NAO日和

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<10月の鑑賞予定映画>

「ふれる。」「シビル・ウォー アメリカ最後の日」「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」「八犬伝」

「私は、マリア・カラス」

2019年01月19日 | 洋画

~誰も知らないマリア・カラスがここに~

2017年 フランス映画  (2018.12.21公開)
配給:GAGA      上映時間:114分
監督:トム・ヴォルフ
朗読:ファニー・アルダン

<見どころ>
一世を風靡したソプラノ歌手マリア・カラスの言葉と歌で構成された
ドキュメンタリー。マリアがつづった自叙伝の内容と未公開の手紙、
プライベート映像や音源などで彼女の実像を浮き彫りにする。
『永遠のマリア・カラス』でマリアを演じた、『8人の女たち』などの
ファニー・アルダンが朗読を担当。アリストテレス・オナシス、
ジャクリーン・ケネディ、ルキノ・ヴィスコンティといった面々が登場する。

<ストーリー>
マリア・カラスは1923年、ニューヨークで生まれた。いち早く娘の才能に
気づいた野心家の母親は、彼女を歌手にすると心に決める。
マリアが13歳になった1937年に、家族でギリシャに移住し、17歳以上で
なければ入学できないにもかかわらず、年齢を詐称してアテネ音楽院に
合格したマリアはスペイン人の恩師と出会う。

<感想>
20世紀最高のオペラ歌手と言われたマリア・カラスの未公開映像&音源
プライベートな手紙などで構成されたドキュメンタリー映画。

 
クラシックを学んでいる身としては、興味深い作品。
物心ついた時にはカラスはこの世に存在していませんでしたが、
クラシック好きの父や叔父から、マリア・カラスのレコードやラジオ音源を
聴かされ、子供ながらに彼女の声の素晴らしさに驚いた記憶があります。

 
映像を見ると、今のロック&ポップス歌手のように凄まじい人気だったんですね。
実は、これにも驚き。 欧米では、クラシック業界もゴシップ対象だし
身近な音楽なのね・・・・日本との違いも感じました。

海運王オナシスとの恋は有名でしたが、ジャクリーン・ケネディとの方が
日本では一般的で、カラスとの恋愛は、それほど注目されていなかったので
この作品で、カラスが真剣にオナシスのことを愛していたし、執着してたのだと
いうことを知りました。カラスからみたら、ジャクリーンとの結婚は
まさに青天の霹靂だったわけで、立ち直れないほどのショックを受けるの
納得です。

ドラマティックな生涯ということはいろんな書物で理解はしていましたが
ほんとに激動の人生でしたね・・・。ただ、マリア・カラスの人物像によほど
興味がないと、この作品は退屈すぎるかも?
現に、興味もって観ていた私でも、何度か睡魔に襲われそうになりました。^^:::

オペラ歌手の話なので、当然カラスのオペラが何曲も出てきて、改めて
彼女の歌声の素晴らしさに惚れ惚れします。

中でも、最後に歌われたオペラ「ジャンニ・スキッキ」の中で歌われる
「私のお父さん」は、泣けますねぇ・・・・・。

そうそう、「ボヘミアン・ラプソディ」でも、フレディ・マーキュリーが
レコード会社の社長に、オペラを聴かせた作品もマリア・カラスの歌でした。

また「ボヘミアン・ラプソディ」観てみるか~(笑)

点数:6点 (10点中)

コメント (4)
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