厚生労働省に外部チェック機関を

厚生労働省に外部チェック機関を

今朝の一面にまたまた年金不明問題で、新たに未統合記録が発見された。其れも民主党の長妻議員が質問の中で、出てきたと言うから、厚生省の情報隠蔽体質は、まったく改まっておらず、それが国民の大きな不信に繋がっている。

思い返せば、薬害エイズ問題で、厚生省は情報を隠し持っていて、なかなか公開しなかったが、今の民主党の菅直人さんが厚生大臣になるや、官僚の抵抗を撥ね退けてエイズ関連資料３０冊のファイルが公表され、これにより菅氏は国民の大きな支持を受けることとなったことは周知のことである。

今回の年金問題も、野党から突付かれて、突付かれて、やっと少しづつ出てくる状況は、官僚主導で動いており大臣は操り人形扱いされているからである。

訪問介護最大手のコムスン問題も、介護しなくても報酬請求すれば、自動的に支払われる流れを、元従業員の内部証言で表面化している。厚生省官僚はいったい何の仕事をしているのか。全くチェックが効いていない。または、裏金でも動いていて、見逃しているのかも知れない。

介護の仕事と言うものは、人道的な仕事で、正義感と愛情をもった人でないと務まらない尊い仕事である。人の弱みに付け込んで、利益をむさぼる仕事ではない、
其れも介護費用を誤魔化して、取っている行為は、全く非道な行為である。
おそらく、これも氷山の一角だと思う。早急に何らかの方法で、強固なチェック体制を執ってもらいたい。

選挙も近づいている折から、自民党は官僚と結びついた悪い族議員体質を曝け出した形だ、それにくっ付いている公明党もただ言いなりでは、バカにされるのも無理も無い。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（えびなたろう）