きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

すれ違いを鮮明にする党首討論

2011-02-10 08:08:54 | Weblog
すれ違いを鮮明にする党首討論      (011.02.10.)

菅総理と自民・公明両党首による討論は、昨日、行われた。両党共はじめから、与党と話し合う姿勢は見せず、終始話し合う糸口を掴もうとする、与党に対し、昨年の民主党マニフェストを取り上げ、破綻をあぶり出し、破綻に対する責任を明確にしない限り話し合いに応じる気は無い、と最初から噛み合わない話に終始した。そして、自民党は終始協議を拒み、衆議院の解散・総選挙を要求した。
公明党はマニフェスト破綻は国民への契約違反であって、その責任をどの様に取るのかを迫った。

菅総理は、マニフェストは、任期4年の内の約束で、4年以内には実行する方向で今も努力している、出来る事は、今も進めているとし、6月までには一体の改革案をまとめその協議には応じるよう、求める姿勢に務めた。

また、小沢元代表の「政治と金」の疑惑問題は、両党党首とも国会での証人喚問を強く求め、与党の決断をせまった。

今年初めての党首討論と言う事で、野党側は、統一地方選挙を意識して、有権者への見せしめにも、最初から話し合う姿勢は、全く示さず、対立姿勢を鮮明にする事に対し、与党側は、話し合いを強調し、協議に参加する事を求めたが、「八百長相撲のような話には乗れない」(谷垣氏)と取り付く島も無い返答で、党首討論会は終わった。

この調子では先が思いやられる状況であるが、自民・公明両党も今日の国の状況には全く責任が無いわけではなく、何の政策論議もしない国会で終わると言う事は、政治に対する両党首の責任感が問われる問題でもあると思う。

政治家として、国民の立場を考えた、行動もとって貰いたいと思う。
(えびなたろう)


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2 コメント

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statesman (noga)
2011-02-10 09:26:42
政治家は、政党の内紛に身をゆだねてよいものか。
議員は、自分自身の政治哲学は持ち合わせていないのか。
内閣の首班指名を何回繰り返しても結果は同じ (低級) になるのではないか。
標本を抽出する母集団の質の問題を考えることなく総理の首を何回挿げ替えても、結果は賽の河原の石積みのようなものになるのではないか。

たとえ主義主張が違っていても、大切な政治問題を解決するときには、お互いに力を合わせなくてはならない。
アメリカとソ連は力を合わせて日本を敗戦に追い込み一件落着とした。
大きな政治問題を解決するためには、政治家は小異を捨てて力を合わせなくてはならない。
個人の力ではどうにもならない現実の内容を、大局的見地から政治的に判断して変えるのが、偉大な政治家の役割である。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

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Unknown (Unknown)
2011-02-10 13:58:36
あんたら老人達がその無能な政治家を選び続けた結果が今の日本だろ。
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