きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

無神経な鳩山発言

2011-02-15 10:30:44 | Weblog
無神経な鳩山発言       (011.02.15.)

鳩山由紀夫氏が米軍普天間基地の移設先を「国外、最低でも県外」と言うのが公約で、一年近く、すったもんだした挙句、結局は辺野古に回帰した事に対し、「学べば学ぶほど沖縄海兵隊の継続駐留が必要で普天間基地の辺野古移設が抑止力維持のために必要である事がわかった」と言って、抑止力のためには、民意も公約も振り捨てて、辺野古への移設を決定したのである。

ところが、その考え方が、今になって、「辺野古移設しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず、「抑止力」と言う言葉を使った。方便と言われれば方便だ」と方便で言った事を認めたのである。

一国の総理が、自らの言葉に責任を持たず、軽々しくこの様な事を発言した事に、地元の住民の怒りは再び爆発し、沖縄の琉球新報では「万死に値する大罪」と報じている。

鳩山さんは、一度「政界を引退する」と宣言した人が、再び出てきて、軽はずみな発言に、地元住民の気持ちを逆なぜする様な発言は、自分でも恥ずかしい思いが無いのであろうか。

普天間移設の外交問題は、我々が見ていても、一度も肝心のアメリカとの話し合いもしておらず、只自分一人の思いつきだけで、“ああでもない”、“こうでもない”を繰り返し、
その気にさせて置いての、辺野古回帰である。
呆れて、物が言えないと、裏切られた感情は、国民皆が持つのも当然の事である。

そして、菅さんに、「辺野古移設の決定の意志を継続してくれ」と頼んで、逃げたのである。
鳩山さんは、この上更に醜態を晒す事の無いよう、小沢氏と共に、一刻も早く、政界から引退する事をお勧めしたいと思います。

そして、改めて、在日米軍基地の問題を、両国で、建設的な方向に、充分な話し合いをし、見直す事が必要ではないでしょうか。そして、その中で、日本のなすべき問題を明確にし、その任務を果たすことが、同盟国としての結びつきを堅固にする事ではないでしょうか。
(えびなたろう)


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