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NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

「魔法にかけられて」

2008年03月27日 | 洋画

~それは、ディズニー史上最も“アリエナイ”魔法~

子どもの修了式に、コソコソ~っと行ってきました。^^;

2007年 アメリカ作品 ディズニースタジオ配給 (08.3.14公開)
★第65回ゴールデングローブ賞 主演女優賞 受賞
[監督]ケビン・リマ
[脚本]ビル・ケリー
[音楽]アラン・メンケン (ディズニー作品ではおなじみの作曲家)
[出演]エイミー・アダムス・・・・・・・・・・ジゼル姫        (アンダレーシアの王女)
     パトリック・デンプシー・・・・・・・ロバート・フィリップ (離婚専門の弁護士) 
    
ジェームズ・マースデン・・・・・・エドワード王子     (アンダレーシアの王子)
    ティモシー・スポール・・・・・・・・ナザニエル     (ナリッサの家来)
    スーザン・サランドン・・・・・・・・ナリッサ       (エドワード王子の継母)
    (ナレーション:ジュリー・アンドリュース)

    <日本語吹き替え版>
    ジゼル姫・・・・・・・・・・木村聡子(今作が声優デビュー)
    エドワードト王子・・・・小森創介
    ロバート・・・・・・・・・・・畠中洋
    ナレーション・・・・・・・松阪慶子

<見どころ>
アニメと実写映像を融合した、ディズニー製作のファンタジー。
プリンセスなどアニメの世界のキャラクターが、現実世界で大騒動を繰り広げる。
主演は、『キャッチミー・イフ・ユー・キャン』のエイミー・アダムス。
おとぎ話には欠かせない意地悪な継母を演じたスーザン・サランドンの
怪演にも注目。松坂慶子がナレーションを担当。

<あらすじ>
アンダレーシアで動物たちと暮らす美しい姫、ジゼルは、運命の人と出会い、
結婚する事を夢見ていた。ある日、怪物に襲われたジゼルは、
エドワード王子に助けられる。お互い一目惚れし、出会ったばかりにも関わらず、
完璧なデュエットを披露し、翌日結婚する約束をする。
しかし、王子の結婚を喜ばない継母のナレッサ女王は、魔女を送り込み、
ジゼルを井戸に突き落とす。
なんと、その井戸は、現代のニューヨークに繋がっていた・・・。

<感想>
いい意味で、期待を裏切った映画でした。
ここまで、セルフパロディしていいのか?と思うぐらい自虐?ネタ満載です。
とにかく、アニメと実写をつなげる、という発想にまず脱帽です。

物語は、エドワード王子と互いに一目ぼれ、「運命の人」と信じ
翌日結婚するジゼルが、女王ナリッサの罠で、井戸から突き落とされてしまう。
そこは、「永遠の愛など存在しない国」、現代のニューヨークだった。

会って、その翌日に結婚がそもそも「は?」ですよね。

主人公ジゼルを演じたのは、エイミー・ワインズ(吹き替え:木村聡子)
  
この方実年齢33歳なんですよね・・。 よくお姫様を演じましたよ。
ヒロインならではの、天真爛漫さがよく表現されていました。
吹き替え版の木村さん、お上手でした。あとで経歴見ると、やはり音大声楽科卒。
納得の美声でした。
このジゼルが、現実世界とおとぎ話の世界の違いに違和感を覚え、
気持ちの変化していく様が、うまく演じていてとてもよかったです。

ジゼルを助けて世話する弁護士ロバートを演じたのは、パトリック・デンプシー。
  ん~今ひとつ、好みの顔じゃないなぁ~。
反対に、ロバートは現実主義。
ジゼルとは正反対で、最初漫才のような会話だったのが、だんだんふつーの
会話になっていく様子がよかったですね。
娘のモーガンが、また二人の間を取り持ってこれまたよかった。

ジゼルのお相手?エドワード王子は、ジェームズ・マースデン。
  もっとタイプじゃない・・・・。(--;)
時間が経つにつれ、ジゼルは現実とおとぎの世界の違いに違和感を覚えていく
のに対して、エドワードはまったくお構いなしにおとぎのまま進んでいくのは
おかしくって仕方なかったです。
で、結局結婚できるのなら誰でもよかったんかい!って感じ。

現実世界に落とした継母ナリッサには、スーザン・サランドン。
  思ったほど出番なかったですが、存在感ありました。
最後、ドラゴンに変身しちゃいますが、これがしょぼくって。。。
もう少し、リアルなドラゴンが良かったです。

で、ナリッサの僕、ナザニエルには、テイモシー・スポール。
 
 この手の映画に、ほんとよく出ますね。
「ハリポタ」・「スゥイニートッド」、この手の作品にはかかせない俳優さん。
今回も、コミカルに演じてくれました。やっぱうまいなぁ~。


