きまぐれ発言

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高梨選手に期待

2013-02-08 10:12:45 | Weblog
高梨選手に期待         (2013-02.08.)

来年のソチ冬季五輪で初めて正式種目に成る。女子のスキージャンプ競技で、今期ワールドカップで10戦中4勝を挙げている16歳の高梨沙羅(タカナシサラ)、(グレースマウンテン・インターナショナル所属の選手)は今季勝利数を一気に増やし、五輪メタルの有力選手に名を連ねている。

小柄な選手が多い日本選手の中で、特に小柄で、高梨選手は152センチしかないが、その小柄を生かして、飛距離に於いては抜群で、低く安定した助走から踏切で無駄なく力を伝えて飛び出し抜群の空中感覚で飛距離を伸ばすのが彼女の持ち味である。

ただ、問題は、着地姿勢を含む飛型点だ、コーチを務める渡瀬弥太郎チーフコーチは「高梨のジャンプは飛び出しのスピードが速く、終盤も高く浮くので、着地が難しい、」と語っている。遠くへ飛べば飛ぶほど降り立つ斜面は緩やかで着地が難しく、難度が高くなるのを言って居るのだ。

板を前後にずらし膝を曲げて着地する「テレマーク・姿勢」を入れられないと飛型点は審判一人当たり2点が減点される60点満点中6点が減点される事は大変大きい減点だ。

今期は、そのテレマーク姿勢が確実に取れる様に重点的に練習し、未だ完璧ではないが、相当に良くなってきている。また、ルールも変更になり、スタートゲートの位置も今までは審判員の判断で、決められていたが、コーチの判断で、スタート位置を変更する事が出来る様になった。其のため、高橋選手のテレマーク姿勢を入れられるギリギリの飛距離とゲート位置の関係をコーチと相談して見極め本番に望めることが出来る。

高橋選手は、他の選手とゲート位置を多少下げても互角の飛距離を出せる技術がある、それだけに、苦手な着地でも点数を稼ぐことが出来る有利さをもっている。

今月の9,10日は山形・蔵王でW杯の2連戦がある、高橋選手も意気込んでいるので、期待の持てる戦いに成るのではないでしょうか。
(えびなたろう)


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