今年は記念すべき第20回目。
一昨年前まで、ウエル戸畑で行われていた北九州大会ですが、昨年度から場所を「こどもの館」に移し、より馴染みのある会場での開催となりました。ほぼ毎年、こちらでECC児童・中学生英検の面接試験も行われてきたので、懐かしい場所でもあります。夏休み最後の日曜日だからか、スペシャルイベントも開催中のようで、館内全体が大勢の子供達でごった返しの状態。とても賑わっていました。
「こどもの館ホール」内に入ると、そこは別世界。適度な緊張感で、シーンと静まり返っています。
☜開催前の舞台の様子…
壇上も 神々しくひときわ輝いておりました。
中学生の頃の自分なら、あの、いかにも神っていそうな舞台を見上げただけで、極度の緊張で卒倒してしまいそうです。
「明日は大事な日だから、早く寝よう!」と早めに床に着いても目が冴えて、眠れないタイプの私ですが、生徒さんに「昨夜、眠れた?」と聞くと、「はい!」と即答! いつもより表情が硬い気がしましたが、本番は大丈夫だろうと、この時点で確信しました。
二年前までは、午前の部(中学1年生)と午後の部(中学2,3年生)の二部制でしたが、現在は全学年一緒です。(各教室代表1名の参加) そのため全体の参加者数は減りましたが、全体的なレベルがかなり上がっている!!と感じました。多少のミスはあっても、途中で全く言えなくなったり、数秒間止まってしまったり…舞台の背後に控えている司会(ECC講師/スタッフ)が こっそり教える、、、といった行為も全く見受けられず、かなりスムーズに進行していきました。
「最後の女の子は、映画館で英語のナレーションを聴いているみたいで…(略)」と、一緒に観賞していた保護者の方も仰っていましたが、全体的なレベルが、過去のどの大会よりも高い!! (ちなみに、最後に発表した生徒さんが最優秀賞を獲得しました)陸上も水泳のタイムも年々早くなり、体操競技の難易度も上がっていくように、ECCの生徒さん達のレベルも年々上がってきているのだと、肌で実感しました。何より発表者一人ひとり、どの生徒さんも、かなり練習したのだろうなぁ…と努力のあとが感じられました。安心して聴いていられる、というのは、そういうことですよね。これまでは終了予定時間をオーバーしていたのに、今年は予定時刻より 早く終わった!というのも、スムーズさの表れです。あっという間の発表会でした。
私の生徒さん♪ 「CDを何度も聴き、同時リピート出来るようになるまで繰り返し練習してね」私のアドバイスは、これだけ。I have been studying English at ECC for two years....今回の参加者の中で、一番短いECC歴でしたが、よくぞここまで努力し、立派に発表してくれて… 審査員の一人が、ふと顔を上げた瞬間、目があってしまい、一瞬、(あっ)と思ったそうですが…(後日談) 頭が真っ白にならなかったのは、十分練習したから、ですよね。私なら、すべてぶっとんでいたかも。 そして… すべての参加者が発表を終え、審査に入る前、20分間の休憩。 受付を済ませた直後の ちょっと緊張した面持ちとは100%違い、 晴ればれとした表情の生徒さんが、そこには居ました。開放感~そして満足感~ それに充実感も
総評では、「全体的なレベル、暗唱度が非常に高く、日本人が苦手なR Lの発音くらいしか気を付けて貰いたい点はない。一つ、練習方法としてのアドバイスを上げれば、自分の声を録音し、実際に聴いてみると、よい勉強になる」ということでした。
最後に参加者全員で記念撮影。そして解散~ 出口のところで、記念品を手渡していた外国人審査員に、英語で声を掛けられた!!と言っておりました。うちの生徒さんたち、このような場で外国人講師からよく声を掛けられるようです。
夏休み返上で、一生懸命頑張ってくれた生徒さん、傍で支え見守って頂いたご家族の皆さん、本当にありがとうございました。在籍生にとっても良い刺激となりましたよね。夏休み最後の日曜日を締めくくるに相応しい日となりました。素敵な夏をありがとう