フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

夏の一日

2010-07-26 | 日記

3日間という短い期間だったが、本当に楽しかった。今日は旧友との別れの日だ。ハーブの入った紅茶「アダージョ」を飲みながら、朝食を取る。


「よかった。また来たい。」と言っていただくと、うれしくなる。近いところではないし、各家庭の事情もあるので簡単ではないだろうが、春や秋もいいので是非また来てほしい、と言って別れる。

その後、yamaさんの建築現場を見に行くことにする。甲斐大泉の駅からほんの近いところに現場はあった。これなら、車でなくても電車で来ることができて足の便は最高だ。家はLDKが広く、アトリエやいろいろの部屋がありそうだ。2階も広い。
10月竣工は、私たちも楽しみになってくる。

昼食は、久しぶりに清里の「モリモト」へ行ってみた。結構お客さんが入っている。サービスランチは、サラダ、パスタorピッツァとコーヒーorティーで1050円だった。「高原の夏野菜トマトソース」「自家製ベーコンのカルボナーラ」を注文する。少しボリュームが少ないが、落ち着いた味がよかった。パスタの湯で加減もいい。

その後、久しぶりに、清里の森にいってみる。広いサンルームのある、手入れをした庭がある家には、ヤマユリが咲いていた。

その後、小渕沢へ行き、ペンションあるびおんを訪ね、イギリス旅行の際に貸していただいた本をお返しした。ご主人から、5月のSLの写真を見せていただきながら汽笛の録音を聴かせていただいた。

アダージョの森に帰ってくると、今にも夕立が来そうな雰囲気だ。風も強まってきた。しかし、結局は雨は降らずじまいだった。
夕食を簡単に済ませる。旧友と過ごした3日間の写真をパソコンに取り込むと、あろうことか、ホワイトバランスを「白熱球」に設定したまま、撮影してしまっていて、青白い写真になってしまっているのが分かり、がっくりだ。


清里を案内する

2010-07-25 | 人々との交流

今日は、清里の案内をしよう。
朝食後、まずは、清里スキー場の展望リフトで1900メートルまで登る。JAFの会員だと1200円のリフト代が900円になったのはうれしい。

リフトで降りてきたら、清泉寮へ行く。ここはもう車でいっぱいで、アイスクリーム売り場は長蛇の列だ。といっても、清泉寮にきてソフトクリームを外すわけにはいかない。長いといっても、売り場はシステム化されていて、直ぐにソフトをゲットすることができる。問題は、暑さで直ぐに融け始めるので、味わって食べる余裕がないということだ。

清泉寮の次は、赤い橋・牧場公園を経て八ヶ岳倶楽部へ。ここも満員の盛況ぶりだ。丁度柳生博さんがいたのでご一緒に記念撮影を撮らせていただいた。

その後は、下に降りて、八ヶ岳高原大橋(黄色い橋)を経て、牧場通りへ。ここは観光客離れが進んでいるのか、思ったほど人がいない。

昼食は、蕎麦を食べたいというKさんの意向を酌んで、地元の「北甲斐亭」に案内する。食べるのは、定番のてんぷら蕎麦。1050円でボリューム満点なのがうれしい。このところ、「北甲斐亭」の蕎麦の味も、各段によくなってきた。
地元あげての蕎麦作りの努力が実ってきているのでろう。お客さんも増えてきている。

アダージョの森へ一度帰り、しばし休憩する。その後は、「萌木の村」へ。清里フィールドバレーの準備が進んでいる。女性客が断然に多く、各ショップでいろいろ工夫を凝らしている。私も何に付けても美味しいという「ちょい辛ラー油」を買った。

夜は、デッキで食べることにする。みんなで餃子を包み、焼き餃子を作る。分厚い実の焼きサバが美味しい。下界では熱帯夜といわれているが、ここでは、長袖を着ていなくてくては寒い。銘酒「わかさ」でほろ酔い気分。

酔うほどに、「フルートを聴かせて」との声が出て、それではと、「妖精の踊り」「アメージング・グレース」「オールウエイズ・ラブ・ユウ」を吹く。さすがに大分酔いが回っているので、音が出なかった、と言い訳しておこう。

今夜もイスに座って眠りこんでしまった。


今日もよく晴れているが、既に雲が湧いてきていた。リフトの終点は、高山植物が咲いていて、赤岳、南アルプス、秩父の山々が一望できる。
賽の河原まで歩くと、運よく、赤岳を覆っていたガスが晴れて、頂上小屋をかいま見ることができた。


友、遠方より来る

2010-07-24 | 人々との交流

今朝は、外気温18度、室温22度、湿度72%

今日は関西から古い友達3人が訪ねてきてくれる。一行は京都を8時に出発するので、2時までには長坂に着くだろう。夕方は炉の周りでバーベキューをやるので、朝食後、イス・テーブルのセッティングを始める。今日も暑くなりそうなので、パラソルの用意だ。

