きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

政権交代前のドサクサ駆け込み人事

2009-08-04 11:53:02 | Weblog
政権交代前のドサクサ駆け込み人事     (009.08.04.)

7月29日のBlogでも書いたが、今回の選挙で、民主党への政権交代が現実味を帯びてくる事が予想され、官僚による今の内に民主党に対抗する、人事の異動を大急ぎで始めている。

自民党も其れを見込んで、投票日までの期間を40日と今までに無い長い空白期間を設け、この間の内に遣って仕舞おうと言う魂胆がみえみえだ。

本来人事は、内閣が行政の方針に合わせて、総理の元で、行われるのが正常であるが、今までの遣り方が人事に付いても、全て官僚任せで遣ってきた自民党がこの様な状態を許している。この国の政治支配が、官僚主導になっている事を、ハッキリと証明している表れである。

読売新聞に、「この夏の間に各省庁の事務次官人事が殺到している」と言う記事はこの事である。

官僚たちは、今や大喜びで、自分たちの都合の良い人事体制と、「天下り」や、「渡り」についても民主党政権になれば、遣れない事を遣っているのである。

国土交通省は春田謙次官が退任し、谷口博昭技監が昇格、春田氏の前任の峰久氏は住宅金融支援機構に天下り(前Blogに書いた通り)

文部科学省の人事の中では、独立行政法人・日本学生支援機構理事の矢野重典氏(61)が公立学校共済組合理事長に8月1日付けで決まり、歴代同省OBの指定席になっているところである。

矢野氏は、元文部科学審議官から「天下り」し、其処から「渡り」をした事になる。
共済組合の理事長は文化相が任命する事になっているから、塩谷文化相が任命者であるから現政権で、あれだけ、「天下り」や「渡り」は遣りません」と言っておきながら、ドサクサにまぎれて「天下り」「渡り」の人事を平気で遣らせているのである。

自民党は選挙のマニフェストに書いても、いとも簡単に、約束を破る行動をしている自民党の現実をみて、信頼度は全く無い事を、国民は銘記する事が大切である。
(えびなたろう)


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