弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「事務官」トップが 裁判官の 上に君臨 する異常

2024年07月19日 18時45分47秒 | 裁判
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024071900379&g=soc

そもそも、裁判官ですらない最高裁事務総長(裁判所事務官のトップ)が、あたかも当然のように、下級裁判所のトップである東京高裁長官に就任するというのは、裁判所組織として正常とは言い難いと思う。
裁判官人事全体を握っている立場にあると思われるが、自身の東京高裁長官就任も、形式的には内閣の任命と最高裁裁判官会議による補職を経るにせよ、実質的には自分で決めたのだろうか。そうだとすれば、恐るべき権力者である。
(写真)山中理司弁護士HPの最高裁入り予想
そして、前例に従えば、次は最高裁判事がほぼ確実というポストでもある。
仮にそうなったとしても、私の裁判においては、最高裁大法廷に係属した際に回避するのは当然として、おそらく証人として出廷してもらわなければならない立場でもある。
これを「官僚司法」と言わずして、何を言うのかという感想を抱く。
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