きまぐれ発言

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道路特定財源の協議ゆくへは!

2008-03-25 10:18:35 | Weblog
道路特定財源の協議ゆくへは!      (008.03.25.)

暫定税率の期限が後1週間にせまった中、修正協議に入れないで居る与党、福田政権はどの様にするのか。

福田首相が、自ら「全額一般財源化も視野に入れる」と言う発言にやっと一歩踏み込んだ修正提案が示されるものと、我々も期待していたが、出された提案内容は、一般財源化に付いては、「税制抜本改革時に見直す」と言うだけで、一般財源化するとは何処にも書いていないし暫定税率の問題も何の修正提案もない、其のうえで、「暫定税率維持を前提とする租税特別措置法改正案を年度内に成立させる」とハッキリと書いてある、此れが修正提案なのか??。

此れでは全く修正案では無く原案そのもので、民主党の鳩山幹事長は「与党は修正しない案を出してきた」と逆に態度を硬化させている、だから「この提案のままでは協議に応じない方針」と言っている。

改正案には道路関連以外に、国民生活に影響する項目として土地売買にかかる登録免許税の税率軽減の項目があるので、民主党は道路関連部分をはずした対案を提出、参議院で可決し、衆議院でも成立をさせたい考えのようだ。

しかし与党側は、対案の可決を、政府案の否決と見なし、衆議院での再可決で押し通そうとしている様だ。

福田総理は、記者団に対して、民主党の協議に応じない事を「全くわからない」を連発しているが、出された修正案なるものが、誰が見ても修正された内容ではなく、字句の言い回しで誤魔化した様な内容は、相手を逆撫ぜするようなものである。

日銀総裁の時も同じで、最初から応じられない様な提案を何回も出して、「全くわからない」と言っているようでは、交渉能力の無い総理と言わざるを得ない。

無駄な時間を無為に過ごし、一人相撲を取っているだけで、相手の意見の内容を理解せず、修正提案になっていない様な提案を再び出すような事では、総理の支持率が低下するのも“むべなるかな”である。

自民党も解散しないのなら、総理大臣を変えたら如何でしょう、国民は無能な総理に大変迷惑するだけだ。
                      (えびなたろう)


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