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NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

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<5月の鑑賞予定映画>

「リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界」「かくかくしかじか」「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」「父と僕の終わらない歌」「か「」く「」し「」ご「」と「」

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」

2016年12月29日 | 洋画

~希望は、死なない~

2016年  アメリカ映画  (2016.12.01公開)
監督:ギャレス・エドワーズ
脚本:クリス・ワイツ/トニー・ギルロイ
プロダクションデザイン:ダグ・チャン/ ニール・ラモント
衣装:グリン・ディロン/デイブ・クロスマン
音楽:マイケル・ジアッキーノ
出演:フェリシティ・ジョーンズ/ディエゴ・ルナ/ドニー・イェン/ベン・メンデルソーン
    マッツ・ミケルセン
アラン・テュディック/フォレスト・ウィテカー/リズ・アーメッド
    チアン・ウェン

<見どころ>
世界的に人気のSFシリーズ『スター・ウォーズ』のサイドストーリー。圧倒的な破壊力を
誇る帝国軍の宇宙要塞デス・スターの設計図を奪うという任務を遂行した反乱軍兵士
たちの戦いを追う。監督は『GODZILLA ゴジラ』などのギャレス・エドワーズ。
『博士と彼女のセオリー』などのフェリシティ・ジョーンズ、『ラストキング・オブ・スコットランド』
などのフォレスト・ウィテカー、『偽りなき者』などのマッツ・ミケルセン、『イップ・マン』シリーズ
などのドニー・イェンらが出演。帝国軍と反乱軍の戦争秘話が見どころ。

<ストーリー>
帝国軍の誇る究極兵器デス・スターによって、銀河は混乱と恐怖にさらされていた。
窃盗、暴行、書類偽造などの悪事を重ねてきたジン(フェリシティ・ジョーンズ)は反乱軍に
加わり、あるミッションを下される。それはデス・スターの設計図を奪うという、困難かつ
無謀なものであった。彼女を筆頭に、キャシアン(ディエゴ・ルナ)、チアルート(ドニー・イェン)、
ベイズ(チアン・ウェン)、ボーティー(リズ・アーメッド)といったメンバーで極秘部隊
ローグ・ワンが結成され、ミッションが始動するが……。

<感想>
話の時系列で行くと、EP4の直前話。
なんで今更、その時の話?しかも音楽ジョン・ウィリアムじゃないし!
と思いながら鑑賞しましたが、思ってた以上に良かった。

 
話の内容全体が、ジェダイでなくフォースを持ってるわけでもない、ふつーの人たちのお話。
なので、ライトセーバーもほとんど出てこない、ちょいと地味な感じですが、しっかちEP4
に向けての伏線もいっぱい張り巡らされているので、EP4をちゃんと理解してないと
面白くないと思います。なので、SWファン向けの作品かな?


「SW」が黒澤作品の影響を受けているのは有名ですが、今回も日本映画の影響?と
感じてしまうシーンが幾つかありました。特に盲目の戦士、チアルートの立ち振る舞いは
「座頭市」を思い起こしますし、ドロイドK-2SOが身を盾にして守る姿は、「さらば宇宙戦艦
ヤマト」の斉藤始を思い起こさせます。なので、この2シーンは涙腺ウルウル。

 
今回の登場人物は、当然ながらEP4には出ていないので、ここでみんな死亡しちゃいますし
勧善懲悪な話でなく、大義の前で小悪は許されてもいいの?的な内容もあり、戦争の
無慈悲&悲惨さも描かれていて、面白い中にもしんみりした内容になってます。

前半、ぶっちゃけぬるいところありましたが、後半デス・スター設計図を盗み出すあたりからは
スピード感あり面白く見ることが出来ましたし、ラストはかなり圧巻。
ああやってレイア姫に渡るのね。。。。というシーンは、胸が詰まりましたよ。

このレビュー書いている時に、レイア姫役のキャリー・フィッシャーの訃報を聞きました。
ご冥福をお祈りいたします。

点数:8点 (10点中)


「海賊と呼ばれた男」

2016年12月29日 | 邦画

~戦う理由は、未来にある~

2016年  日本映画  (2016.12.10公開)
配給:東宝     上映時間:2時間25分
監督・脚本・VFX:山崎貴
原作:百田尚樹
音楽:佐藤直紀
美術:上條安里
衣裳:水島愛子
出演:岡田准一/吉岡秀隆/綾瀬はるか/染谷将太/鈴木亮平/野間口徹
    ピエール瀧/ 須田邦裕/小林隆/矢島健一/黒木華/浅野和之
    光石研/堤真一/近藤正臣/圀岡準/小林薫

<見どころ>
第10回本屋大賞を受賞した百田尚樹の小説を、『永遠の0』の監督&主演コンビ、
山崎貴と岡田准一のタッグで実写映画化。明治から昭和にかけて数々の困難を乗り越え
石油事業に尽力した男の生きざまを、戦後の復興、そして世界の市場を牛耳る石油会社
との闘いを軸に描く。日本人の誇りを胸に、周囲の仲間との絆を重んじた主人公・国岡鐡造
の青年期から老年期までを、主演の岡田が一人でこなす。共演は吉岡秀隆、鈴木亮平、
綾瀬はるか、堤真一ら豪華俳優陣がそろう。

