きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

FCレーダーの照射事件は

2013-02-07 11:18:14 | Weblog
FCレーダーの照射事件は       (2013-02.07.)

中国の艦船が1月30日、東シナ海の公海上で、警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦に火器管制レーダー(FCレーダー)を照射した事が分かった。FCレーダーとはミサイルなどを発射する際、目標、距離、進路、速度などを正確に把握するためのもので、後は引き金を引けば命中するというもので、極めて危険な攻撃状態になったという事である。

30日の場合中国艦船と自衛艦の距離は約3キロFCレーダーの照射は数分間に及び、護衛艦が自衛措置に踏み切れば、戦闘状態に発展する可能性もあったと言われている。
小野寺防衛相は、「極めて特異な事例だ」と述べているが、中國側が明らかに日本からの攻撃を誘うかの様な行動で、明らかな挑発行為であります。
今回は、自衛隊側の冷静な対応で事なきを得ているが、中國政府や共産党指導部は事の重大さをどの様に受けているのか、厳重な抗議を申し入れている。

此れに対し中国外務省は6日の記者会見で「我々も報道で初めて知った」と述べレーダー照射に付いては「知らなかった」と言っている。

中国では1月の中旬に軍の参謀本部が「戦争の準備を」と軍に対して指示を出している事は軍の機関紙が報じている。此れに対し、米軍も1月に東シナ海上空に空中警戒管制機(AWACS)を投入し、クリントン前米国務長官が尖閣諸島をめぐり日本側の立場を支持する踏み込んだ姿勢を表明している。

日本政府としてはこれ等の挑発行為に冷静に対処し、国際社会に真実を発信する事が絶対に必要な事であります。
民主党政権下では、悪戯に中國に遠慮し、漁船が巡視船に衝突して来た事も隠蔽しようとして来た事も今回は反省し真実を国際社会に発信する事こそ重要な事であります。

今回このFCレーダー照射の事実は、国際社会で、大いに討議し、むしろこれが機会に話し合いが尊重されれば、好転する事に成ると思います。

中国も、目下大気汚染の問題等でも、周辺各国に迷惑を掛けている反省事項は山ほどある。それらを考えても、国自体が、一流国家としての倫理観を持たない限り、自滅の道を歩くことになると思います。
(えびなたろう)


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