NAO日和

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<9月の鑑賞予定映画>

「スオミの話をしよう」「Cloud クラウド」

「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」

2011年10月19日 | さ~た行の映画

~これは 人類への警鐘~

2011年  アメリカ映画   (11.10.07公開)
配給:20世紀フォックス映画    上映時間:106分
監督:ルパート・ワイアット       制作総指揮:トーマス・M・ハメル
衣装:レネー・エイプリル       
音楽:パトリック・ドイル
出演:ジェームズ・フランコ/フリーダ・ピント/ジョン・リスゴー/ブライアン・コックス/トム・フェルトン

<見どころ>
人間が高度な知能を持つ猿に支配される前代未聞の世界観と、衝撃的なラストシーンで話題と
なった『猿の惑星』の前日譚(たん)をひもとく話題作。
現代のサンフランシスコを舞台に、1匹の猿の突然変異的な進化と自由を求める戦いが人類にとって
脅威になっていく様が描かれる。『127時間』のジェームズ・フランコ、『スラムドッグ$ミリオネア』の
フリーダ・ピントらが出演。『アバター』のWETAデジタルによる革新的なCGIにも注目だ。

<ストーリー>
現代のサンフランシスコ。高い知能を持つ猿のシーザーは人類に裏切られ、自分の仲間である猿を
率い、自由の為に人類との戦いに向けて立ち上がることに。人類の傲慢さが、猿の知能を
発達させてしまう要因となり、人類にとって最大の危機を巻き起こしていく。

<感想>
恥ずかしながら、過去の「猿の惑星」シリーズは1回も観ていないんですよぉ~。

当初、観る予定はしていなかったのですが、予告編で気になり、朝の情報番組「スッキリ!」で
冒頭12分をノーカットでOAされたのを観て、ますます気になって映画館に行った次第。

いやぁ・・・・まさか、猿で泣くとは思いもしませんでしたわ。
 
猿のシーザーを演じたのは、「キング・コング」でもお馴染みのアンディ・サーキス。
パフォーマンス・キャプチャー第1人者だけのことはあって、素晴らしい演技でした。

目の喜怒哀楽が秀逸で、終始シーザーに感情移入しまくりでしたね。
 
アルツハイマーの治療薬を開発するために投与された薬が、ここまでの能力を引き出す
わけだけれど、それにしても凄い能力。 でも、妙にリアリティがあって、ちょっと怖かった。
生き物を薬で操作しようとしたり、力でねじ伏せようとする人間って、こうしてみると一番愚かかも。

映画で、生態系を無視した行いは一番良くない、という意味合いのシーンがありましたが
ほんとうにそうですね。今の地球を見ていても、自然に逆らったことをしているから、生態系が
おかしくなったり、異常気象とか起きてたりしますものね。
 
シーザーはフィルに愛情深く育てられるんだけど、世の中ウィルのように優しい人ばかりじゃない。
隣のおじさんみたいな人(最後、かわいそうだけど⇒映画をみてのお楽しみ)もいるし、
マルフォイ・・・・いや、飼育係のような下劣な人間もいる。そりゃ人間不信にもなるよね。
それにしても、フェルトンくん、まんまマルフォイじゃん。でも、こういう役やらせたら天下一品かも!

シーザーがウィルに対する気持ちが徐々に変化していく様が、こちらにもわかり、ウルっときちゃう。
飼育所に入れられた時、檻の中で描いていたのは、ウィルの家の屋根裏の丸窓も模様。
あの模様を消し去るシーンは、切なかったなぁ・・・・・。

擬似親子の決別シーンも、じ~~んときましたね。
というより、子が親から巣立って独り立ちしていくような印象をうけました。
子供(シーザー)の色々考えた末の決断に、親(ウィル)が離れたくないけれど仕方ないのかな・・
というように私は感じちゃいました。

たかが猿、と侮っていた私が悪うございました。
旧作シリーズ、全然見ていなかったが、これを機にシリーズ全作観たいと思います。

シーザーを演じたアンディ・サーキスさんには、賞あげて!

点数:9点 (10点満点)

コメント (4)
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