NAO日和

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<7月の鑑賞予定映画>

「フェラーリ」「キングダム 大将軍の帰還」「メイ・ディセンバー ゆれる真実」「もしも徳川家康が総理大臣になったら」

「ちひろさん」

2023年03月07日 | 邦画

~さみしさも。よろこびも。心のままに生きていく。~

2022年  日本映画  PG12指定 (2023.02.23公開) 
Netflix独占配信
配給:アスミック・エース    上映時間:134分
監督:今泉力哉
原作:安田広之 「ちひろさん」(秋田書店刊)
脚本:今泉力哉/澤井香織
衣装:江口久美子
美術:井上心平
音楽:岸田繁
主題歌:くるり「愛の太陽」
出演:有村架純/豊嶋花/嶋田鉄太/van/若林竜也/佐久間由衣/長澤樹/市川実和子
   鈴木慶一/根岸季衣/平田満/リリー・フランキー/風吹ジュン

<見どころ>
安田弘之の漫画「ちひろさん」を実写化したドラマ。立ち寄った海辺の町にある
弁当屋で働く元風俗嬢が、飾り気のない言動で生きづらさを抱えた人々を癒やしていく。
メガホンを取るのは『窓辺にて』などの今泉力哉。ヒロインを演じるのは
『花束みたいな恋をした』などの有村架純。脚本は『シェル・コレクター』などの
澤井香織と、今泉監督が共同で担当する。

<ストーリー>
あてもなく海辺の町にたどりついた、元風俗嬢のちひろ(有村架純)。
ある弁当屋の味に魅せられた彼女はそこで働き始め、風俗で働いた過去を隠そうと
しないあっけらかんとした性格、屈託のない笑顔、気取らないおしゃべりで人気を集める。
やがて、家族や周囲との関係をうまく築けない女子高生、伝えたいことを伝えられず
もどかしさを抱える少年、父親との過去に悩むあまりに暴力的な衝動に駆られそうに
なる青年など、生きづらさを抱えた者たちが、彼女を慕うようになっていく。

<感想>
Netflixで鑑賞。


ちひろさんは、かなり独特のキャラですね。オープンなようでオープンでない、
近づいたかと思えば、離れていなくなる。寅さんの女性版?って印象です。

時々、これ犯罪と違う?と思う場面がいくつか出てき、それらの行動で
ちひろがかなり闇を抱えた過去を持っているんだろうな、というのが
察知できますが、この辺りの切り込みがもう少し欲しかったかな。
特に母親との疎遠のエピソードは、もう一歩欲しかったです。


演技では、マコト役の嶋田鉄太君の自然な演技力は素晴らしいの一言。
オーバーリアクションになりがちな子役演技ではなく、「あぁ、こんな
小学生いるよねぇ」なナチュラルな演技に魅せられました。

終盤の風吹ジュンのセリフ。
「これいいねって言ったらさ、それいいねって言ってくれて、
そうだよねって言ったらそうだねって言ってくれて。
なんか、それだけでよかったんだけどなあ」

これは沁みましたねぇ~。

ただ、これは好みがわかれる映画のように感じました。
私は残念ながら好みでなかったです。

点数:6点/10

コメント
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