きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

江田氏「みんなの党」離党へ

2013-12-08 16:10:41 | Weblog
江田氏「みんなの党」離党へ      (2013-12.08.)

今朝の新聞に「みんなの党」の元幹事長がみんなの党を離党する事が報じられていた。
江田氏は橋本内閣当時の内閣秘書官を遣って居た人で、政治改革の中枢部にいただけに、改革の必要性に付いては、彼の人生を掛けて取り組んできた人である。

当時は族議員政党と言われた自民党は、マンネリ化した官僚体質を嫌って、自民党を飛び出した一人である。従って、「みんなの党」を立ち上げたのも渡辺善美氏との改革の必要性に燃えて立ち上げたのである。

所が、「みんなの党」も国民からの支持を得て、一応の政党に成長すると、政党助成金も億単位に成り、党首である渡辺代表は「みんなの党」を“渡辺商店”と間違えて、自分勝手な行動に走り政党資金も自由勝手に使おうと金庫番である江田幹事長が目の上のタンコブとなり、先日遂に更迭したのである。そして野党連合には反対し(連合すれば党首になれない、資金は自由に使えない等)結党当時の原点を失った行動に、走る代表と意見が合わなくなったのである。

今回“江田元幹事長”が離党を決意した事は今迄遣って来た野党連合を結集し、明確な政治の方向性を国民の前に明確にし、そのための改革の戦士を集めた勉強会を発足させようと立ち上がった様である。

遣る事は、「既得権益を打破し、規制改革と地域主権の共生社会を実現する事である」取り敢えずは今の国会会期あけの勉強会立ち上げを目指している。
…何人集まるか解らないが、ここに設立趣意書案を紹介します。

説立趣意書(案)
「既得権益を打破する会」
――規制改革と地域主権で共生社会を実現する会――

今後の日本の将来を切り開くためには、「規制改革と地域主権改革」が必要である。
成長分野として誰もが認める「農業」「電力・エネルギー」「医療・福祉・子育て」等の規制を改革し新規改革を促進する。補完性原理に基づき、基礎自治体に「権限」「財源」「人間」を移譲し、道州制の実現を視野に入れて中央集権体制を打破していく。両改革を実現する中で地域において「新しい公共」の担い手等と連携する事で「共生型社会」を実現して行く。

しかし、これ等の改革は、既得権益やしがらみの岩盤を打ち砕くことなくしては決して実現できない。アベノミックスを標榜する自民党は、こうした岩盤から多くの票と金を得て活動している以上、早晩、改革に行き詰まる可能性が高い。
この勉強会は、「既得権益フリー」「しがらみフリー」の議員が超党派で集い、此れからの日本が取るべき成長戦略と共生社会のグランドデザインを具体的な方策の裏付けをもって提示する事を目的とする。

平成25年12月10日
(呼びかけ人)
【民主】:細野豪志、松本剛明、笠浩史、階猛(今後増える可能性あり)
【維新】:松野頼久、石関貴史、馬場伸幸、小熊慎司、遠藤敬、東国原英夫、
【みんな】:江田憲司、柴田巧、青柳陽一郎、井坂信彦、井出庸生、小池政就、畠中光成、
     林宙紀、
【無所属】:柿沢未途、
以上
(えびなたろう)