きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

「秘密保護法案」大荒れ国会

2013-12-05 11:33:07 | Weblog
「秘密保護法案」大荒れ国会     (2013-12.05.)

特定秘密保護法案を巡って与野党が激しさを増している。与党側も山積する国の運営に一歩一歩必要な法案を片付けて行かないと、全て国の行動が遅れてしまい、結局は日本と言う国への期待が、世界各国から、疎まれてしまう傾向に有る。

前回の衆議院選で、初めて2大勢力の政党が与党と野党に分かれて国の運営が行われる形を想定していたが、実態は与党勢力(自民・公明)が大勝利を果たし、対する野党は小政党ばかりが10党もひしめいた選挙戦であったため。得票数では与野党約半分ずつ位であったが、結果は、票が分散していない、与党が、圧倒的に有効に得票し、当選議員数が多くなったのである。

此れによって、3分の2以上に政権を伸ばした事は「ねじれ国会を解消し」その結果、将に自民党の一党独裁の体制になってしまったにである。

選挙後も野党側は、せめて野党連合を作ってでも与党側にチェック機能を果たせる程度の勢力をとの〝江田憲司氏“などの動きもあったが、「みんなの党」の〝代表;渡邊美智雄氏”は野党連合を嫌って、江田憲司幹事長を更迭した事は、益々、自民党一党独裁の傾向を強めたのである。

この状態では、野党がどの様な作戦に出ようとも、安倍政権は安泰で、スケジュール通りの法案通過を果たす事に成る事は当然の事であります。従って、もはや、野党の抵抗は「無駄な抵抗」であると言う事です。

幸いにして、今回の特定秘密法案は、尖閣問題で、民主党が取った、中國漁船衝突問題を秘密にした事で、私は、「こんな物まで、秘密にする必要は無い」との考えでした。従って、安倍総理と同じ考えで有ったのである。

しかし、将来に渡って秘密が、どの程度にするべきかは、その時々の内閣の考え方で変わると思います。だから、その“程度”を法律上で、決めると言う事は、不可能な事だと思います。
だから、此の論議は、時の総理を信頼するかしないかで決まるのである。
(えびなたろう)