NAO日和

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<7月の鑑賞予定映画>

「フェラーリ」「キングダム 大将軍の帰還」「メイ・ディセンバー ゆれる真実」「もしも徳川家康が総理大臣になったら」

「生きる LIVING」

2023年04月15日 | 洋画

~最後を知り、人生が輝く~

2022年  イギリス/日本映画  (2023.03.31公開)
配給:東宝  上映時間:103分
監督:オリヴァー・ハーマナス
原作:黒澤明 (映画「生きる」)
脚本:カズオ・イシグロ
オリジナル脚本:黒澤明/橋本忍/小国英雄
衣装デザイン:サンディ・パウエル
音楽:エミリー・ルヴィエネーズ=ファルーシュ
出演:ビル・ナイ/エイミー・ルー・ウッド/アレックス・シャープ
   トム・バーク/エイドリアン・ローリンズ/ヒューバート・バートン
   オリヴァー・クリス/マイケル・コクラン/ゾーイ・ボイル
   リア・ウィリアムズ

<見どころ>
黒澤明監督による『生きる』を、映画化もされた「日の名残り」などで
知られるノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本でリメイク。第2次世界大戦後の
イギリス・ロンドンを舞台に、仕事一筋で生きてきた男性が死期を宣告されたことで、
自らの人生を見つめ直す。監督はオリヴァー・ハーマナス。
『パレードへようこそ』などのビル・ナイが主演を務め、エイミー・ルー・ウッド、
アレックス・シャープ、『聖なる証』などのトム・バークらが共演する。

<ストーリー>
1953年、第2次世界大戦後のイギリス・ロンドン。役所の市民課に勤める
ウィリアムズ(ビル・ナイ)は、毎日同じことを繰り返し、仕事に追われる
自分の人生にむなしさを感じていた。ある日、医師からがんで余命半年で
あることを告げられる。最期が近いことを知った彼はこれまでの味気ない
人生を見つめ直し、残された日々を大切に過ごして充実した人生にしたいと決意する。
やがて、彼の変化は無関心だった周囲の人々をも変えていく。

<感想>
黒沢監督のオリジナルは未見。


舞台をイギリスに変え、オリジナルはもぅ70年近く前で今とは
価値観が違えど、本質的なものは変わっていないなと感じます。


オリジナルを観ていないのでなんともいえませんが、主人公が
余命宣告を受けた前後の違いが、あまり差異がなかったのが物足りなかったかな。
同じ死の宣告を受けた内容の「オットーという男」のほうが、個人的に
共感もちました。

また劇中、歌のシーンがありましたが「ナナカマドの木」(スコットランド民謡)
良かったです。あの場面はウルっときました。オリジナルは「ゴンドラの歌」
だそうですが、「ナナカマドの木」でも歌詞が主人公に合っていていました♪

人生の最後に何をするのか?とは究極の問いになるが、ほんとうに
何があってもおかしくない今、自分はどうして毎日過ごすか?
ちょっと考えさせられる作品でした。
オリジナル、機会があったら観てみたいです。

点数:7点/10

コメント (2)
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