弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

世界のソニーと 司法の世界 評価するなら 在職中

2010年08月22日 20時10分13秒 | 判決どどいつ
19日の知財高裁判決から。
ソニーのプレステの技術の一部を開発した元技術者の職務発明の対価の請求を認容した逆転判決。
本人の感想は「できれば在職中に評価してほしかった」というものだった。
塚原朋一知財高裁所長の定年退官前日の言渡しだった。
(写真)
塚原所長編著の「事例と解説 民事裁判の主文」。
判決起案をする裁判官には必携文献である。
先日も遺留分減殺請求訴訟で価額弁償の抗弁が出た事例で、大いに参考にさせていただいた。