きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

「MP2.5」と言う危険物

2013-03-17 12:32:45 | Weblog
「MP2.5」と言う危険物      (2013-03.17.)

PM2.5とは直径が2.5マイクロミリ(0,0025ミリ)以下と言う微細な汚染物質で石炭の燃焼や自動車の排ガス中に含まれる汚染物質である。何しろ非常に小さい粒子であるから汚染物質としては、体内の呼吸器官の奥まで入り、健康被害をあたえる事で、とても悪質な汚染物質であります。

北京の病院では喉や目の痛みを訴え得る患者でパンク状態だと言われている。毎年この季節が来ると飛来する黄砂の影響で問題化するが、年々拡大する被害の大きさに、何もしない政府の無策さにたいし、住民の怒りは募るばかりである。

政府は産業の拡大を叫ぶ一方で、公害の規制も、遣っているとは言うが、規制の仕方が全く遣って無いに等しいから、環境汚染の増大は年々増すばかりである。
法律は有っても、環境対策を実行する「資金」も「技術」も、最も肝心な政府自身に環境問題に取り組む姿勢が全く感じられないからではないでしょうか。

其れに加えて、今年は水の汚染問題が深刻さを増している。工業排水で、「7色の河が有る」と自嘲気味に語られているが、野放しに近い放置の状態である。おそらく近年中には水飢饉が到来するのではないでしょうか。

中国政府は今年から、政権が習近平政権に変わるが、此れからの中国は経済問題にプラス、環境問題は、喫緊の課題で、その上に言われている官僚たちの汚職の問題は、習政権の命運にも関わる重大問題であり他人事ながら、心配する所であります。
(えびなたろう)


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