きまぐれ発言

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菅VS小沢「政倫審」出席物別れ

2010-12-21 11:04:22 | Weblog
菅VS小沢「政倫審」出席物別れ     (010.12.21.)

岡田幹事長から政倫審出席へ再三の要請を拒否していた小沢氏は、遂に首相からの要請にも拒否を貫いた。
この問題は、小沢氏の言う検察からの不起訴決定が、身の潔白を証明しており、「自分には何等やましい所はありません」といってきている。
それでは、なぜ検察審査会から、「起訴相当」の決議が出されたのかを、全く考えていない、むしろ、なぜ検察審査会が、「起訴相当」を決議したのかをいぶかって居る。

検察審査会は、プロの検察官では無く、国民から選ばれ、国民を代表した、人達が、国民の視点で、問題を検証し、裁判での決着が必要とした判断から、「起訴相当」を決議したもので、検察が行う、集めた証拠データーの中から、善悪を見出せなかったと言うだけで、「不起訴」とした事とは、国民感情に相当な乖離がある事を認識するべきである。

従って、世論調査でも、疑惑の善悪が明確ではなくても、疑惑は疑惑で存在する事に、なぜこの様に成ったかの説明は、殆どの国民はその説明を望んでいるのである。

クリーンをイメージした、民主党の党首をしていた小沢氏は、政治家として当然、自ら進んで国民の前で、明確にするべき責任が或るはずである。

法律や論理だけの問題ではなく常識で考えても、億単位の政治資金を小沢氏個人が動かし、政治資金規正法違反で彼の秘書たちが起訴され、其れで居て、ご当人が自ら所属する国会の場で、何の釈明も、身の潔白も、証明する事を頑なに拒み続けるという事はどんなに考えてもおかしな事であります。

菅総理もこの上は、党としての態度をはっきりさせたいという事であるから、どの様になるかを見守りたいと思うが。早晩、小沢派は分離する形を取らざるを得ないのではなかろうかと思います。

輿石幹事長代理も、強行に菅内閣に反対している一人であるが、彼自身は日教組の「ボス」と言われた男である。
日教組は、日本の教育界に広く蔓延した組織で国旗・国歌を否定し、国を破壊する元凶組織であり、クリーンをイメージする民主党内に、存在するべき性格の組織では有りません。

従って、この機会に明確に分離させる事に踏み切らないと、悔いを千載に残す事になると思います。その上で、政界再編成が起こって、はじめて日本の前途に道が開ける政党政治が誕生するのではないでしょうか。
(えびなたろう)


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