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魚野川の朝風景
釣りをした場所ではありませんので、あしからず
本当は、「魚野川のスーパーヤマメ」というタイトルになる筈でした(笑)
29、30日と魚野川(六日町から石打周辺)に行って来ました。
釣行費節約の為、今回も全て下道走行、車中泊です。
外食代を抑える為、食料も家から持ち出しました。
恥ずかしながらの、貧乏釣行です。
28日、朝3時起きで仕事に出て、帰ってきたのが夜7時過ぎ。
家の布団に入って寝てしまうと、朝に起きられなくなる可能性が大。
風呂に入って食事を済ませ、そのまま出発します。
早いところ現着して、釣り場で睡眠を摂り朝を迎えたほうが、翌日が楽かも?です。
29日朝、夜明けと同時に、マイ・フェイバリット・ポイントに入川。
何故かそこには、殆ど人は入りません。
魚野川で釣りをする時には、僕は真っ先に有名ポイントを外してしまうので、
それも然りかもしれません。
話しには聞いていたけど、水が少ない。。。
今の時期、こんなに水量の少ない魚野川は初めてです。
平水なら、胸の深さまで水があるはずのそのポイント。
いつもなら、膝上まで入るのも怖いような流れがあるのですが、
簡単に対岸まで渡れてしまうし、水底も丸見えです。
「う~ん、こりゃダメかな?」と思いつつも、自分の好きなポイントですから、
とりあえずやってみるかと、竿を出します。
今の時期、平水位なら、かなりのヤマメが付いている場所なんですが。
朝の暗い内だけ、ポツポツとアタリがきて、
数匹の良型(まあまあ)ヤマメと小型のニジマスが釣れました。
が、陽が昇るとさすがに、ハヤの反応以外無くなってしまいます。
すかさずポイント移動
それにしても暑い。
汗が湯水の如く湧き出してきて、脱水症状直前といった感じになってきます。
水分補給を怠らぬようにしながら、数箇所のポイントを巡りますが、
減水に猛暑が加わって、かなり厳しい状況です。
大場所、小場所、どこへ行ってもハヤしか来ません。
今日は、瀬、それも変化のある瀬の中じゃないとダメなのかなと、
普段はあまり行かない、石打方面まで上ってみることにしました。
そこで、一匹のスーパーレインボーと呼ぶに相応しい魚と巡り会うことになるとは、
夢にも思っていませんでした。
時刻は12時前、ピーカン真っ盛り。
瀬の中の障害物周り、対岸から垂れ下がった木の枝の下などを、
タイトにタイトに、丁寧に探っていきます。
減水とは言え、そこは魚野川本流、ほんの少しでも筋を外せば、
餌は底を捉えることは出来ません。
それでもヤマメからの答えは返ってきません。
小さなテトラの際際、ほんの小さなヨレに流し込んだ時、
明らかにハヤとは違うアタリが来ました。
後は、必死でやりとりしたこと以外、あまり覚えていません。
奴が、激流の中をとんでもないスピードで遡って行く時、興奮の最高潮に達していたこと以外は。
足場が良かったのが幸いしました。
手持ちのタモには到底入らず、小砂利の浅瀬に誘導しハンドランディングすることが出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/be/7c5c3a0a37e76f085077cc0b815f45dc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/42/551ee623994361e6838de579699a1b9e.jpg)
61センチ 野生のスーパーレインボー
こんな魚を延べ竿で獲ってしまうと、本流延竿釣りにドップリと嵌るキッカケになってしまいます。
「リール付きで釣った魚には意味が無ぇ~んだ」ってね
(ルアーマン、フライマンを揶揄している訳では無いので、誤解なさらぬよう)
奥多摩川で、40アップのヤマメを本流竿で釣って以来、
淡水域でのルアー、フライは、一切やらなくなりました。
そして、この日の釣りを終了。
どっと疲れが押し寄せてきました。
車のシートを倒し、眠りに付きます。
帰ろうかとも思いましたが、ヤマメが27センチ止まり。
何とか一匹は、良いヤマメを釣らないと素直には帰れません。
夕方から翌日は雨の予報。
風も強くなってきました。
夜半、目を覚ますと、車が揺れるほどの強風が吹き荒れています。
ここでも、帰ろうかと迷いますが、ひょっとしたら朝の一時だけ、
風の止み間があるかもしれないと予想し、夜明けを待ちます。
3時頃、雨まで本降りになってしまいました。
しかし、この雨は、減水で活性の低いヤマメを動かしてくれるだろう。
そう思いました。
朝4時、雨の中準備をしていると、嘘のように雨も風も治まった。
予想はピッタリ的中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/10/886710e5304ce179bb0a856df04f666c.jpg)
大きくは無いが、待ちに待った一匹
ドボーン、ドボーンとハイジャンプする強烈なパワーを備えている。
雨具の袖が解れているのは御愛嬌
朝の数投で、何とか一匹出た。
30センチ、ギリ尺しか無いが、素晴らしいヤマメだ。
きっとすぐに、強い風がまた吹いてくる。
魚野川のスーパーヤマメには、再度挑戦することにして、今日は竿を仕舞おう。
この時既に、体は限界を迎えていました・・・。
釣果 一日目
ヤマメ 21~27センチ 6匹
ニジマス 20センチ台 3匹
61センチ 1匹
釣果 二日目(早朝のみ)
ヤマメ 30センチ 1匹
竿 ダイワ ファイア~ウルフP2
道糸 ダン岩太郎0.8号
ハリス ダン岩太郎0.8号
針 カツイチ 一番ひねり ヤマメ半スレ 8号
ガン球 3B~0.5号
餌 ミミズ
走行距離 330km
写真に載っていたニジマスにはビックリです!!自分も本流釣りをしていますが、大きいのを釣ったことがありません…(>_<)
良ければ情報を教えて下さい。
いつも、ブログ見ていただいて、ありがとうございます。
釣った本人もビックリですが、昨年の雪辱を果たせました。
しかし、写真の撮り方が下手で、本当の魚の綺麗さが出ていないのが残念です。
いい川へ通っていれば、いつかきっとメルメルさんも、
大きな魚に巡り会えますよ。
頑張って、いい魚を釣ってください。