NAO日和

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<9月の鑑賞予定映画>

「スオミの話をしよう」「Cloud クラウド」

「陽だまりの彼女」

2013年10月18日 | 邦画

~最初で最後の“恋(うそ)”だった~

2013年   日本映画     (2013.10.12公開)
配給:アスミック・エース/東宝     上映時間:129分
監督:三木孝浩
原作:越谷オサム  『陽だまりの彼女』(新潮文庫刊)
脚本:菅野友恵/向井康介
美術:花谷秀文
音楽:mio-sotido
主題歌:山下達郎  『光と君へのレクイエム』 (ワーナーミュージック・ジャパン)
テーマソング:ビーチボーイズ  『素敵じゃないか』 (ユニバーサル ミュージック)
出演:松本潤/上野樹里/玉山鉄二/谷村美月/大倉考二/北村匠海/葵わかな
    菅田将暉/小藪千豊/西田尚美/とよた真帆/木内みどり/塩見三省/夏木マリ

<見どころ>
「金曜のバカ」「ボーナス・トラック」などの越谷オサムのベストセラー小説を実写化した
ラブストーリー。パッとしなかった幼なじみと再会した青年が、魅力的な女性になった彼女と
恋に落ちたのを機に、切なくて温かな奇跡の物語が動き出していく。メガホンを取るのは、
『僕等がいた』シリーズの新鋭・三木孝浩。『花より男子』シリーズの松本潤と『のだめカンタービレ』
シリーズの上野樹里が、主人公のカップルを快演する。
舞台となる湘南の魅力を余すところなく捉えたロケ映像も見ものだ。

<ストーリー>
取引相手を訪ねた新人営業マンの浩介(松本潤)は、そこで同じ中学校に通っていた幼なじみの
真緒(上野樹里)と10年ぶりの再会を果たす。学年有数のバカとして名をはせ、何かといじめられて
いた彼女が、当時の姿から想像がつかないほど魅力的な女性になったことに驚く浩介。
再会に運命めいたもの感じた二人は惹かれ合うようになり、結婚を決意するまでに。
だが、真緒は誰にも知られてはならない、とんでもない秘密を持っていて……。

<感想>
ロケ地がほとんど神奈川県なので、映画館行くたびに、この映画の予告編をバンバン
やっていたので、あれだけやられると「じゃあ観に行くか」なんて気分にどうしても
なってしまいますね。上野樹里ちゃん好きなので、とりあえず行ってきました。


うん、予想してたより、面白かった。 というか、松潤ファンは満足いったのはもちろんだが
ヒロイン・上野樹里とその中学生時代を演じた葵わかなちゃん、二人のキャスティングが
大成功したと言っても過言でないくらい、この2人が良かった。

  
松潤演じた、浩介の中学時代の、北村匠海くんも、松潤の雰囲気を醸し出していて
すごく良かった。やっぱり、キャスティングって大事だね。


 
しかし、上野樹里さんの存在感ハンパないですね。
真緒のふわふわ感といい、キラキラしていて、そんでもってどのシーンもめっちゃ可愛い!
同性の私でも「惚れてまうやろ!」っと思うぐらい、ほんとにキュートでしたわぁ~。
こういう不思議な独特の雰囲気を醸し出せるのは、樹里さんの強みでしょうね~。

 
周りの俳優さんたちも良かったですね。 夏木マリさんは、ああいう役ハマリすぎですし
塩見さんの寡黙な父親の演技も良かったです。父の愛情を表すシーンがありますが
あれには、ちょっとホロっときちゃったなぁ~。

 
話のオチは、上映開始後、早々にわかってしまいましたが、わかっても大丈夫!みたいな
感じの流れになっています。前半は、完全にラブストーリーですが徐々に
ファンタジックになっていきます。松潤も、こういうちょっとイケてない青年役の方が
合っているかも?「
昔の真緒も今の真緒も、俺にとっては誰よりも大事なんだ」の台詞には
やられました。ああ言われたら、女性キュンキュンしちゃいます。
あと、ビーチボーイズの曲が、映画と見事にマッチしています。
「素敵じゃないか」の歌詞、もぅぴったりですね。ハマリすぎてて、逆に山下達郎さんの
曲はいらなかったのでは?と思うほどです。

全体にファンタジーな映画なので、少年少女の心を持っている人にはOK。
一言でいうなら、「鶴の恩返し」ならぬ「**の恩返し」って感じかな。


点数:7点 (10点中)

コメント (8)
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