ギリシャの財政状態が悪化し、「デフォルト」が危惧されているのだが・・・・。
このことを報じる公共放送であるNHKでさへ、まるで「他人事」のような扱いをしている。
が・・・・。
本当に他人事なのであろうか?。
「他人事」と書いたが、「対岸の火事」と言う言い方も出来るが・・・・。
ここで、何時ものように、このことを身近な問題に例えて考えてみたい。
ギリシャとすれば、現在の生活水準を維持したいので、EUなどに資金援助を頼んでいるが、これは、我々が借金を誰かに頼む時と同じである。
が・・・・。
借金は何時までも出来るものではない。
「物には限度がある」と言うように、借金だって限度があるのだ。
ましてや、金を貸した相手が、そのお金で豊な暮らしをしていたらどうであろうか?。
貸す方とすれば、「いい加減にしろ」と言うのが当たり前であろう。
で、それが「他人事?」とどう関係があるのかと思う人もいるだろうが、日本はギリシャ以上の「借金まみれの国」だからである。
が・・・・。
日本ではそれが表面化しない。
何故なのであろうか?。
その理由は・・・・。
借金をする相手が「外国ではない」からである。
それでは「何処から借金を?」と思う人も多いだろうが、その相手は「日本の国民」である。
一般的には「国債」と言われているが、その真の姿は「赤字国債」である。
それでも良く理解出来ない人も多いだろう。
なので、「国債」の「債」の字に関して考えてみるとよい。
辞書で調べればよくわかるが、「債」と言う字は、「借り・借金・債務・負債」と言う意味を持つ。
つまり、国債とは、「国の借金」なのである。
で、その国債を主に買っているのは、日本の「金融機関と国民」である。
が・・・・。
「金融機関」とは言うものの、その資金は、我々零細庶民を含む「顧客」から預かった、虎の子の「預貯金」である。
もう少し別の言い方をするなら、国民が保有する資産が「赤字国債の担保」になっているのだ。
これは以前にも書いているが、国債の発行額はすでに「1000兆円」を超えている。
これは、オギャーと生まれたばかりの幼子から、棺おけに入る日が近い高齢者を含む、国民の一人ひとりが「800万円以上」と言う多額の借金をしているのと同じなのである。
今はまだ日本国内で国債を買う余地も残っているようなので、その問題も表面化しないが、その余地がなくなったとしたら・・・・。
新たな買い手を捜すためには、「利上げ」が必要になる。
が、その利上げが更に状況を深刻化させるのだ。
1%金利が上昇すると・・・・。
「10兆円」である。
5%も利上げすると・・・・。
「50兆円」も必要になる。
国債を保有している人には、「利上げ」は好都合のように思えるかもしれないが、その原資は「赤字国債の増発」である。
こうなると、正に「負の連鎖」である。
その先に待つものは・・・・。
今のギリシャよりもっとひどいのでは?。
このことを報じる公共放送であるNHKでさへ、まるで「他人事」のような扱いをしている。
が・・・・。
本当に他人事なのであろうか?。
「他人事」と書いたが、「対岸の火事」と言う言い方も出来るが・・・・。
ここで、何時ものように、このことを身近な問題に例えて考えてみたい。
ギリシャとすれば、現在の生活水準を維持したいので、EUなどに資金援助を頼んでいるが、これは、我々が借金を誰かに頼む時と同じである。
が・・・・。
借金は何時までも出来るものではない。
「物には限度がある」と言うように、借金だって限度があるのだ。
ましてや、金を貸した相手が、そのお金で豊な暮らしをしていたらどうであろうか?。
貸す方とすれば、「いい加減にしろ」と言うのが当たり前であろう。
で、それが「他人事?」とどう関係があるのかと思う人もいるだろうが、日本はギリシャ以上の「借金まみれの国」だからである。
が・・・・。
日本ではそれが表面化しない。
何故なのであろうか?。
その理由は・・・・。
借金をする相手が「外国ではない」からである。
それでは「何処から借金を?」と思う人も多いだろうが、その相手は「日本の国民」である。
一般的には「国債」と言われているが、その真の姿は「赤字国債」である。
それでも良く理解出来ない人も多いだろう。
なので、「国債」の「債」の字に関して考えてみるとよい。
辞書で調べればよくわかるが、「債」と言う字は、「借り・借金・債務・負債」と言う意味を持つ。
つまり、国債とは、「国の借金」なのである。
で、その国債を主に買っているのは、日本の「金融機関と国民」である。
が・・・・。
「金融機関」とは言うものの、その資金は、我々零細庶民を含む「顧客」から預かった、虎の子の「預貯金」である。
もう少し別の言い方をするなら、国民が保有する資産が「赤字国債の担保」になっているのだ。
これは以前にも書いているが、国債の発行額はすでに「1000兆円」を超えている。
これは、オギャーと生まれたばかりの幼子から、棺おけに入る日が近い高齢者を含む、国民の一人ひとりが「800万円以上」と言う多額の借金をしているのと同じなのである。
今はまだ日本国内で国債を買う余地も残っているようなので、その問題も表面化しないが、その余地がなくなったとしたら・・・・。
新たな買い手を捜すためには、「利上げ」が必要になる。
が、その利上げが更に状況を深刻化させるのだ。
1%金利が上昇すると・・・・。
「10兆円」である。
5%も利上げすると・・・・。
「50兆円」も必要になる。
国債を保有している人には、「利上げ」は好都合のように思えるかもしれないが、その原資は「赤字国債の増発」である。
こうなると、正に「負の連鎖」である。
その先に待つものは・・・・。
今のギリシャよりもっとひどいのでは?。