NAO日和

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<7月の鑑賞予定映画>

「フェラーリ」「キングダム 大将軍の帰還」「メイ・ディセンバー ゆれる真実」「もしも徳川家康が総理大臣になったら」

「ブルージャスミン」

2014年05月30日 | 洋画

~虚栄という名の花~

2013年   アメリカ映画    (2014.05.10公開)
*今年度アカデミー主演女優賞受賞作品
配給:ロングライド     上映時間:1時間38分
監督:ウディ・アレン
美術:サント・ロカスト
衣装:スージー・ベンジンガー
出演:ケイト・ブランシェット/サリー・ホーキンス/アレック・ボールドウィン/ルイス・C・K
    ピーター・サースガード/ アンドリュー・ダイス・クレイ/マイケル・スタールバーグ
    タミー・ブランチャード/マックス・カセラ/オールデン・エアエンライク

<見どころ>
ウディ・アレン監督がケイト・ブランシェットをヒロインに迎え、サンフランシスコを舞台に転落人生
の中でもがき、精神を病んでいく姿を描くドラマ。ニューヨークでセレブ生活を送っていたものの
夫も財産も失ったヒロインが妹を頼りにサンフランシスコに引っ越し、再生しようとする過程で、
彼女の過去や心の闇を浮き彫りにしていく。実業家である夫をアレック・ボールドウィンが演じる
ほかサリー・ホーキンスやピーター・サースガードが共演。
シリアスな展開と共に、ケイトの繊細な演技に引き込まれる。

<ストーリー>
ジャスミン(ケイト・ブランシェット)は夫ハル(アレック・ボールドウィン)とニューヨークで贅沢な
生活を送っていたが、全てを失い、サンフランシスコに暮らす妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)
のアパートに身を寄せる。過去のセレブ生活にとらわれ、神経をすり減らしていたジャスミン
だったが、ある日お金持ちの男性ドワイト(ピーター・サースガード)と出会い、自分の身の上に
ついてうそをついてしまう。

<感想>
公開早々観たのに、UPが遅くなってしまった・・・・・・。

なので、感想はさくっと。

今年のアカデミー主演女優賞を獲った作品なので、公開前から楽しみにしていましたが
ブラックな、笑うに笑えない~・・・・そんな印象の映画でした。

ケイトのイカれた演技は、圧巻でした(笑)

 
見ていて、確かにジャスミンは「痛い女」だし、「愚かな女」でしたが、でも、こういう一面って
人は誰でも多かれ少なかれ持っているもの。だからどこか笑うに笑えない。
妹は負け組タイプだったが、身の丈を知った幸せに気づいて、生きていく。
ある意味、妹のジンジャーの方が幸せですね。

ケイトの堕ちていく女性を見事に演じたのも秀逸でしたが、ジンジャーを演じた
サリー・ホーキンスのどこか可愛い演技も良かったです。

主人公の精神状態は深刻だけど、喜劇風でさらっと観れましたが、
やっぱり共感は出来ないかも?(笑)

点数:7点 (10点中)

コメント (6)
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