フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

コナラの伐採

2010-07-28 | 日記

外気温17度、室温21度、湿度66%
今朝も空は雲に覆われている。天気予報は晴れなので、暑くなるだろう。

朝7時約束通り、地元のAさん宅へ、採りたての野菜をいただきに行く。トマト、キュウリ、ナスビ、モロッコインゲン、ピーマン、ジャガイモ。トマトの色つやが美しい。

今日も午前9時から庭作業を始める。まずは畑に行く。赤シソが大分大きくなってきたので間引く。植え付けたバジルの苗が元気よく育っている。

心配していた葡萄の苗「ナイアガラ」は、毎日水をやったからか、新芽が出てきた。どうも水不足が原因だったようだ。

今日は西側入り口に置いている伐採した枝の整理、草刈りを行おう。
幸い樹木の陰の作業なので、涼しい。伐採木の枝ををチェーンソーで切り落とす。結構面倒な作業だ。その後、西側入り口に茂っている目障りなコナラを伐採することにする。スティールを当てると実に簡単に倒れた。問題は、木を倒すことよりも、その枝を整理することの方だ。今は葉が茂っているので枝枝が重い。
途中で、燃料が無くなったので、燃料とオイルを入れる。ようやくコナラの枝を切り落とした。

次の作業は、足元のフジ、クマザサ、クズの伐採だ。特にクズの蔓がしつこい。根を見つけては、掘り起こしてのこぎりで切る。

12時になったので、今日の作業を終える。こうして、八ヶ岳での「勤務時間」は3時間で終わるのだ。

昼食は、蕎麦にする。ヤマイモをすり、ワサビをバサッと入れて食べる。脳天にキーンとワサビが突き刺さる。

午後からは、フルートの練習だ。まずロングトーンだが、今日は少しマシな音かな。「毎日の練習」はパターン9テンポ92だ。このパターン、リズムがアウフタクト模様なので一番苦手だ。上手くリズムに乗れなくて苦労する。

次は「ロマンティック・エチュード」NO13、これはほぼ出来上がったので、よしとしよう。NO14のダブルタンギングは、いろいろのパターンを身体に覚えさせることと低音のダブルタンギングの練習だ。NO15は3連符のスムーズな流れを基本に数パターンの習得だ。

曲は、まずバッハ3曲。ポロネーズの右手薬指の運指の練習を繰り返す。力を抜くのが難しい。メヌエットと情感不足、ただ吹いているだけという演奏から脱却しなければならない。パディヌリは、正確に音を出すことを心がける。

練習していると、庭先の鉄砲ユリの香りが部屋に広がってきた。


次に、八ヶ岳フルートアンサンブルの曲だ。「カルメン」第1楽章はのダブルタンギングの音が濁ってしまうのが問題。高音部のトリルの運指を繰り返し練習する。第2楽章、「間奏曲」情感を出すこと。慌てないないように。第3楽章は滑らかさを心がける。
その後、ゴーベールの「マドリガル」をやる。いい曲なので、しっとりと演奏したいのだが、その領域まではなかなかだ。中間部の転調していくところを何度か繰り返す。いろいろやっていると4時30分になった。3時間ほど練習したので、終えることにする。

夜は、朝いただいた野菜を使い、カレーライスとする。ナスビとピーマンの味が違う。キュウリとトマトのサラダが瑞々しく美味しい。


飲み物は勝沼醸造の「アルガブランカ」。葡萄「甲州」を使った68000本の限定の白ワインだ。飲み口は実にさわやかだが、味・香りともやや薄い。個性のないのが個性の様なワインだ。確かに和食には合うワインだ。

全くしつこくないので、ついつい飲みすぎてしまった。