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青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

今日は何の日?

2025-05-03 17:14:44 | 雑記 報告

今日は何の日か知っていますか?

30年前、野茂英雄がドジャースで初登板した日。

今日、メモリアル・デーとして試合が行われたそうです。

山本由伸が6回1安打7奪三振の快投(30年前の野茂とほぼ同じ数字)。

由伸は、野茂とは、外見も投球スタイルも置かれた状況も全く異なる(というか正反対と言って良い)のですが、圧倒的な実績・実力ということでは、見事に重なります。見かけの派手さとは対極にある、本物の矜持、「野茂の再来」という評価も、感覚的によく頷けます。

それにしても30年ですか、、、ありきたりの感想ですが、あっという間ですね。

 

しかし、野茂に纏わるドラマチックな展開が後世に齎した意味合いは、(野球だけに関わらず全ての社会現象を通してみても)ほかに類を見ないほど大きなものだったと思います。

野球に少しでも興味がある人なら誰しもが知っていることではありますが、その1年前の日本のプロ野球開幕戦で起こった前代未聞の「事件」(という表現で良いのかな?)。9回裏、誰しもが目を疑った野茂の交代。あらゆることがそこから始まったのですね。

あれがなければ、野茂は大リーグに行かなかっただろうし、大リーガーとしてのイチローも大谷も存在していなかった可能性が高いでしょう。必然的にいつかは改革が行われたことでしょうが、だとしても、今とは全く違った経緯による、異なる現状が齎されていたと思います。

単にそれだけにはとどまらず、近鉄バッファローズの消滅もなかった可能性も含め、日本のプロ野球も今とは違った方向に進んでいたかも知れません。

逆に大リーグは、あの年、存続の危機に直面していました。野茂フィーバーが無ければ、どのような結果になっていたのか。その後の日米の国家関係にも、何らかの影響を与えたのではないかと思ったりもします。

それもこれも、31年前の日本の開幕戦、誰しもが目を疑った鈴木監督の采配が起点。

このゲーム、様々な「史上初」の出来事が(偶然には違いないとしても)嘘のように噴出して、複雑に絡み合っているのですね。

ナンバーの連載記事↓は、今日で4回目、やっと前半が終了です。記事自体は少々まだるっこい気がするし、ほとんど知っていることばかりですが、こうやって改めて検証されて行くと、思うところ満載です。

冒頭インタビューの阿波野氏曰く。

「すごくナーバスな話だからね。ある意味、検証記事なんだから、これで喜ぶ人っていないと思うよ。野茂だって喜ぶはずもないし、俺だって話していて嬉しいわけじゃない。鈴木監督だって、イヤな思いしかしないだろうしね。だから、最後の落としどころだけ間違えないでくれよな」

 

正義と悪の関係性だけで、世界が動いているわけではない、もっともっと複雑で、答えなどないのだ、ということを、30年前の(ひいてはその一年前の)歴史のメモリアル・ポイントから、改めて思い知らされるのです。

 

 

山本由伸、野茂英雄さんドジャースデビュー記念日に快投 「30年前のこの日、トルネードが米国を襲来」地元メディア報道(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース

 

 

 

 

 「この話で喜ぶ人はいない」が…野茂英雄メジャー挑戦30周年の今だから“真相”を関係者に訊く!「1994年の近鉄」野茂ラストイヤーに何が起きていたか - プロ野球 - Number Web - ナンバー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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