きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

話し合いを拒否した中国

2013-04-19 10:14:24 | Weblog
話し合いを拒否した中国        (2013-04.19.)

アジアに於ける日・中・韓の話し合いは、非常に重要な意義を持っている。それは何でも武力によって解決しようとする前世期のスタイルから脱却して、近代的で、より民主的な、御互いの立場を尊重する、話し合いによって、打開する事が出来れば、最も理想的な方法であるからである。

アジアに於いても山積する国際問題も日中韓の主要3国で、話し合い、解決する事が恒例になって居て、5月下旬に開催される予定の3国首脳会談も韓国のソウルで開催される見通しになって居たが、此処へ来て、中国側が日本の同席を渋り出席しないと言う事である。
理由としては、昨年来日中、日韓で、尖閣諸島や竹島の問題がこじれているからであると言う事だ。

3国の首脳会談は、毎年この時期に回り持ちで開催され、御互いが抱える難問題もこの時期に話し合われる事に寄って、解決への第一歩として期待されていただけに、見送りは大変残念な事であると思う。

韓国は、今回の会談で核実験や、ミサイルの発射で挑発を繰り返す、北朝鮮問題を話し合いたいと思っていたらしい。無論日本に付いても同様で、解決出来ない大問題もあるが、当面の環境問題や、経済問題なんかも、話し合う議題は山ほどある。

中国に付いても、新しく副首相になった汪洋(ワンヤン)氏は「どんな事が有っても経済関係を深めたい」と語ってこの会談を前向きにとらえている。

3国に取って当面重要な課題は、自由貿易協定(FTA)や深刻化する大気汚染問題もあり、中国自身も放置して置けない問題も多々あるのではないでしょうか。

尖閣諸島の問題だけにとらわれて、話し合いにも出席しない、中国の姿勢は、とても大人の対応とは受け取れない、情けない対応ではないでしょうか。
(えびなたろう)


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