きまぐれ発言

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100日を迎えるオバマ大統領

2009-04-29 12:48:08 | Weblog
100日を迎えるオバマ大統領        (009.04.29.)

オバマ大統領は4月の29日で就任100日目を迎える。
ブッシュ前大統領時代からの国内的、国際的に大きな問題を抱えている上に更に昨年末に予期せぬ世界的大恐慌が行きてを阻む様に襲い掛かり、前途が危ぶまれていたが、オバマ大統領の強い信念と、目まぐるしい活躍ぶりが、一歩一歩、前進に結びつけ、“アッ!”と言う間の100日であった。

オバマ政権発足と同時に3人の氏名閣僚が身元調査問題に絡んで辞任したり、共和党議員からの反対等々決して順風満帆ではなかったが、大統領の若さと強固な信念とが人に共鳴を与え、大きな動きの第一歩になったように思います。

アメリカでは大統領就任100日までは誰も批判はせずに見守ると言う慣習があり、100日目で初めて評価の対象にされると言うことである。

「ワシントンポスト」とABCテレビの100日経過の世論調査では、大統領を支持すると答えた人は、1072人中69%で、就任から100日を迎えた大統領の支持率としてはここ20年最高の水準であったようです。

民主党の指名選挙戦ではお互いに熾烈な戦いをしたクリントン女史も、オバマ政権の国務長官として、「目標に向って進展を遂げている」と其の成果を評価し、大統領擁護に徹した発言をしている。

大国アメリカは、オバマ大統領によって、イメージが大きく変わり、今までの「軍事と単独行動」から「強調と連帯」による話し合い重視の体質に変わり、100日にして其の第一歩を踏み出したと見てよいのではないでしょうか。

問題はこれからです、国内的にはGM問題を抱え、アメリカ人自身が、自己の主張を乗り越えて国家の危機を打開する事が出来るかに掛かっている。

国際的には、敵対視して来た反米国家とも対話や、関係改善に取り組む姿勢を全面に出し、「対立から対話へ」と変換したアメリカを、国際社会に認めさせる事が出来るかに掛かっている。
世界平和のためにも、益々、オバマ大統領の今後を期待したいと思います。
(えびなたろう)



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