きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

一人の国民でも国家構成の要員である

2011-02-26 09:55:28 | Weblog
一人の国民でも国家構成の要員である       (011.02.26.)

リビアのカダフィ大佐は、自国の国民を“虫けら”のようにしか思っていないのではないでしょうか。

自分達の地位を守るために、傭兵を動員して、自分に抵抗する、自国の国民を容赦なく銃で撃ち殺している様だ。

首都トリポリは、反政府勢力が包囲している事に対し、カザフィ大佐は反政府勢力に対し、大規模な攻撃を仕掛け、死者1000人を超す惨事を招いている。

この事からも、自国の国民を容赦なく撃ち殺す行為は、これ等の国民を“虫けら”同然に考えている事で、軍の中にも、民間人への攻撃を拒否した軍人に対しては、直ちに、処刑され、その数130人にも上ると言う事である。

もはや、カダフィー大佐は、幾ら国民に向け、自分の正当性を演説しても、聞き入れられず、益々、国民の怒りは大佐自身に向けられている。

国連安保理事会は、25日午後3時、リビア問題を協議する予定で、「国連憲章第7章(平和に対する脅威などへの行動)に基づく、制裁決議が検討されると言う事である。

制裁決議の内容は、カダフィ大佐の側近の出国禁止、資産の凍結、リビヤ政府への武器輸出禁止、同国上空の飛行禁止、などが、検討される模様である。

往生際の悪いカダフィ大佐は、イランのフセイン、北朝鮮の金正日と並ぶ、独裁政権を維持する、“悪の権化”と言われた人間で、最後まで、自己反省というものが無く、従って、国民の一人や二人は、“虫けら”同然と言う考えでいるから、殺害しようとも「悪い事をしている」と言う気持ちは全く感じていないのではないでしょうか。

リビヤの前法務大臣ムスタファ・アブドルジャリル氏は「国民に銃を向けるような指導者は直ちに去るべきだ」と言っている。全くその通りで、一国民と言えども国家を構成しているメンバーである、それに銃を向ける人間は、国家の敵である。
(えびなたろう)


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