きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

露・クリミヤ制圧、

2014-03-05 15:24:54 | Weblog
露・クリミヤ制圧、      (2014-03.0.5)

プーチン大統領は4日モスクワ郊外で記者会見をした。ウクライナ南部クリミヤ半島で「軍の投入が必要な状態は消えた」と述べ、ロシアによる制圧が事実上完了したとの見方をしめした。大統領は、クリミアに展開している部隊は「地元の自警団で、ロシア軍は関与していない」と主張。クリミヤ自治共和国のロシア連邦編入については「考えて居ない」と言っている。

そして、更にクリミヤの将来は「安全かつ自由な意思表示のできる条件下で、住民自身が決定できる」と述べている。
そして6月、ロシアのソチで、(G8)首脳会議に付いては「準備を進めているが、(他国首脳が)来たくないなら、来なくても良い」と述べている。

ボイコットの動きに強気の姿勢を示して居る欧米に対し「グローバルな世界で、制裁は「お互いが損害を被り、ロシアへの脅しは非生産的で有害だ」とけん制している。

最近のプーチン大統領は、無意味な武力抗争には反対姿勢を示し、話し合い重視の姿勢を取っている。その姿勢の変化は、最近アメリカに変わって、世界紛争の調整役を自らかって出ている様にみえる。

今回の様にEU側とロシア連邦側の抗争では、どちら側にもその言い分が有り、中でも過激派同士が、ぶつかれば必ず戦争の形になる。それを話し合いで、解決する事が、近代的外交手段で、プーチンは近代的外交で解決しようとしているのではないでしょうか。

先ずは暴力沙汰を鎮めて、話し合いに持ち込む。姿勢を示して居る。それに対して、武力だとか制裁で相手に損害を与える事は、「非生産的有害だ」と言っている。

欧米側は今回の事件を近代的な外交手段で話し合いしては如何でしょうか。すぐに「武力」だとか「制裁」に結びつけ、相手を脅迫するような手段は、お互いにとってマイナスであります。(今の中国が、よくやる手段だ)。

G8(サミット)をボイコットするに至っては、将に最低の手段である。むしろ、会議に出席して、議論を交わし、問題点を絞り出して、改革する事で納めるのが、近代的ではないでしょうか。アメリカの「世界紛争調停役」も、いまや、自からも一緒になって、紛争に関わっている様では困った事では無いでしょうか。
(えびなたろう)


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