次に、クーラーに水を入れ、水を入れて凍らせておいたペットボトルを入れる。
そこへ、ビールやワイン、ジュース・お茶などどんどん放り込む。

丁度、庭の鉄砲ユリが次々に咲き始め、芳香を放っている。

食器などを並べ終わったころ、長坂に着いたという連絡が入った。予定よりかなり早い。Kさんが運転するキャンピングカーが、細い入り口の道を枝を押しのけながら上がってきた。久しぶりの再会を喜ぶ。


昼食はまだ食べていないとの事だったので、それではと、夕方する予定のバーベキューを早めて昼からすることにする。

バーベキューコンロに炭を入れ、着火剤で火を点けるとみている間に炭がいこってきた。網の上に、カルビとタン、焼き野菜、その横に、Mさんが若狭からわざわざ持ってきてくれた焼きサバを並べる。

小さいテーブルに、飲み物食べ物を並べ、一同「カンパ~イ!」暑さで乾いたの喉に冷たいビールがしみわたる。

その後は、よく飲み、よく食べ、よくしゃべった。若いころから知っている、全く気兼ねしなくてもいいメンバーなので話が弾む。近況、子供・孫の話など。若い頃の話になると爆笑の連続だ。

心配していた夕立もなく、あっという間に夕方になった。食べるのを一段落して、私たちの畑に案内する。農業やっているBさん、「刈った草は宝やで」と、サツマイモの苗の周りに並べ、「こうすると草も生えへんし、乾燥も防げんねん、マルチなどする必要ない」と教えてくれる。

夜は、「天女の湯」に案内する。これまであまり使ってこなかったが、行ってみると、近くなので便利でいい。夜間600円だが、地元の人というより、観光客相手の温泉だ。

風呂から帰ってきて冷えたビールを飲んでいるうちに、いつの間にか眠ってしまった。


入口(ウサギの小道)の草刈り

2010-07-23 | ガーデニング

4時30分起床。外気温18度、室温22度、湿度65%

今日も、有田正弘のフルート・トラヴェルソを聴きながらコーヒーをすする。
ヒグラシが涼しげに鳴いている。

今日も暑くなりそうだ。今日は北側進入路の草刈りをやろう。
作業に向け、朝食はしっかり取る。


テレビでは、京都大原で暮らしているイギリス人女性、ベネシアさんの番組をやっていた。
庭に200種のハーブを育てている彼女は、モンペ姿で農作業に励む。
ベネシアさんの言葉「食べるものが人を作る」は実に印象的だ。
彼女は、京都大原でとれるクマイチゴ、スグリなどでジャムを作っていた。

「イングリッシュ・ガーデン」に夢中になる日本人と日本の自然の豊かさに感動するイギリス人の対比。

9時から作業を開始する。まだ日が射しこんでいないので、草は梅雨でしっとり濡れていた。進入路右手は、シュウメイギクを植えているので、手で草を抜いていく。
左手は、草刈り機でザーと草を刈ると気持ちいいい。そこに形の悪いウコギが生えているので、枝をカットする。刺がびっしり付いているので、握ると「痛っ」。

これで進入路が大分すっきりしてきた。それでも、まだまだ、草木がびっしり生えているのが否めない。両側にヤマアジサイがズラッと咲いている姿は壮観である。

11時30分作業終了。庭に戻り、べたっと地面に横たわるナスタチウムに支えを作る。同時に、小さな芝生エリアに生えてきた草を抜く。12時になったので、すべての作業を終える。

午後からはフルート練習だ。
まずロングトーン。力を抜きながら、音を響かせることを心がける。「毎日の練習」はテンポ92でパターン7だ。低音と高音が問題だ。高音を何度か繰り返す。

「ロマンティック・エチュード」はNO13、中間部のトリルのくだりがスムーズに流れるよう繰り返す。これは、ほぼできてきた。次のNO14のダブルタンギング、低音とアルペジオのダブルタンギングが難しいので繰り返し練習する。次はNO15「The Spinning Wheel」、糸巻き車のようにクルクルクルクルと絶え間なく滑らかに演奏するのがポイント。いくつかのパターンが繰り返される、とくに難しい運指はないので、慣れるしかない。

曲はバッハ3曲。ポロネーズを途中で止らずに演奏しきることができた。右手薬指のややこしいところはテンポをごく少し落とし、落ち着いて吹くと何とかごまかすことができる。これがいいかな。その後、Doubleの右手薬指のパッセージを繰り返し練習する。メヌエットは情感を出すこと。音を響かせることが大事か。パディヌリは、ゆっくりと早くとを交互にやる。まだまだつっかえてしまってスムーズに演奏できない。

次は八ヶ岳フルートアンサンブルのカルメンだ。第1楽章は、スタッカートとトリルの練習を繰り返す。
第2楽章、有名な「間奏曲」の部分。のびやかにゆっくりと演奏するように心がける。
第3楽章、スムーズに流れるように演奏すること。次は「トランペット吹きの休日」これはテンポ、歯切れ、アクセントに気をつけ楽しく演奏する。