<ストーリー>
敗戦後の1945年、東京。石油会社・国岡商店を率いる国岡鐡造(岡田准一)は、
日本人としての誇りを持ち復興に向け突き進もうと従業員を激励する。戦後の混乱期にも
かかわらず誰も解雇せず、独自の経営哲学と行動力で事業を広げていく。やがて欧米の
石油メジャーも国岡を警戒し、その強大な包囲網により同社の石油輸入ルートは全て
封鎖されてしまうが……。(以上、シネマトゥディより)

<感想>
原作=未読
出光興産創業者・出光佐三をモデルに描いた作品。

 
いや~豪華なキャストにおなかいっぱい気味ですが(笑)、日本のVFXも捨てたもんじゃない
と思えるような映像でした。それから岡田君の特殊メイクも違和感なかったし
演技も更に良くなったような感じを受けました。
それにしても、「永遠の0」以上に、男ばっかりだったなぁ・・・・紅一点的存在の
綾瀬はるかちゃんも、前半ちょろっと出ただけだし、黒木華ちゃんにおいては
たったあれだけのシーンで彼女を使ったの!?と感じる贅沢起用。

 
今回も過去と現在を行き来するので、多少頭の整理が必要ですが、役者さんが
巧い演技されてるので、私はすんなり入り込むことが出来ました。

それにしても、ここまで社員が店主(社長)大好き、っていうのが驚き。
店主の人間的魅力がここまで惹きつけるんでしょうね。男が惚れる男って感じ。
戦争終結後、社員誰一人クビにしなかったのも凄い。そりゃみんな付いてくわ。

敵も多いが味方も多い、そんな豪快な店主。今の日本にいるかしら?

あんな分厚い本をうまくまとめたなと思いますが、これはTBS日曜ドラマ枠でもっと
深く丁寧に描いても見応えあるように感じました。

そういえば、出光興産と昭和シェル石油の経営統合計画で出光創業者一族が反対している
というのが新聞記事に乗っていましたね。
その時は、ふ~~んと思いながら読んでましたが、この映画を観たら納得です。

点数:8点 (10点中)


「疾風ロンド」

2016年12月29日 | 邦画

~東野圭吾、(笑)撃サスペンス!~

2016年  日本映画  (2016.11.26公開)
配給・制作:東映      上映時間:1時間50分
監督・脚本:吉田照幸
原作:東野圭吾
脚本:ハセベバクシンオー
音楽:三澤康広
雪上ライディング撮影:柳島克己
主題歌:B’z  「フキアレナサイ」
出演:阿部寛/大島優子/大倉忠義/ムロツヨシ/堀内敬子/戸次重幸
     濱田龍臣志尊淳/野間口徹/麻生祐未/生瀬勝久/望月歩/菅原大吉
    前田旺志郎久保田紗友鼓太郎/ 堀部圭亮/ 田中要次/柄本明

<見どころ>
直木賞受賞作家・東野圭吾の小説を映画化。大学の研究所施設から盗まれた危険な
生物兵器の回収を命じられた中年研究員が、わずかな手掛かりを基に奔走するさまを描く。
大学の医科学研究所に勤めるもどこか頼りなくツイていない主人公を、東野原作の
『新参者』シリーズで主演を務めた阿部寛が演じる。メガホンを取るのは、NHKの連続テレビ
小説「あまちゃん」などに携ってきた吉田照幸。

<ストーリー>
大学の研究施設の違法生物兵器「K-55」が盗難に遭い、さらに国民を人質に身代金
3億円を用意するよう脅迫メールが届く。残された時間は4日間、主任研究員の栗林和幸
(阿部寛)はひそかに兵器を探索するという任務を依頼されるも、手掛かりはゼロ。
そんな折、犯人死亡というまさかの事態にぼうぜんとしながらも大惨事を回避すべく、
犯人の遺品をヒントに国内屈指の規模を誇るスキー場へと向かう。

<感想>
原作=既読
あれ?原作、こんな笑える内容でしたっけ?

 
いい俳優さんをたくさん起用しているのに、なんかもったいないというか。
サスペンスなのかコメディなのか、中途半端さが否めなくて。

 
サスペンスにしては緩すぎるし、コメディにしてはベタすぎて逆に笑えないし。

演技もデフォルメしすぎた演技が、どうも鼻について最後まで馴染めなかった。。。

ビックリしたのが、栗林の息子役が、「龍馬伝」に出ていた濱田龍臣くんだったこと。
いやぁ~大きくなったなぁ。。。イケメンになりそうなお顔立ちなので、このまま成長
してもらいたいです。

エンドロールに、K-55のオチが描かれていたが、あれはめっちゃ笑えた
あのオチは最高(笑)

いろんな意味で雑な映画でした。 東野作品なのに、もったいない。。。。

点数:4点 (10点中)