麻生総理の責任力とは! (009.08.18.)
やっと今日が選挙の公示日を向かえた。解散を決定してから1ヶ月、更に投票日まではあと12日間ある。その間各党が夫々にマニフェスト(国民との契約)を掲げ、またそのマニフェストに他党はケチを付けて批判し、自党のピーアールに懸命になっている。
公示日を前にして、昨日は記者クラブ主催の6党首による討論会行われた、内容は、今までにさんざん聞かされた内容であるが、結論は、「ともかく政権交代を」と言う野党側と「自公与党の政権継続を」と言う与党側との対立であって、野党側は、今までの政治が「国民生活を壊した」と言うし、与党側は「野党(民主党)が唱えるマニフェストに財源の裏付けがない」の一点張り討論であった。
与党を代表した麻生総理の、第一声は「責任力」を強調し「自民党には一貫性ある公約と其れを実行する力がある」と大見得を切った発言があったが、今までの支持率低下の原因は「自民党の一貫性の無さ」と「公約を実行して来なかった事」、「即ち実行する力が官僚に骨抜きにされていた事」が最も国民の不評を買っていた事なのに、良くまあ!この様な事が図々しく言えた物だと呆れさせられた。
野党を代表した鳩山代表は、「官僚任せの政治に終止符をうち、政権交代によってみんなで“チェンジ”し、日本をよみがえらせたい」と言っている。
そして、唯一与党の攻撃材料の財源問題では、無駄の排除とそれに伴う予算の見直しを掲げている。
財源に対する見方は、与党と野党では、相当の見方に隔たりがある。与党は「夢ものがたりだ」と言うが、当然今まで通り自公政権が遣ってきた通りを継続すれば、夢ものがたりかもしれないが、野党の言う無駄の排除は、予算全般の見直し、官僚の天下り渡りの廃止する改革が伴っての財源捻出であるから、遣り方によって始めて明らかにされる問題で、今までの官僚の無駄使いを考えても相当な財源が期待される事は確かである。
いずれにしても今までの実績から、与党政権の継続には最早、魅力はなく、各党党首の質問も民主党が政権を取る事を前提にした質問が多かった事に象徴されていた討論会であった。
従って、麻生総理の景気対策一辺倒で「今なお道半ばであるから継続して政権維持を是非自民党へ」と訴えていたが、その訴えも「今更何を言ってるの?」と空虚な言葉としか聞こえてこなかった。
今日から後12日まで、まだ大分あるから騒がしい日々が続くと思うが、世界各国は今度の選挙で、日本の代わり方を注視している事は間違いありません。そのためにはわが国が世界に示す「平和国家日本としてのビジョン」を示す事が大切であると思います。
(えびなたろう)
やっと今日が選挙の公示日を向かえた。解散を決定してから1ヶ月、更に投票日まではあと12日間ある。その間各党が夫々にマニフェスト(国民との契約)を掲げ、またそのマニフェストに他党はケチを付けて批判し、自党のピーアールに懸命になっている。
公示日を前にして、昨日は記者クラブ主催の6党首による討論会行われた、内容は、今までにさんざん聞かされた内容であるが、結論は、「ともかく政権交代を」と言う野党側と「自公与党の政権継続を」と言う与党側との対立であって、野党側は、今までの政治が「国民生活を壊した」と言うし、与党側は「野党(民主党)が唱えるマニフェストに財源の裏付けがない」の一点張り討論であった。
与党を代表した麻生総理の、第一声は「責任力」を強調し「自民党には一貫性ある公約と其れを実行する力がある」と大見得を切った発言があったが、今までの支持率低下の原因は「自民党の一貫性の無さ」と「公約を実行して来なかった事」、「即ち実行する力が官僚に骨抜きにされていた事」が最も国民の不評を買っていた事なのに、良くまあ!この様な事が図々しく言えた物だと呆れさせられた。
野党を代表した鳩山代表は、「官僚任せの政治に終止符をうち、政権交代によってみんなで“チェンジ”し、日本をよみがえらせたい」と言っている。
そして、唯一与党の攻撃材料の財源問題では、無駄の排除とそれに伴う予算の見直しを掲げている。
財源に対する見方は、与党と野党では、相当の見方に隔たりがある。与党は「夢ものがたりだ」と言うが、当然今まで通り自公政権が遣ってきた通りを継続すれば、夢ものがたりかもしれないが、野党の言う無駄の排除は、予算全般の見直し、官僚の天下り渡りの廃止する改革が伴っての財源捻出であるから、遣り方によって始めて明らかにされる問題で、今までの官僚の無駄使いを考えても相当な財源が期待される事は確かである。
いずれにしても今までの実績から、与党政権の継続には最早、魅力はなく、各党党首の質問も民主党が政権を取る事を前提にした質問が多かった事に象徴されていた討論会であった。
従って、麻生総理の景気対策一辺倒で「今なお道半ばであるから継続して政権維持を是非自民党へ」と訴えていたが、その訴えも「今更何を言ってるの?」と空虚な言葉としか聞こえてこなかった。
今日から後12日まで、まだ大分あるから騒がしい日々が続くと思うが、世界各国は今度の選挙で、日本の代わり方を注視している事は間違いありません。そのためにはわが国が世界に示す「平和国家日本としてのビジョン」を示す事が大切であると思います。
(えびなたろう)
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