晴れていたので、9時出発(今日は霞丘陵)。9時55分、愛宕山の頂上に着いたところで、大きな網を持って昆虫採集をしている人に出会いました。この方(M氏)もいつも霞丘陵に来ているとのことなのですが、会ったのは今日が初めてです。話が弾んで、気が付いたら午後1時10分、延々3時間15分チョウの話をしていました。蝶屋(蝶の好きな人の事をこう呼ぶ)さん、恐るべし(お互いに、笑)です。
話が終わった頃には、もう曇りになっていました。いずれにしろ今日はほとんど蝶の姿を見ない。コリアス草原にもモンキチョウは(他のチョウも)一頭もいません。今日飛んでいた蝶は、概ねボロのコジャノメとヒメウラナミジャノメ。そのほかに見かけた蝶は、カラスアゲハ、ヒカゲチョウ、キマダラセセリ、オオチャバネセセリ各一頭、ベニシジミが二頭(ボロ春型と新鮮夏型)、それが全てです。
6月下旬と言えば、一年で最も蝶の(種類数の)多い季節、と思っていたのですが、関東の低地(殊に今年)に関してはそうでもないようです。春型と夏型の交代期なのかも知れません。
キビタキ。9時33分。
キビタキ。9時33分。
ノコギリクワガタ。9時37分。
ノコギリクワガタ。9時37分。
9時52分。
チョウが一匹もいないコリアス草原。13時15分。
アカノマンマ(イヌタデ)。断然旧名のほうが良いですね。ママコノシリヌグイとか、秀逸な名は残して欲しいですね。前回コリアス草原に来た時にはまだ咲いていませんでした。13時17分。
ホタルガ。13時40分。
ベニシジミ。たぶん第二化(まだ春型)。13時49分。
ヤブカンゾウ。14時9分。
かなりシュールだと思いませんか? 14時11分。
オオチャバネセセリ。14時20分。
オオチャバネセセリ。羽化したての雌です。次回ブログではオオチャバネセセリの分類上の位置づけについて検証していく予定です。14時21分。
キマダラセセリ。14時28分。
ベニシジミ夏型。15時23分。
ベニシジミ夏型。第二化?第三化? 第二化から後は特に区切りは無く出現するのかも知れません。幼虫の時期に温度が高く(日照が長く?)なった場合に「夏型」になるようです。15時23分。
汚損したヒメウラナミジャノメと新鮮なベニシジミ夏型。15時24分。