きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

今年も靖国神社参拝問題

2009-08-16 17:39:38 | Weblog
今年も靖国神社参拝問題       (009.08.16.)

8月15日の終戦の日には、先の大戦で、亡くなられた戦没者をしのぶ日で、全国民は祈りを奉げたいが、靖国神社への参拝は、先の大戦のA級戦争犯罪人が合祀されているからと拒否する国民もいて、毎年複雑な国民感情の前に晒されている。特に中国や韓国では、靖国神社参拝を先の大戦が日本に採って戦争を正当化するものである、と言う理由から外交問題に持ち込み、険悪した日中関係の基になっていたのである。

日本においても昭和天皇がA級戦犯の合祀に反対されていた事も解かり、皇室の参拝は日本武道館で行われる全国戦没者追悼式に参列されるだけである。

戦争に対する、国民感情は夫々に違ったものがあり、複雑ではあるが、国の為に一命を奉げた戦没者には、国民感情として、深い追悼の意を抱くのは当然の事である。

その点、今までの政権の時にも靖国神社と別にA級戦犯抜きの国立追悼施設の建設が叫ばれ、天皇陛下にも参拝してもらえ、国民も自由に何のわだかまりも無く参拝出来る施設の希望もあったのだが、自民党内から「靖国神社の存在をおとしいれるもの」と言う批判が出て見送られたのである。

これに対し、民主党の鳩山代表は、靖国神社へは参拝しないがそれに代わる戦没者追悼施設の必要性を認め政権を取れば、「有識者懇談会を設置し、答申を受けて建設を本格化させる」と言っている。

それに対し、自民党の中には「みんなで靖国神社に参拝する会」と言うのがあって反対の意向を示していると言う。「みんなで靖国神社に参拝する会」とは、何を意味した会なのか、解からないが、「みんなで渡れば怖くない」と対比して特別な意味を持った会なのであろうか? 

私は、この際一刻も早く、全国民が何のわだかまり無く参拝出来る施設の建設が必要だと思います。そして、戦没者の霊を偲ぶ事によって、平和を誓う事が、亡くなられた戦没者に報いる事ではないでしょうか。

学校の生徒も、東京へ来れば、国立追悼施設におまいりする事によって、「平和国家日本の礎」として教育する事が大切です。

先進国の中で、その事も出来ない日本の国は、三流国家と言われても仕方が無い事でしょう。
(えびなたろう)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