何がおかしいのって、ディズニーがディズニーをパロッてること。
でも、最後はやっぱりディズニーらしい終わり方。

印象に残ったのは、ジゼルが実写で動物達を呼んでお掃除するシーン。
ハトは許せるが、ネズミとゴキブリが出た時は、固まってしまいました。
しかもゴキちゃん、飛ぶしっ!(ひょえ~~
それと、ロバートの娘、モーガンが「現代の魔法のカード」と言って
クレジットカードを出して、ジゼルとショッピングに出かけたシーン。
そりゃあ、魔法だわ。でも、買いすぎると、あとで泣きを見るのよね。
ここでの二人の会話が、良かったです。

あと、実写になったリスのピップのかわいさに満足。
ジェスチャーで伝える表情がツボにはまり、一番笑えました。


吹き替えでしたが、違和感なく観られました。
ディズニー映画は、積極的に観ない私ですが、これはオススメですね。
子供向けのような気もしますが、大人にも観て欲しい作品かも?

字幕で観る機会があったら、ダーリンと二人で観にいきたいです。

点数:8.5点 (10点満点)


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6 コメント

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パトリック・デンプシー (アバン)
2008-03-27 11:58:35
は’80年代のB級映画では最高にイカシタいじめられっ子キャラだったんですよ!最近ではドラマばかりだったみたいですけど。実は私の一番好きなハリウッドスターです。

この映画も見たいな~とか思っていましたがDVDまで・・・って思っていて、NAOさんのレビューを見てやっぱり映画館で観たいな~って。なので子供をダシに使って吹き替え版を観に行こうかと画策してみます(笑)
返信する
アバンさんへ (NAO)
2008-03-27 14:07:52
お~アバンさんのイチオシスターでしたか。
それは失礼しました。^^;

胸毛が見えるシーンがあったんですが、私
胸毛OUT!なんです。
しかも、濃い。 ちょっと体が受付ませんでした。
いや、別に私がどうのではないんですが。( ̄▽ ̄;)ポリポリ

子どもにも大人にもいいかと思います♪
アバンさんの感想も楽しみにしてますね。(^▽^)
返信する
面白かったですよね。 (ベル)
2008-03-27 18:00:45
こんにちはv
「魔法にかけられて」私も、公開直後に行ってきましたよ。
ある意味、期待以上の面白さで、ハマってしまいました。出来れば、もう1回見たい作品です。
私、元々、歴代のディズニープリンセスの映画が大好きで、そういうのも結構見ている方なので、シーンシーンごとに、「あっ、このシーンは、あの映画のあのシーンに似て居るなぁ」と思いながら、楽しみました。

そうそう。
お掃除のシーンは、ちょっと・・・(--;でしたよね・・・。
ゴキちゃんは、直視できなかったです・・・。
とはいえ、おとぎの世界の森の中なら、バンビやリスなどなど可愛い動物で溢れていても、あんな都会だったら、ゴキちゃんとかネズミとかカラスしかおらんわな・・・A^^;;と、その皮肉さには納得でした・笑
・・・ネズミが自分の体でお皿拭いて、食器棚にしまっているのも、ぞっとしましたよね~。

最後の最後まで、登場人物皆がハッピーになれるところは、ディズニーらしくって、心温まりました。
楽しい映画でしたね。
NAOさんも、是非是非、ダーリン様とおデートで、2回目行っちゃってください(*^^*)
・・・余談ですが、私は、ケロロの映画を3回行きました(爆)

ではでは、TBの方、送らせていただきました。
また、ご承認お願いいたします(*^^*)v
返信する
ベルさんへ (NAO)
2008-03-28 12:53:23
ベルさん、いつもTBありがとうございます♪

いやぁ、あまり期待しないで行ったのですが
良かったですね。
「白雪姫」や「美女と野獣」「シンデレラ」などなど
いろんなお話をパロッてましたね。
動物のシーンは、ちょっとひきました。^^;
ネズミお皿拭いてるのは、「やめて~」と心の中で
叫びましたよ。
だって、あれどぶねずみですよね?(--;)

なんにも考えずに見るといいですね。

>私は、ケロロの映画を3回行きました

さすがケロロファンのベルさん。(^^)
最近、相方と二人で映画行ってないので、時間作って
行きたいな~と思います♪
返信する
お!観ましたね?? (まーじょ)
2008-03-30 22:32:05
NAOさん、こんばんわ。

私もこの映画、公開早々に観に行きました。
やはり、ゴキちゃん達とのお掃除シーンではフリーズしましたね。
ティオシー・スポールを除き、男性陣もタイプではなかったし・・・。
ブルブリかわいいドレスを着ても、小じわが~だったし。
でも、実写とアニメをうまくつなげてしまうと言う着眼点が素晴らしい!
part2があったら、また観に行きたいな。
返信する
まーじょさんへ (NAO)
2008-03-31 12:52:07
はい、観てきました♪
男性陣は、好みじゃなかったけど、女の子の気持ちを
くすぐる映画だったような気がします。
実写とアニメをつなげるっていうのが、驚きの発想。
さすがディズニーです。
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