NAO日和

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<7月の鑑賞予定映画>

「フェラーリ」「キングダム 大将軍の帰還」「メイ・ディセンバー ゆれる真実」「もしも徳川家康が総理大臣になったら」

「オットーという男」

2023年03月25日 | 洋画

~町内イチの嫌われ者。だけど・・・好きにならずにいられない~

2022年  アメリカ映画  (2023.03.10公開)
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメント  上映時間:126分
監督:マーク・フォスター
原作:フレドリック・バックマン
脚本:デヴィッド・マギー
オリジナル脚本:ハンネス・ホルム
音楽:トーマス・ニューマン
出演:トム・ハンクス/マリアナ・トレビーニョ/マヌエル・ガルシア=ルルフォ
   レイチェル・ケラー/トルーマン・ハンクス

<見どころ>
フレドリック・バックマンの小説を原作にしたスウェーデン映画『幸せなひとり
ぼっち』を、『幸せへのまわり道』などのトム・ハンクス主演でリメイク。
町で一番の嫌われ者だった男の人生が、向かいに暮らす一家との交流を通じて
変化する姿を描く。監督は『プーと大人になった僕』などのマーク・フォースター。
ドラマシリーズ「クラブ・デ・クエルボス」などのマリアナ・トレビーニョ、
『スイートガール』などのマヌエル・ガルシア=ルルフォのほか、
レイチェル・ケラーらが共演する。

<ストーリー>
オットー(トム・ハンクス)は、近所を散策して少しでもルールを破った者を
見つければ説教するなど、不機嫌な態度や厳格すぎる言動で町の人々に嫌われていた。
しかし実はオットーは、妻に先立たれ、仕事も失い、孤独と絶望にさいなまれて
いたのだった。自ら命を絶とうとするオットーだが、そのたびに向かいの家に越して
きたマリソル一家の邪魔が入り、思いを遂げることができない。
マリソルから小さい娘たちの子守や車の運転を頼まれたオットーは、彼らとの
やりとりを通してある変化を感じる。

<感想>
なんとなく展開が読めるお話ですが、トム・ハンクスが演じているので
安心して観ることが出来ました。


トムはもちろん良かったのですが、マリソルを演じたマリエラ・トレビーニョが
一番光っていたように感じました。メキシコ移民という設定で、スペイン語が
けっこうな頻度で出てきたのですが、スペイン語は字幕がなかったのが残念。


それにしてもトム・ハンクス、この役はハマっていますね。
伏線回収もすっきりしていたし、子役と猫の名演技には脱帽です。
猫のシーンは、今思い出してもウルっときちゃうなぁ。。。


あとでわかったが、オットーの青年時期を演じたのは、トムの実際の
息子さんなんですね(驚)どうりで似ていると思ったわ。

最後オットーのマリソル宛ての手紙の内容は号泣ものでした。
笑いあり涙ありのハートフルな作品、トム・ハンクス作品はずれなしです。

オリジナル方も見たくなりますねぇ~。

点数:8点/10

コメント (4)
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