NAO日和

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<7月の鑑賞予定映画>

「フェラーリ」「キングダム 大将軍の帰還」「メイ・ディセンバー ゆれる真実」「もしも徳川家康が総理大臣になったら」

「小野寺の弟・小野寺の姉」

2014年11月12日 | 邦画

~最強すぎる二人~

2014年  日本映画   (2014.10.25公開)
配給:ショウゲート     上映時間:114分
監督:西田征史
原作:西田征史 『小野寺の弟・小野寺の姉』(リンダパブリッシャーズ刊)
脚本:西田征史
美術:五辻圭
音楽:池頼広
主題歌:阿部真央 『それぞれ歩き出そう』
出演:向井理/片桐はいり/山本美月/ムロツヨシ/寿美菜子/木場勝己
    麻生久美子/大森南朋/秋本奈緒美/橋本じゅん/及川光博

<見どころ>
TVドラマ「実験刑事トトリ」シリーズや『アフロ田中』などに携った脚本家・西田征史が、
初監督に挑んで放つコメディードラマ。一軒家に暮らす恋愛に消極的な弟とパワフルな
姉が、誤って配達された手紙をめぐってそれぞれの恋と人生が懸かった騒動を巻き
起こしていく。2013年に上演された舞台版でも主演を務めた、数々の出演作を誇る
片桐はいりとテレビドラマ「S -最後の警官-」などの向井理が主人公の姉弟を快演。
彼らの息の合った姉弟ぶりもさることながら、涙と笑いが絶妙に配分された人情味満点
の物語も見どころ。

<ストーリー>
両親を早くに亡くしてから、離れることなく2人で一つ屋根の下で暮らしている、40歳の
より子(片桐はいり)と33歳の進(向井理)の小野寺姉弟。過去の失恋がトラウマと
なって恋愛に臆病になってしまった進、こだわりが人一倍ある上に生命力が異常に
強いより子と、クセのある姉弟だったがほどよい距離を保ちながら共同生活を送っていた。
そんな中、彼らのもとに一通の郵便が誤配達されてくる。その手紙をきっかけに、
姉弟の恋と人生が思わぬ方向へと転がりだしていく。

<感想>
この作品、元々芝居だったんだ~知らなかった。

 
片桐はいりさんと向井理さん、全然似てないけれどほんとの姉弟のように感じた~。
向井君、2枚目じゃない役の方が、しっくり来るように感じます。

 
自他共に認める?超個性のある片桐はいりさんですが、実にふつーのお姉さんで
そして、ふつーのアラフォー女子を演じてらしてて、最後、失恋して号泣する場面は
私ももらい泣きしてしまいましたねぇ~。


姉弟の何気ない日常を描いていますが、絵本のエピソードに出てくる
「自分がよいと思ってしたことが必ずしも相手のためになるとは限らない。」
というのが、この作品のベースになっているように感じました。
結果、姉弟達は、恋のタイミングを逃してしまい、ちょっとせつなくなってしまいましたが
次に繋がる何かを得た終わり方だったので、いい空気感のまま観終わることが出来ました。

コメディ要素もあり、ほっこりする映画でしたね。

点数:8点 (10点中)

コメント (4)
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