きまぐれ発言

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中国の違法漁船の横暴!

2010-12-19 12:07:19 | Weblog
中国の違法漁船の横暴!       (010.12.19.)

昨日の報道で、黄海で韓国の排他的経済水域(EEZ)内において、中国漁船約50隻が違法操業をおこなっているのを韓国海洋警察庁の警備艇が発見、停船命令を出したところ、其れを無視して韓国警備船に衝突してきたということである。尖閣諸島沖での事件と同じような事件である。

この事件で、衝突して来た漁船は沈没し一人が死亡、一人が行方不明、韓国の警察官4名が漁船乗組員の金属パイプなどで殴りかかる抵抗にあい、重軽傷を負ったということである。
この様子は、ビデオで今朝、我々も実情を見る事が出来たが、明らかに中国漁船側の横暴な行為は明確である。韓国警備艇はその後も、行方不明者の捜索や、海に放り出された人命救助にあたり、負傷者はヘリコプターで病院へ搬送したということである。

この様な状況の報道に対して、中国の「国際問題研究所」の研究員は近年中国が取っている資源ビジネス政策の中では、ありうる事だと言わんばかりのコメントを出している。

そして、その考え方の中には「中国人口13億人の大国が発展すれば、世界の経済繁栄と人類の福祉充実に大きな役割を果たすことが出来る。逆に、貧困で発展しない中国というのは国際社会にとって大きなお荷物になる」と言っている。

何と、横暴極まりない考え方なのであろうか。まるで、世界の資源は、全部中国の物といわんばかりで、他国は、全て属国程度に考えている。

此れが、所謂「中華思想」と言うもので、中国人特有の歴史的思想である。
自己中心主義的思想は、中国政府もある程度黙認しているところがあり、ある程度国家のイメージを考慮して「利益の一部を地元に還元しなさいと、指導している」といっている程度である。

世界の経済大国になった中国が、今後益々、この様な横暴が続けば、中国と言う国との付き合いは、一線を画したものでなければなりません。

その意味からも、日本は、ロシアとの国交回復を早く図り、アジアでは、アメリカ・ロシア・日本・韓国が、強い発言権のある国になる事が必要であると思います。

内閣府が発表した、世論調査では、日中関係について、「良好でない」の回答が88%になったと言われている、この様な最悪な状態は、1986年の調査開始以来の最悪で、中国のイメージダウンは、自国の経済の発展と共に急激に低下している。

今の中国の状態では、政府より、中国共産党中央の勢力が、強いから、当分は改まる事はありません。
むしろ、NATOと協調する姿勢に変わった、ロシアと仲良くする事の方が、中国を牽制する意味からも、良いのではまいかと思います。
(えびなたろう)


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