弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

絶滅危惧種の メンバーだけど「二分の魂」任官者

2023年12月15日 21時40分05秒 | 裁判
実に4年ぶりに東日本の弁護士任官者の忘年会を東京で開催した。
参加者は定年退官者も含めて18名で、現職は15名。
現職は全国で64名ほどだから、約4分の1が一堂に会した。
とはいえ、現職の弁護士任官者は全国約三千人の裁判官(簡裁判事を除く)の2%強にすぎない。
けれども、みんな元気だった。

「ぼったくりバー」を 彷彿させる 政治資金の「仮装パーティー」

2023年12月15日 00時20分30秒 | 世相
こんなパーティーはイヤだ。

https://mainichi.jp/articles/20231214/k00/00m/010/095000c

当選無効の 議員の仕事 百害あって 一利なし

2023年12月14日 00時00分45秒 | 判決どどいつ
一昨日の最高裁判決から。
(写真)最高裁口頭弁論の傍聴人向け説明書
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=92565

私は、反対意見に時折見られる人権感覚には大いに期待しているが、この判決に限っては、反対意見よりも多数意見を支持したい。
そもそも、当選無効の議員報酬の不当利得返還請求に対し、議員としての稼働による不当利得返還請求権による相殺を認めるという原審の判断には、非常に違和感がある。そんな相殺を認めるくらいなら、最初から議員報酬の不当利得は成立しないというべきではないだろうか。
それに、当選無効の議員がたとえ何をしようと、当該自治体や住民が利得することは考えられないように思う。
今回は大阪市自身による訴訟だったが、住民訴訟による同種事案の提起も当然予想される。
さらには、国会議員による同種事案で国が不当利得返還請求をしていないのはおかしいのではないかという批判もあり得る。
最高裁判決における意見の対立は、そのような事情も反映しているのかも知れない。

「前九年の役」安倍氏が滅び 乱まだ続く「後三年」

2023年12月13日 19時36分23秒 | 世相
11世紀に安倍氏が滅亡したのは「前九年の役」。
因みに、前後二回合計九年にわたる安倍政権が終わって、ちょうど三年が経った。
「後三年の役」では安倍氏を滅ぼした清原氏が滅び、奥州藤原氏が誕生した。
歴史は繰り返すか。

えー!開いた口が 塞がらないと「声の肖像・パブリシティ権」

2023年12月12日 20時01分45秒 | テレビ
今夜のNHK「クローズアップ現代」から。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4856/
「生成AIコンテンツ 声優の声を学習させトラブルも」

死活問題となっている声優の訴えには、なるほどと思わされた。
「声の肖像権・パブリシティ権」は、これまで考えたことが無かったが、少なくとも声優については、当然認められるべきだろう。
立法が追いつかなくても、人の肖像権やタレントのパブリシティ権と同様に、判例によって確立されるべき権利ではないかと思われる。

今も変わらぬ 利権の政治「越後屋、お主も 悪よのう」

2023年12月10日 10時37分11秒 | テレビ
今日のTBS「サンデージャポン」での泉房穂元明石市長の発言から。
番組レギュラー決定か?

憲法ばかりか 法律さえも 守る気のない? 議員たち

2023年12月09日 22時19分35秒 | 世相
政党助成法を違憲とまで思っているわけではないが、同時に、いずれ政治資金規正法を再改正して、企業・団体献金を禁止するという話だったはずである。
ザル法と言われて久しい政治資金規正法さえも守る気がないのではないかと疑われる議員たちには困ったものだ。

弁護士も色々 スーツの色も 少し変わった 方がいい

2023年12月05日 23時15分39秒 | 裁判
日大会見、弁護士のストライプスーツにネット注目「派手すぎて気が散る」「全てがトリッキーすぎて話が入ってこない」(中日スポーツ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed7379d29b6e46f930ce19c10ca7a304957e48ae

かの久保利弁護士ほどではないが、私も、スーツの色は、女性と同様に色々と楽しんで良いと思っている。
(写真)日本将棋連盟ホームページの棋士データベースから。
将棋界でも、神吉宏充7段に次いで、大橋貴洸7段という異色の棋士が出て来ている。

「失敗学」部に 変えてはどうか?「日大危機管理学部」

2023年12月04日 18時18分02秒 | 世相
https://www.nihon-u.ac.jp/risk_management/news/detail/1004

判事補定員 千人割って それさえ充員 できぬ様

2023年12月02日 10時51分31秒 | 裁判
高等裁判所長官   八人
判事     二一五五人
判事補     八四二人
簡易裁判所判事 八〇六人

下級裁判所裁判官の令和5年度の定員は上記のとおり。
(写真)令和4年度以前の定員を、山中理司弁護士のHPより抜粋。
特に判事補の定員は千人以上だったのに、大幅に削減されつつある。
それさえ充員されていないという。
なぜこうなったのか、最高裁は真摯に反省すべきだろう。

「裁判官は なぜ禿げるのか?」究めれば「イグ・ノーベル賞」?

2023年12月01日 21時00分50秒 | 裁判
岡口基一裁判官の講演から。
裁判官が禿げやすい原因は「知らない」などと言う事が許されないプレッシャーだという。
私も同じように思っていた。
もう一つ、私の説を付け加えるとすれば、ダーウィンとスペンサーによる「適者生存」。裁判官は、老けて見えた方が明らかに有利。イギリス等の裁判官が法廷でカツラを被るのも、それが理由だ。間違いない!
その前提として、そもそも本当に裁判官が禿げやすいのかどうか、実証的・統計的に研究する価値があると思う。
目指せ!「イグ・ノーベル賞」