弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

働く判事は 論文書いて 「ハタ?」の判事を 楽にする

2006年11月23日 19時14分12秒 | 未分類
裁判官の「勤労感謝の日」どどいつ。
働くとは、傍(はた)の人を楽にする意味だと言われる。
私が弁護士任官して評価を一変させたのは、論文を書く裁判官である。感謝に堪えない。
裁判をしていると、考えた事も無い論点にぶつかり、ハタと困る例が少なくない。そんな時に最も頼りになるのは、裁判官が書いた論文である。同じような問題にぶつかり研究した先輩たちの見解は非常に参考になる。
そして、そのような論文の執筆によって、事件の配点を軽減してもらえる訳ではないし、さしたる報酬も得られない。
大感謝。
この記事についてブログを書く
« 本気だったら 許してあげる ... | トップ | こんなに品数 必要なのか? ... »