久しぶりに友人から電話があった。
今までと変わらない元気そうな声。 やることが多くて忙しいみたい。
これからですね。突然家族を亡くした喪失感は時間をかけて癒していくしかない。
”ご主人の検査はいつ?”と電話に出るなり彼女が聞いた。
なんということでしょう! 私の夫の心配してくれて感激。
検査や入院、手術・・・選択ができるからいいよ~と言ってた。確かにその通りです。
思えば救急車で入院したことで思いがけず発見できた。まだそれが何なのか分からないけど。
”ご主人に付いていくでしょ?” と彼女が言った。
ほとんどの人から言われます。 私が冷たい奥さんに見えるのかな(笑)。
私は優しい奥さんですから同行します。 4時間もかかる検査だし。
結構長く会話をした。今まで溜っていたかのようによく話しました。
家族は家族の思い出を共有してるからたくさん会話があるでしょう。
しかし親子や姉妹でなく対等な立場の友人同士ならではの癒しがあると思う。
ご主人が急逝されてからちょうど一か月。
私にすぐ涙声で報告してくれた彼女が今日は他人の心配をしてくれている。
良かった~彼女の笑い声を聞いて安堵しました。
<時間>が悲しみや寂しさを癒してくれる。元気であろうと無理しないでいい。
たまにはなんてことない会話で思い切り笑いたいと思いました。