4時になったので練習を終える。
買い物ついでに、地元のAさん宅へごあいさつ。いただいたカボチャが駄目になってしまったことを報告する。Aさんはいなかったが、奥さんが出てきて、帰りに、真っ赤なトマトやピーマン、モロッコインゲンをいただいた。

明日、関西(奈良、京都、若狭)から友達がやってくるので、食材と飲み物の買い出しをする。

夕食は、簡単にできる「麻婆茄子」。ニンニクで香りを立て、たっぷりの油でナスビを炒める。後は、バシッと豆板醤を。テンメンジャン、トウチジャンのバランスが毎回変わるのでもちろん味も変わる。最後に花椒をかける、この香りが何とも言えない。妻は、もう少しナスビが柔らかい方がいいと、軟弱なことをのたまう。

ついでに麻婆春雨も作ったが、同じではちょっとカタクリ粉が利きすぎたか。

食後、近くの「天女の湯」へ行く。夜間には割引料金で600円だった。夜は10時までやっている。8時から9時まで入ったがお客さんはあまりいなかった。入浴後は、火照った身体を冷ます缶ビールをグイっと飲む。これで、余計に火照ってきた。

帰宅後は、何も言わずに横になった。


今日も庭の草刈りだ

2010-07-22 | ガーデニング

朝4時30分、ヒグラシの声に目覚める。
外気温20度、室温22度、湿度65%。

有田正弘のフルートトラヴェルソをごく小さな音に絞って聴く。
フルートと違って、素朴で、暖かく、時にドラマチックな音が聞こえてくる不思議さだ。

ちょっと体感する地震があった。奈良で震度3の地震があったとテレビで報じている。今日も庭作業に向け、朝食はしっかり食べておこう。

少しぐずぐずしていたので、庭作業を始めたのはあさの9時30分だった。今日の作業は、昨日ざっと抜いておいた花壇の草を、もう少し、丁寧に抜くことだ。
東側の生い茂った草をどんどん抜く。背の高い草、クマザサ、フジは刈りこみ鋏で刈る。クマザサやフジを一本一本刈るのは、実に根気のいる作業だ。
コハウチワカエデの下に茂っていた、ウグイスカグラやサワフタギを思い切って刈ってしまう。これで、風通しもよくなり、見栄えもよくなった。

その後、山野草花壇の奥の草抜きを行う。クレマチスの枝は、誘引していなかったのでクレマチス同士が絡み合ってしまった。それの整理を行う。

そうこうしているうちに、直ぐに12時になってしまった。これで今日の庭仕事を終える。これぐらいなら疲れなくていい。

午後2時からフルート練習だ。ロングトーンはゆっくりやる。指、腕、唇、肩の力を抜きお腹から自然に息が出るようにる。「毎日の練習」はテンポ92パターン6だ。このパターンは吹きやすく、だいぶ元に戻ってきた感じだ。

「ロマンティック・エチュード」はNO12「hand in hand」これは、ほぼできるようになった。NO13「Farewell」へ移る。この曲は情感が大事だ。Allegrettoのトリルが滑らかに吹けない。問題はここだけで、後は特に難しいところはない。NO14「Double Tonguing」へ移る。これは文字通りダブルタンギンフの練習だ。高音から低音まで音域広く吹く曲だ。低音のダブルタンギングがきれいに決まらないのが課題だ。
ついでに次のNO15「The Spinning Wheel」もやってみる。これは文字通り滑らかな演奏がポイントだ。少し、運指がややこしいので、練習が必要だ。

曲は、バッハ3曲。朝聴いた有田正弘の演奏を思い出して、優雅な音の流れを目指す。Doubleの右手薬指の運指を何度も練習する。


その後、八ヶ岳フルートアンサンブルの曲に取りかかる。昨日練習ができなかった。
カルメン第1楽章は歯切れのいいテンポと高音のトリルが難しい。何度か練習する。
第2楽章は、大分余裕が出てきた。第3楽章は、滑らかさの練習だ。

「ラッパ吹きの休日」は楽しんで吹こう、テンポとリズムが大切だ。グリーグの「小妖精」と「12の小品」もすべて通して吹いてみた。美しく素朴な旋律を楽しむ曲だが、高音の難しいところが難題だ。

その後、昨日やった「マドリガル」「テレマンのSonate F MOLL」をやる。今日はだいぶスムースに音が出るようになった。5時になったので練習をやめる。

庭にはカラスアゲハが優雅に飛んできて、コオニユリの蜜を吸っていた。

夕食は、あんかけ焼きそばにする。干しシイタケを戻しておくのが大事だ。
豚肉とエビを酒と片栗粉に浸しておく。白菜やニンジン、ピーマンを適当に切る。


干しシイタケの戻し汁をたっぷり使ったので、ちょっと煮汁が多すぎたかな。片栗粉が緩かった。豆板醤を利かせるのが山栗流。ビールをグイっと飲み始めると、雷が鳴りすごい雨が降り出した。パソコンのコードをコンセントから抜く。

このところ夕食後、直ぐに眠くなってしまう。今晩も直ぐにダウンだ