フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

汗だくの草刈り作業

2010-07-20 | 日記

朝4時になると、うっすら明るくなってきた。外気温17度、室温24度、湿度64%。
すがすがしい朝だ。

朝食を軽く取り、涼しいうちに畑の草を刈って置きたい。すでに、畑ではトラクターの音が聞こえている。
6時から作業開始だ。

畑の畝の草は手で刈り、それ以外は草刈り機を使う。朝露に濡れた草はピンとしていてよく切れる。切ると朝露が霧となって、一瞬漂うのが面白い。

畑の中が済むと、畦のススキを刈る。その後は、土手の草を刈る。作業をやっていると、草が草刈り機の刃にまといつき刃の回転が落ちるので、その都度、エンジンを止め、草を取り、エンジンをかけるという作業の繰り返しだ。

畑の中には、白菜に似たような作物がいっぱい育っている。食べることができるようなので、少し刈らずに置いておくことにしよう。スギナ、ワラビ、ススキがしつこい。ほとんど一面に生えていて、大きなものを刈るので精いっぱいだ。これなら、しばらくするとまた、大きく育ってくるであろう。

9時過ぎに、ようやく草刈りは一段落した。作物が結構いい姿で育っているので安心した。ズッキーニは、冬瓜のように太く育っている。


もちろんキュウリも太いのが地面に転がっていた。シシトウとセロリは、おいしそうに育ってきている。

オクラとトウガラシはまだだ。ナスビは1本仕立てにしていなかったので、小さな実が付いてしまった。さっそく、余分な、芽を摘み1本仕立てに仕上げる。


トウモロコシも、花を咲かそうとしている。サツマイモは、マルチをしたところは、よく育っているが、マルチをやらなかったところは草に負けてしまってほとんど大きくなっていない。ルバーブも大きくなってきた。

残念なのは、カボチャだ。草に完全に負けてしま手、根腐れし、枯れてしまっている。種を播いた大葉、、赤シソは何とか育っているが、バジルは駄目だった。

花はどうかな、苗を貰ったマリーゴールドとヒャクニチソウは元気に育っている。種をまいたヒマワリとコスモスもなんとか大きくなってきてくれた。それ以外の、種をまいたコキア、ルピナスの芽は見えない。

KITAHOさんから頂いた、葡萄のナイヤガラは、上手く根付いたようだ。

10時に畑作業は終了する。全身汗だく、くたくたになってしまった。今日の収穫はズシリと重い。それもそのはず、計ってみるとズッキーニの大きい物は、1、2キロもあった。

昼からは、フルート練習だ。まずロングトーンをゆっくりやる。だいぶ音が戻ってきた感じだ。「毎日の練習」はテンポを92に上げて、パターン4を行う。何とかできるようになってきた。もちろん高音はテンポを落とさなけれな吹けない。
「ロマンティック・エチュード」は、NO11は終了し、NO12から始める。これもだいぶできるようになったので、続いてNO13へ移る。トリルが連続するところの運指が乱れる。これは今まであまりやったことがない指使いなので指がもつれるのだろう。

曲へ移る。バッハのポロネーズはだいぶ音の伸びが戻ってきた。しかし、doubleはやはり運指が乱れるところのつらい。「もう少し」がなかなか届かないのだ。問題は、右手の薬指の力が入りすぎることとわかってはいるが、できない。メヌエットは気持ちよく吹けるようになってきた。パディヌリはテンポを落として、正確に運指ができるように心がける。

その後、「名曲31選」から、ケーラーの子守唄をやる。練習するに従い、なじみが出てきた。美しい曲だ。

その後、八ヶ岳フルートアンサンブルの曲をやる。カルメン第1楽章は、テンポを落として、すこし遠ざかっていた記憶を取り戻す。音のつながりが上手くいかない。
第2楽章の有名な旋律のところは滑らかに演奏するよう心がける。第3楽章も滑らかさが求められる。どうもごつごつしてしまうのが難点だ。

その後は、好きな曲の自由練習としよう。アンデルセンOP24のNO4はだいぶできるようになってきた。好きな曲なので、練習していても楽しくなる。そのあと、「ハンガリー田園幻想曲」をやってみる。第1楽章、丁寧に音価を読むのは面倒なので、曲の雰囲気を楽しむ。第2楽章以下は、楽譜を読む練習だ。曲はよく知っているので、何とか最後まで吹くことができた。

あっという間に3時間近く練習していた。練習時間が長くなっても、指や唇、腕が痛くならなくなってきた。

夕方になり涼しくなってきたので、庭をぶらっと歩く。ヤマアジサイの群落が満開だ。

夕食は、今日収穫したズッキーニとシシトウを使ってカレーライスとする。キュウリのみずみずしさは、文句なしだ。ズッキーニ、シシトウも甘くておいしい。

ズッキーニの浅漬けは初めてだが、酒のあてにいける。