構造・・・引用、終わり。

警察の内情を知らない方には、実にショッキングな話である。
しかし、裏金という「毒まんじゅう」のおいしさを知っている警察のことだ。
そんじょそこらで、金脈掘りを止める訳がない・・・。

転んでもタダでは起きない、狡猾な警察の真価を発揮である。
それにしても、遺体の検視まで金儲けのビジネスにしてしまうところが凄い。
守銭奴軍団と言おうか、裏金に毒された組織の情けない姿でもある・・・。

こんな組織に守って貰わなければならない不合理さや不愉快さ・・・くやしい限りである。
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華vs鼻クソ

2011年05月14日 05時13分35秒 | 治安
話題が目白押しのため、本日も2題目の投稿・・・。

警視庁警部補の蛮行が、ビックニュースになった。
部下への指導と称して暴力を振るったり、飲食代を払わせるパワハラ。
いわゆるパワーハラスメント行為を繰り返していた幹部。

第5方面交通機動隊の男性警部補(46歳)を停職3カ月の懲戒処分。
上司だった警部2人も、これを黙認したとして減給や戒告処分。
ちなみに懲戒処分には、免職・停職・減給・戒告の4態様がある。

警部補は、悪ふざけだったが、指導の範囲を越え大変反省している。
他人ごとのようなコメントだが、こんな警察官は退職した方が国民のため。
その蛮行は、おおよそこんな感じであるというから恐れ入る・・・。

30代の巡査長のパトカーへの乗車遅れをとがめる。
事務室で乗車用ヘルメットを振り下ろし、巡査長の右手指を骨折させる。
20代の巡査長には、硬式野球ボールを数回投げつけて太股に打撲。
ラーメン店で、飲食代の全額(4人分5,000円)を支払わせる等など。

上司2人は、被害者の怪我を自過失とする虚偽報告書を黙認。
華の警視庁は、もはや鼻クソの警視庁という感である・・・。
イジメで溜飲を下げて、お給料を貰える警察の世界が凄い。

裏金を思うように使えなくなり?ラーメン代まで部下に払わせる?
言わせて貰えば、何を今さら、ゴメンねジローである。
警察組織の腐敗進行は、国民が想像する以上のようデス・・・。
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けん銃発砲に思う

2011年05月07日 03時12分00秒 | 治安
本日は、2題目の投稿・・・敢えて書いておきたい。
東二本大震災の陰に埋もれてしまうのが、もったいない話題。

5月3日のゴールデンウイーク中の午後7時半過ぎ。
神奈川県警松田警察署員が、管内のコンビニ店の前でけん銃を発砲した。
事件の発端は、店の前で5~6人がけんかしている、との110番通報。

駆けつけたお巡りさんが、店の前にいた男性から事情を聴こうとしたら・・・。
2~3人の男が乗り込んだ乗用車が発進。
制止を振り切り、車が逃走したため、警察官がボンネットめがけてけん銃を発射。

その後に警察は、公務執行妨害容疑で逃げた男を逮捕した。
お巡りさんは、バックした車をよける際に、足をひねって右足を捻挫。
同署の副署長は、以下のような苦しいコメントである・・・。

現在、判明している事項の中では、適切なけん銃の使用であったと思われる・・・。
思うのは警察の勝手だが、この副署長も勉強不足ぎみでなかろうか。
けん銃発砲要件、相手に対する危害許容要件を知っているのだろうか?

警察官職務執行法」第7条には、こうある。
犯人の逮捕若しくは逃走の防止、自己若しくは他人に対する防護又は公務執行
に対する抵抗の抑止のため必要であると認める相当な理由のある場合・・・。
その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で、武器を使用することができる。

今回は喧嘩の現場で、警察官の事情聴取に応じず、現場を立ち去ろうとした。
急バックした車に、お巡りさんがひっかけられそうになっただけの状況である。

警察官等けん銃使用及び取扱い規範」には、こうある。
原則としてけん銃を撃とうとするときは、撃つことを相手に予告すること云々・・・。

しかし警察は、不手際な職務執行であっても、先手でメディア対策を講ずる。
不適正な職務執行であっても、適正な職務執行を装う強引さ。
組織防衛という御旗のもと、頑張るエネルギーが凄い・・・。

こんな軽微な事案で、けん銃を発砲するお巡りさんの登場である。
「天才バカボン」の、けん銃乱射の困まわりさんを思い浮かべてしまった・・・。
神奈川県警は、武器の使用要件、危害許容要件を再勉強すべし!

武器はけん銃ばかりでなく、警棒も武器であることを忘ずに!
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検察暴走の背景

2011年04月26日 05時02分22秒 | 治安
市議会議員選挙で落選、ブログ閉鎖を決意したが撤回。
いろんな人から激励を受けて、継続することにした。
いわゆる朝令暮改、優柔不断な限りであるがご勘弁を・・・。

さて、大騒ぎした大阪地検特捜部の証拠品改ざん事件。
郵便不正事件で押収したフロッピーディスクのデータを書き換え。
証拠隠滅罪に問われた元主任検事は、実刑確定に向かう。

求刑は懲役2年であったが、大坂地裁の判決は懲役1年6月。
被告、検察ともに控訴しない模様である。
控訴期限は今日4月26日、これが過ぎれば実刑が確定し服役。

検察犯罪は、東日本大震災で小さなニュースで扱われるだけ。
検察暴走の背景がウヤムヤのまま、国民の記憶から消えていく。
一番喜んでいるのは、検察首脳たちであろうか。

熱しやすく冷めやすい、そんな国民性も気になる。
またまた、日本のどこかでえん罪事件が蠢き出す可能性大。
本物の大災害は、忘れた頃に本当にやって来た・・・。

取調べの全面可視化問題は、どこを彷徨っているのだろうか。
捜査機関のえん罪づくりも、人災そのものである。
こちらの災害対策も怠ってはならない・・・。
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八百長?検察審査会

2011年04月20日 04時18分07秒 | 治安
昨年9月の沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件。
今頃になって、那覇検察審査会が頑張りを見せる・・・。

公務執行妨害容疑で逮捕した中国人船長を、那覇地検が不起訴。
ところが検察審査会は、この事件を起訴相当と議決した。
何を今更の感が否めない・・・。
地検は再捜査するが、船長は既に中国へ帰国している。

議決書は格調高く、こんなあんばいの論調である。
中国漁船に追突された巡視船の損傷は軽微とは言えない。
人命を危険にさらす行為であったことは、否定できない・・・。

地検が不起訴とした理由の計画性を否定した点は・・・。
追跡された場合は、どんな方法でも逃走を図る意思があったとする。
さらに船長は、謝罪や被害弁償をしていない・・・。
検察官が釈放し、「帰国したので起訴しない」という裁定は不納得。

実情を国民に知らしめるためにも、本件のビデオ公開を希望する。
外交関係のけじめをつけるためにも、起訴相当を議決した。
那覇地検次席検事は、「再捜査して適正な処理をする」・・・だって。

どっちもやる気がないのにパフォーマンスの絵空事。
これは、検察版「八百長事件捜査」にほかならない?・・・。
八百長?検察審査会のお仕事は、時間と税金の無駄遣い。

いい加減さも、ここまで来たら笑うよりない・・・やれやれ。
コメント
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